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社会の収容所化への抗議が強まる中、ボツワナで「スーパー変異種」を発見
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2021.11.27 櫻井ジャーナル
COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)対策だとして推進されてきた社会の収容所化に対する抗議活動が広まる中、「SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)」の「スーパー変異種」が11月11日にボツワナで発見され、「B.1.1.529」と命名されたと伝えられている。WHO(世界保健機関)によると、この「スーパー変異種」のゲノム配列で判明しているのは100以下だが、「デルタより悪い」そうだ。
当初の報道では、ボツワナで3ケース、南アフリカでは6ケース、香港でも南アフリカから帰国したひとりから見つかったとされていた。香港で「スーパー変異種」への感染が確認されたとされた人は出発前にPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査を受け、陰性。4ケースでは「COVID-19ワクチン」をフル接種していたという。
コロナウイルスを含むRNAウイルスは変異が激しいので、変異種が出てくるのは当然で、これまでコロナウイルスのワクチンが作れなかった一因はここにあるという。コロナウイルスが引き起こす病気は「風邪」にすぎなかったことも研究が進められなかった一因だろう。ところが、SARS-CoV-2の場合、変異によって危険度が増しているとされている。
「COVID-19ワクチン」を接種しても「感染」するどころか、接種者の方が「感染」しやすいという報告もある。そうしたこともあり、「感染」の原因はADE(抗体依存性感染増強)でないかと推測する人もいる。ADEの問題は「COVID-19ワクチン」の接種が始まる前から懸念されていた。
コロナウイルスの表面にはスパイク・タンパク質と呼ばれる突起物が存在、mRNA(メッセンジャーRNA)技術を使った「ワクチン」は体内でスパイク・タンパク質を製造させ、そのスパイク・タンパク質に抗体を作らせることになっている。
しかし、抗体には感染を防ぐ「中和抗体」と感染を防がない「結合(非中和)抗体」があり、結合抗体はウイルスを免疫細胞へ侵入させて免疫の機能を混乱させることがある。ADE(抗体依存性感染増強)だ。その結果、人間の免疫システムに任せておけば問題のない微生物で深刻な病気になる。
そのスパイク・タンパク質が病気の原因になっている可能性があるとソーク研究所は今年4月に発表している。呼吸器ではなく血管にダメージを与えているという。脳へウイルスが侵入した形跡がないにもかかわらず神経系の症状が出るのもそのためだという。
接種後に帯状疱疹や⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)が現れると早い段階から報告されていたが、今年の4月頃になると、イスラエルで心筋に炎症を引き起こす若者が目立つと報告されるようになった。イスラエルからの情報をアメリカのFDA(食品医薬品局)やCDC(疾病予防管理センター)も否定できなかった。「COVID-19ワクチン」が血管内皮に炎症を起こすとする報告もある。
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