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ハンガリー首相、クロアチア大統領の名前がウクライナのブラックリストサイトに(Sputnik International)
http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/659.html
投稿者 Silverfox 日時 2022 年 5 月 04 日 09:44:19: DiI5lSKh.N61A U2lsdmVyZm94
 

ハンガリー首相、クロアチア大統領の名前がウクライナのブラックリストサイトに(Sputnik International)

https://sputniknews.com/20220502/names-of-hungarian-pm-croatian-president-appear-on-notorious-ukrainian-kill-list-site-1095201549.html

2022年5月2日
イリヤ・ツカノフ

ウクライナの保安庁(SBU)と内務省の職員によって運営されているウェブサイト「ミロトボレッツ」は、「ウクライナの敵」とされる人物の個人情報を公開している。このサイトに名前が掲載されたうちの何人かは殺害されており、人権団体やいくつかの政府は同サイトを閉鎖するよう繰り返し求めている。

ハンガリー首相ビクトル・オルバンの名前が、悪名高いウクライナのウェブサイト「ミロトボレッツMyrotvorets」(直訳すると「平和維持軍」)に掲載された。

この58歳の政治家は、「ロシアの戦争犯罪者の共犯者」、「ウクライナとその市民に対するロシア当局の犯罪の共犯者」、「ウクライナに対する人道的侵略行為への参加」、「反ウクライナ宣伝を行う者」として、そして「ロシアの侵略者に常に協力している」としてリストアップされている。

オルバンの「犯罪」としてはとりわけ、ウクライナへの武器が彼の国の領土を通って送られることを拒否したこと、そしてロシア産ガスの供給を断ることを(今現在だけでなく)将来にわたっても拒否したことが含まれる。またロシア産ガスの代金をルーブルで払う意志を示したことも問題視されている。

このサイトはさらに、ハンガリーが独立を維持しようとして受けている圧力、すなわち「ブリュッセルの官僚主義、ソロス帝国の資金と団体、国際メディアやウクライナの大統領」についてのオルバンの4月4日の発言を持ち出してきている。

そして最後に、このサイトは、オルバンが2014年以降のキエフ政権に対して、西ウクライナのハンガリー系住民のコミュニティを尊重し、より大きな自治をトランスカルパチアの住民に提供するよう要求していることを指摘している。

オルバンとともに、クロアチアの大統領ゾラン・ミラノビッチの名前もサイトに追加された。ミラノビッチは、「クレムリンのプロパガンダの拡散」と、いわゆる「ウクライナに対するロシアの侵略の支持と正当化」のために「ウクライナに対する人道攻撃」を行ったということで「ロシアの侵略者の共犯者」としてリストされている。

このサイトは、ロシアがヨーロッパ全体の安定の「方程式」の「因数」でなければならないというミラノビッチの2022年2月2日の発言と、彼がウクライナのNATO加盟に反対したことを持ち出してきている。

現在、ロシア安全保障理事会の副議長を務めている元ロシア大統領兼首相ドミトリー・メドベージェフは、オルバンとミラノビッチがこの悪名高いウェブサイトに登場したことは、ウクライナのネオナチが西側から受け取った武器、傭兵、そして資金の量に不満を持っている兆候であると示唆した。

この調子では、ウクライナのナチはすぐに不愉快な指導者に対して報復を行い、直接ヨーロッパの首都で「善人と悪人を区別する」行動を起こすだろう、とメドベージェフは彼のテレグラムチャンネルに書いている。

ハンガリーは、2月にウクライナ危機が深刻化したことをきっかけとしたEUの反ロシア政策に足並みをそろえることを拒否している。日曜日に、首相府長官ゲルゲイ・グヤーシュは、ブダペストはEUのロシアに対する制裁の拡大を「支持しない」ことを「明確にし」、ロシアの石油を禁止するブリュッセルの計画に対して拒否権を行使する可能性をほのめかした。

