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科学的根拠なく始まったパンデミック騒動で登場した危険なワクチンの接種は続く
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202110160001/
2021.10.16 櫻井ジャーナル
アメリカのCDC(疾病予防管理センター)とFDA(食品医薬品局)が共同で運用しているVAERS(ワクチン有害事象報告システム)への報告によると、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」を接種した後に死亡した人の数は10月8日現在、1週間前より456名増えて1万6766名に達した。
この数字は自主的な報告に基づくもので、過去の例では全体の1%未満あるいは10%程度という推計がある。実際に「ワクチン」の接種で死亡した人数は数十万人に達している可能性があるということだ。そうしたことになる理由のひとつはVAERSの手続き方法を看護師は教えられていないことが少なくない上、手続きが煩雑、しかも病院で報告を妨害されることもあると言われている。
COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動は2019年12月に中国湖北省の武漢で27名の肺炎患者が見つかったところから始まる。その月の31日に中国からWHO(世界保健機関)へ原因不明の肺炎患者が見つかったと報告された。
その武漢における肺炎騒動は短期間で沈静化する。キューバで研究が進んでいる「インターフェロン・アルファ2b」が効果的だったと報道されていた。中国には吉林省の長春にこの薬の製造工場があり、供給が容易だったことも幸いしたという。この薬はリンパ球を刺激して免疫能力を高める効果があるとされている。キューバでは1981年にデング熱が流行したが、この時に効果的だったことから研究が本格化したようだ。
今回の件で中国の習近平国家主席はキューバのミゲル・ディアス-カネル大統領に謝意を述べたという。ただ、キューバで研究されている薬のため、アメリカやその影響下にある国々では使われない。口にすることすら憚られるようだ。
この段階で病気が世界に蔓延していたわけでも多くの人が死んだわけでもないのだが、2020年3月11日にWHOはパンデミックを宣言する。その理由はWHOの資金源を調べれば推測できる。
WHOは国連専門機関のひとつだが、アメリカの私的権力から多額の資金を受け取っていることがわかる。例えば2018年から19年にかけての上位寄付者を見ると第1位はアメリカだが、第2位はビル・アンド・メリンダ・ゲーツ財団、第3位はイギリス、そして第4位はGaviワクチン同盟だ。
このGaviは2000年にWEF(世界経済フォーラム)の年次総会で設立された組織。メンバーには各国政府のほか、WHO、UNICEF(国連児童基金)、世界銀行が含まれる。2016年から2020年の期間にGaviへ最も多額の寄付をしたのはイギリスで、全体の25%。それに続くのはビル・アンド・メリンダ・ゲーツ財団、アメリカ、ノルウェーだ。
WEFはヘンリー・キッシンジャーの教え子であるクラウス・シュワブが創設した巨大資本の広報的な団体で、昨年6月、COVID-19のパンデミック騒動を利用して「資本主義の大々的なリセット」を実行すると宣言している。言うまでもなく、リセットするためには既存のシステムを破壊する必要がある。
現在、「ワクチン」推進派は「デジタル・パスポート」を携帯させようとしている。シュワブもそうしたひとりで、2016年1月にスイスのテレビ番組に出演した際、マイクロチップ化されたデジタル・パスポートの話をしている。最初は服に取り付け、さらに皮膚や脳へ埋め込み、最終的にはコンピュータ・システムと人間を融合するという。
シュワブの仲間であるマーク・カーニーはゴールドマン・サックスを経て2013年7月から20年3月までイングランド銀行の総裁を務めているが、総裁時代の2019年8月にドル体制の終焉とデジタル通貨の導入について語っている。
イングランド銀行はアメリカのFRB(連邦準備理事会)と同じように私的企業。1694年にオラニエ公ウィレムが銀行家によるカルテルの中枢として設立、1815年にワーテルローでフランス軍が敗北して以降、ネイサン・メイヤー・ロスチャイルドがイングランド銀行を支配するようになった。
COVID-19の原因は「SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)」だとされているが、騒動は始まった当時、このウイルスは単離されていない。これはアメリカのCDCも認めている事実だ。
そうした状態でPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)を利用した診断手順をドイツのウイルス学者、クリスチャン・ドロステンらが2020年1月に発表し、WHO(世界保健機関)はすぐにその手順の採用を決める。その後、ドロステンたちの手順に科学技術的な間違いがあると指摘されことになり、今ではPCRを診断の補助手段と位置づけている。
PCRによって「感染拡大」は演出され、人びとの頭脳にはそのイメージが植えつけられた。パンデミックで人びとを脅し、正式に承認されているわけではない「ワクチン」を接種させてきた。アメリカではEUA(緊急使用許可)に基づいて使われはじめたが、その5カ月以上前にアメリカ政府は「ワクチン」を受け入れさせる方法を研究している。
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