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日本でも心筋の炎症に注意しなければならない時期に入っている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202109030000/
2021.09.03 櫻井ジャーナル
イスラエルは「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」の接種に熱心な国だと言える。昨年12月の下旬から今年3月の中旬にかけて一気に接種、100名当たりの接種件数は3月上旬には100件を超えている。接種のピークは1月の下旬だった。そして4月、十代の若者を含む人びとの間で心筋炎や心膜炎が増えていることが問題になりはじめる。
こうした情報に対し、アメリカにおける伝染病対策の拠点、CDC(疾病予防管理センター)は「COVID-19ワクチン」と心臓の炎症に関連性はないと主張するが、5月に「ワクチン」のデータを見直すと言わざるをえなくなり、緊急会議を開催することになる。CDCが「ワクチン」接種者の「感染」状況を追跡調査しなくなったのは5月1日からだと伝えられている。
CDCのACIP(予防接種実施に関する諮問委員会)は6月23日、「mRNAワクチン」と「穏やかな」心筋炎との間に関連がありそうだと語った。6月25日にFDA(食品医薬品局)はmRNA(メッセンジャーRNA)技術を使ったファイザー製とモデルナ製の「COVID-19ワクチン」が若者や子どもに心筋炎や心膜炎を引き起こすリスクを高める可能性があると発表した。
CDCやFDAも「COVID-19ワクチン」が心筋に炎症を引き起こすことを認めざるをえなくなったわけだが、その直前、西側の有力メディアは「COVID-19による死者」の大半は「ワクチン」を接種していない人だと宣伝している。
しかし、CDC(疾病予防管理センター)のMMWR(罹病率死亡率週報)に発表された報告の中で、「COVID-19ワクチン」を最初に接種してから14日未満の人は非接種者と見なされている。その間に死亡した人は「ワクチン」を接種していなかったことにされるということだろう。
また、本ブログでも繰り返し書いてきたが、「COVID-19による死者」は死者のうちPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査の陽性者を意味していた。そうした死者の大半が高齢者で、心臓病、高血圧、脳卒中、糖尿病、悪性腫瘍(癌)、肺疾患、肝臓や腎臓の病気を複数抱えていることは世界共通だった。CDCは昨年4月、死亡した患者の症状がCOVID-19によるものだと考えて矛盾しないなら、死因をCOVID-19として良いとしていた。そのCDCでさえ、COVID-19以外に死因はないと言えるケースは全体の6%にすぎないとしている。「COVID-19ワクチン」と心筋炎の関係が注目されたのは、若者にそうした症状が出ているからだ。
日本で「ワクチン」の接種が増え始めたのは5月頃からで、6月からは急激に接種者が増えた。イスラエルから半年近く遅れていると言えるだろう。心筋炎の問題が半年遅れで増えるとするなら、10月ということになるが、その前、9月からそうした事例が増える可能性がある。つまり日本でもすでに、そうしたことが起こり始めているかもしれない。
「COVID-19ワクチン」を接種してもCOVID-19に「感染」する、つまりPCRで陽性になることも明らかになってきた。イスラエルでの調査によると、人間の免疫システムはBioNTech/ファイザー製の「ワクチン」より桁違いに「デルタ株」の予防や回復に効果があるというのだ。「ワクチン」の接種者と非接種者でPCRのCt値を変えているという話も聞く。「ワクチン」接種者は偽陽性率が半分程度の28だが、非接種者は従来通り偽陽性率が97%以上の40だとも言われているのだ。
PCRは特定の遺伝子型を試験管の中で増幅する技術であり、その増幅の回数を「Ct値」と呼ぶ。その値を増やせば、つまり増幅回数を増やせば、医学的に意味のないほど微量の遺伝子が存在しても陽性になる上、偽陽性も増える。
偽陽性を排除するためにはCt値を17に留めなければならないとする報告もあるが、そうなると感染が拡大していると宣言はできない。Ct値が35を超すと大多数が偽陽性になり、何を調べているのかわからなくなる。WHO(世界保健機関)でさえ、昨年12月14日にPCRのCt値を高くしすぎないようにと通告、今年1月20日にはPCR検査を診断の補助手段だと表現している。ちなみに、2020年3月19日に国立感染症研究所が出した「病原体検出マニュアル」を見るとその値は40だ。
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