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科学的に無意味な数字をさも重要であるかの如く扱い、人びとを脅すマスコミ
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202201100000/
2022.01.10 櫻井ジャーナル
正月明け後、「新型コロナウイルス」の「感染者数」が増えていると騒がれ始めた。騒いでいるのは言うまでもなく政府、自治体、マスコミなど。2020年3月11日にWHO(世界保健機関)がパンデミックを宣言して以来、恐怖を煽り、「ワクチン」の接種を推進してきた集団だ。もしPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査の陽性者を「感染者」と見なしているなら、この数字は科学的に無意味である。
アメリカのCDC(疾病予防管理センター)は「SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)」への感染を確認するためだとして「2019年新型コロナウイルス(2019-nCoV)リアルタイムRT-PCR診断パネル」を利用してきた。
そのEUA(緊急使用許可)の発行をFDA(食品医薬品局)に求めたのは2020年2月のこと。SARS-CoV-2が引き起こす「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)」の診断のみに使うという条件がついていたのだが、8月にはインフルエンザA型とインフルエンザB型も検出できるものも開発されたとされた。
しかし、この検査方法のEUAを2021年12月31日以降、取り下げるとCDCは同年7月21日に発表、SARS-CoV-2とインフルエンザ・ウイルスを区別できる手段を探すように求めている。つまり、これまで使われてきた方法ではSARS-CoV-2とインフルエンザ・ウイルスを区別できないということだ。実際、COVID-19騒動が始まってからインフルエンザは姿を消した。
この発表の前、5月1日にカリフォルニア大学、コーネル大学、スタンフォード大学を含む7大学の研究者は、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査で陽性になった1500サンプルを詳しく調べたところ、実際はインフルエンザウイルスだったと発表している。この結論をカリフォルニア大学は間違いだと主張したが、その根拠は示されていない。
インフルエンザウイルスとコロナウイルスを区別できないなら、コロナウイルスの「旧型」と「新型」も区別できないだろう。インフルエンザだけでなく風邪もCOVID-19だとカウントしている可能性があるということだ。
本ブログでも繰り返し書いてきたが、PCRを利用したSARS-CoV-2の診断手順はドイツのウイルス学者、クリスチャン・ドロステンらが2020年1月に発表、その手順をWHO(世界保健機関)はすぐに採用、世界に広まった。
この診断手順が採用された当時、単離されたウイルスを使えなかったことをCDCは認めている。少なくともその時点でSARS-CoV-2の存在が確認されていたとは言えないのだ。
しかも、その手順に科学技術的な間違いがあるとする指摘が出されるようになる。昨年1月20日にはWHOでさえ、PCR検査が診断の補助手段だとしているが、PCR検査を利用しないと「無症状感染者」を作り出すことができず、「パンデミック」のストーリーは語れなくなってしまう。
PCRを開発し、1993年にノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリスはこの技術は分析のものであり、診断を目的にしていないと語っていた。PCRは特定の遺伝子型を試験管の中で増幅する技術で、増幅できる遺伝子の長さはウイルス全体の数百分の1程度にすぎない。
増幅の回数(Ct値)を増やしていけば医学的に意味のないほど微量の遺伝子が存在しても陽性になるだけでなく、偽陽性の確立が増えていくことも知られている。偽陽性を排除するためにはCt値を17以下にしなければならず、35を超すと偽陽性の比率は97%になるとも報告されているのだが、2020年3月19日に国立感染症研究所が出した「病原体検出マニュアル」のCt値は40。医学的には無意味だ。
PCRは「感染者」を見つけるためには不適切な手段であり、この技術を使うにしてもCt値がいくつなのかは重要な情報で、必ず発表しなければならない。陽性だからといって感染しているとは言えない。しかも、ここにきて蔓延しているという「オミクロン」は症状が「マイルド」だとされている。
それに対し、COVID-19への恐怖心を煽っている政府、自治体、マスコミなどが接種を推進している「ワクチン」の深刻な副作用は明確。若者や子どもに心筋炎や心膜炎を引き起こしているほか、帯状疱疹や⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)の発症も早い段階から指摘されていた。
最も広く使われている「mRNAワクチン」はSARS-CoV-2のスパイク・タンパク質を体内で製造、それによって抗体を作り出すとされているのだが、これにはリスクが伴う。
抗体は感染を防ぐ「中和抗体」と防がない「結合(非中和)抗体」があり、結合抗体はウイルスを免疫細胞へ侵入させて免疫の機能を混乱させる可能性がある。
コロナウイルスは変異しやすいことで知られているが、「変異株」に対して「中和抗体」が「結合抗体」化することも考えられる。またコロナウイルスは構造が似ているため、通常の風邪を引き起こしていたウイルス、あるいは感染しても無症状だったウイルスでも深刻な影響が出てくることも考えられる。ADE(抗体依存性感染増強)だ。
また、スペインのパブロ・カンプラ教授は昨年6月、「mRNAワクチン」の中に「酸化グラフェン」があることを電子顕微鏡などで発見したと発表した。有力メディアはこの発表に否定的な話を流したが、7月になると少なからぬ人が注目するようになる。8月下旬には日本政府が「モデルナ製ワクチン」の中に磁石へ反応する物質が見つかったと発表、160万本が回収されたと伝えられている。
パンプラは11月、周波数の分析で酸化グラフェンが「ワクチン」に含まれていることを確認したと発表したが、その論文を読んだドイツの化学者、アンドレアス・ノアックは酸化グラフェンでなく水酸化グラフェンだろうと解説している。
ノアックによると、この物質は厚さが0.1ナノメートルの小さな板のようなもので、彼はカミソリの刃になぞらえていた。「mRNAワクチン」を接種すると、血管の中を小さな「カミソリの刃」が動き回るというわけだ。
また、「mRNAワクチン」で使われている有害なLNP(脂質ナノ粒子)は肝臓、脾臓、副腎、そして卵巣に分布すると報告されている。LNPが卵巣に分布する量は微量なので心配しなくて大丈夫だと主張する人もいるようだが、ごく微量であろうと存在してはいけない物質が存在する。LNPが卵子に影響、不妊につながることは否定できない。
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