死に至るウェブサイト

ジャーナリスト、人権団体、G7、およびロシア外務省は、「ミロトボレッツ」がそこに記載されている個人を殺害し、脅迫し、脅迫する、いわゆる「ウクライナの敵」に対する攻撃に利用されていることを理由に、同サイトを閉鎖するよう繰り返し求めている。2014年に設立されたこのサイトは、ウクライナの野党政治家や公人から外国の役人、ジャーナリスト、ビジネスマンまで、数万人の名前を集収している。

2015年、元ウクライナ国会議員オレグ・カラシニコフとジャーナリストで作家のオレス・ブジナが、個人情報(住所を含む)がサイトに掲載された後に殺害された。殺される前に、カラシニコフは、彼の情報がサイトに載った後、彼の生命に対する脅威について繰り返し報告した。彼とブジナが殺害された後、「ミロトボレッツ」の公式Twitterユーザ名で、「エージェント404による任務が正常に完了した」と嘲笑的な投稿をした。404とはよく知られているHTTP 404 "not found"エラーから来ている。

その後、サイトに記載されている他の何人かのジャーナリストや公的な人物が殺害された。殺害された人物の中には、ドンバスで働いていたイタリアの独立ジャーナリストであるアンドレア・ロッケリがいる。

2015年には、同ウェブサイトはシリアでの反テロ作戦に関与するロシアの軍人の個人データを公開し始めた。当時の内務省顧問アントン・ゲラシチェンコは、ダーイッシュ(ISIS)に対してシャリア法の下でロシア軍に「対処する」するよう公に奨励した。彼のコメントを受けて、ロシアの調査委員会は彼がテロ活動を公に呼びかけたことに対する刑事訴訟を始めた。

2016年、「ミロトボレッツ」はドンバスで働いていた約5,000人のウクライナ人、ロシア人、西洋人のジャーナリストの詳細な個人データをリークした。流出した記録の中には、電話番号や住所などの詳細な個人情報があり、多くのジャーナリストが自分たちの生命に対する脅威を報告している。

オルバンは「ミロトボレッツ」リストに追加された最初のハンガリー人ではない。2018年には、トランスカルパチア出身の300人以上のハンガリー人住民が「違法に」ハンガリー市民権を取得した(ウクライナは二重国籍を認めていないが、政治・実業エリートの多くは二つ以上の市民権を保持している)としてリストアップされた。2018年10月、ハンガリーのペーター・シヤルト外務大臣は、キエフ当局が当時のペトロ・ポロシェンコ大統領の低下した支持率を回復させるための必死の試みのなかで「ヘイトキャンペーン」の一環としてウェブサイトを使用していると述べ、同サイトとウクライナ政府を非難した。

(訳:Silverfox)  

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コメント
1. 2022年5月04日 13:06:25 : jpANwa3qXg : ODR4cEtua2JGYWs=[59] 報告
ハンガリーは、、ポーランドと同様に、かつてハンガリー領だった地域を狙っている、という情報がある。ハンガリーがロシア側に立って参戦するかもな。こんなリスト作ってるようでは。
2. 2022年5月04日 13:44:29 : w2ofPGwXDQ : VXRRaHVJSEI1dmM=[42] 報告
疑惑のハンガリー、ロシアのウクライナ侵攻に協力で旧領復活を期待?

https://grandfleet.info/european-region/do-you-expect-the-former-territory-to-be-revived-in-cooperation-with-the-alleged-invasion-of-hungary-and-russia-into-ukraine/

ウクライナ国防安保委員会のオレクシー・ダニロフ氏は2日、ハンガリーはロシアのウクライナ侵攻に協力する事で「旧領を取り戻せる」と期待していたと明かした。

ダニロフ氏の言及は証拠が無い為直ぐに問題化するとは思えないが、NATO・EU加盟国からのハンガリー不信は高まるだろう
西ウクライナ地域と国境を接するハンガリーはNATOやEUの加盟国だが、ウクライナへの武器供与を拒否、他国が自国領を経由してウクライナに武器を輸送する事も禁止、EUが導入を検討予定しているロシア産石油の禁輸措置には拒否権を発動すると公言しており、あからさまなロシアへの協力姿勢が浮き彫りになっている。

この問題についてウクライナ国防安保委員会のオレクシー・ダニロフ氏は2日、出演した現地番組の中で「ハンガリーはプーチンから事前にウクライナ侵攻を知らされていた。彼らはロシアがウクライナで起こす戦争で自国領の一部を取り戻せるかもしれないと期待していたが、そのような結果は絶対に起こらない。この様な振る舞いを選択したハンガリーにどの様な結果が訪れるのか見てみよう」と語り注目を集めているが、主張の根拠については詳細を明かしていない。

ダニロフ氏が言及した「自国領の一部」とはハンガリー王国時代に領有していたザカルパッチャ州(西ウクライナ地域の一部)の事を指している可能性が高く、もしロシアとハンガリーの間でウクライナ侵攻に関する何らかの密約(協力と引換えにザカルパッチャ州の譲渡など)が交わされていたのなら中々興味深い話だ。

因みに露コムソモリスカヤ・プラウダ紙に第二作戦の展望を寄稿したヴィクトル・バラネッツ(ロシア軍元大佐)氏も「1世紀以上に渡って反露イデオロギーが植え付けられた西ウクライナの住民を再教育するのは難しい、この地域をポーランド、ハンガリー、ルーマニアに譲渡して消滅させるか中立を条件に西ウクライナと生かすか選ぶ必要がある」と述べていたので、ハンガリーがザカルパッチャ州を取り戻せると期待したという話は何となく真実味を感じてしまう。

まぁダニロフ氏の言及は証拠がないため真実かどうか不明だが、NATO・EU加盟国のハンガリー不信に一石を投じるかもしれない。

追記:ハンガリーはウクライナ難民を50万人以上受け入れている。


[スレ主【Silverfox】による初期非表示理由]:アラシかも(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)

3. 2022年5月04日 18:52:15 : iWKBs9JGfs : ZlVURkxYanhQaFE=[4] 報告
>>2

あほらしい

ハンガリーがザカルパチアを得るメリットはない

ロシアと違ってハンガリーは、安全保障上の脅威をウクライナから受けているわけではない

まあハンガリーを貶めてEU内での立場を弱め、ロシアへの制裁強化を狙ったウクライナらしいやり方だろう

4. 2022年5月05日 00:42:27 : BenOoI7waI : WjVxcnA1b1RBQi4=[7] 報告
ポーランドはウクライナに侵入する可能性をSVRが指摘してるよ。ヨーロッパの国同士の関係なんてそんなもん。
5. 2022年5月05日 05:44:32 : Ft5PhGZaus : eVhpVlpSams1eTY=[1086] 報告
 エリツィンがソ連解体でやった東欧への処置のいい加減さが今になって噴き出し、ポーランド、ハンガリーが旧帝国の領土奪回に動き出した。NATO-EUもなすすべはなかろうし、米英主導のウクライナ戦争、マスゴミを使ってその野望のいとを隠しているが、思わぬ「裏口」ー「勝手口」から火の手が上がり出した。
6. 2022年5月05日 10:15:19 : G6oRVJZORE : bVFyUHFJZEZVYmM=[1] 報告
さすがテロ国家ウクライナチスだな。
7. 2022年5月07日 13:04:22 : hHRyrQsPsY : Nk5rVnVxSUM2Vk0=[842] 報告
3月にゼレがeffectively we no longer have a border with Poland, with a friendly Poland.「トモダチのポーランとの国境はもはやない」と言ったら、ポーランのドゥダは5/3の憲法記念日演説で、国境をなくして兄弟仲良く住もう、てなことを言った。
領土をねらっているのはポーランドではないのか、ゼレはそれに尻尾を振っていていいのか。

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