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収容所化の強化でワクチン接種は促進されるか?
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202104200000/
2021.04.20 櫻井ジャーナル
COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチンの接種を進めて「デジタル・ワクチン・パスポート」を持たせ、人びとの行動を監視する仕組みを作り上げるという計画がある。EUでは2022年に「ワクチン・カード/パスポート」を市民に持たせる計画がCOVID-19のパンデミック騒動が始まる前に立てられていた。
ドイツのアンゲラ・メルケル首相は2月19日にG7首脳によるオンライン会議が開かれた後、記者団に「パンデミックは全世界の人がワクチンを接種するまで終わらない」と語ったというが、ワクチン・パスポートの計画を実現するためには世界の人がワクチンを接種する必要がある。
100人当たりの接種回数を見るとイスラエルが突出して多く、100回を上回っている。イギリスやアメリカも多いのだが、明治維新から米英両国の影響下にある日本は少ない。COVID-19ワクチンの副作用が薬害レベルになっていることを考えると悪いことではないが、日本政府にはワクチン接種推進派から圧力がかかっているだろう。
ワクチンの接種を促進する方法のひとつはCOVID-19の恐怖を煽ること。感染者数が増え、死亡者も増えているのでワクチンを接種しましょうということだ。
ある時期までPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査の陽性者を感染者と見なしていた。この検査方法を開発し、1993年にノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリスはこれをウイルスの検査に使ってはならないと語っていた。
PCRを病原体の検査に使うことで流行していない伝染病が流行していると判断してしまったケースをニューヨーク・タイムズ紙は2007年1月22日付け紙面で明らかにしている。
同紙によると、2006年4月にアメリカのニューハンプシャー州にあるダートマース・ヒッチコック医療センターでひとりの医師が2週間ほど咳き込み、他の医療関係者も咳をするようになったことから百日咳の感染が疑われたところから話は始まる。
そこで医療センターで働く1000名近くが簡易検査を受け、勤務から外された。そのうち142名が百日咳に感染しているとされ、数千名がワクチンを接種する事態になったのだが、本格的な検査を実施しても百日咳菌に感染していた人は確認されず、通常の風邪だった可能性が高いことがわかったのだ。騒動が始まってから8カ月後、関係者は伝染病が発生したとする警報はまちがいだったことを知らされた。
こうした間違いを引き起こした原因のひとつがPCRのような高感度の簡易検査だと指摘されている。PCRを過度に信じることは存在しない伝染病の幻影を作り出すことになるということだ。
病気の原因を突き止める作業は意外と難しいようで、多くの人が肺炎で死亡した「スペイン風邪」もそうした一例。この伝染病は1918年から20年にかけて猛威を振るい、1700万人から1億人が死亡したと言われている。
最初の患者はアメリカのカンザス州にあるフォート・ライリーにいたアメリカ兵だった可能性が高い。その基地には1917年夏、ヨーロッパ戦線へ送る新兵の訓練を目的としてキャンプ・ファンストンが建設されていた。1918年夏頃から肺炎で死亡する人が増え始め、流行は1920年まで続いた。
「スペイン風邪」はインフルエンザだということから、肺炎の原因はインフルエンザだと思っても不思議ではないが、実際は違ったようだ。アメリカのNIAID(国立アレルギー感染症研究所)の研究者が2008年に発表した論文によると、1918年から19年にかけて死亡した人の死因は細菌性肺炎だったという。その細菌がどこから来たのかは不明だが、髄膜炎のワクチンが原因ではないかとする仮説もある。
キャンプ・ファンストンでは1917年10月から11月にかけて伝染性の髄膜炎が流行、ロックフェラー研究所が研究していた実験段階のワクチンを志願者に接種され、血清がイギリス、フランス、ベルギー、イタリアなどへ送られているというのだ。
スペイン風邪の場合は解剖の結果を検討し、細菌性だと結論づけたようだが、COVID-19の場合はPCR検査だった。これは特定の遺伝子型を試験管の中で増幅する技術で、その増幅サイクル(Ct)を増やしていけば、医学的に意味のないほど微量の遺伝子が存在しても陽性になる。
以前から専門家の間ではCt値の適切な数値は25から30、30から35が限界だと言われていた。ところが2020年3月19日に国立感染症研究所が出した「病原体検出マニュアル」を見ると、その値は40。日本では不適切なCt値が使われ、陽性者を増やしていた。WHO(世界保健機関)も日本の専門家と似たような対応をしてきたが、昨年12月14日にPCRのCt値を高くしすぎないようにと通告している。
今年1月20日になると、WHOはPCR検査は診断の補助手段であり、その結果が症状と合致しない場合は再検査するようにとしている。これを受け、今年1月22日には日本の厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が「医療機関・高齢者施設等における無症状者に対する検査方法について(要請)」の「別添2」にCt値を30〜35にするよう書いている。「感染者」とは具体的にどのような状態の人を意味し、PCR検査が使われているならCt値を公表する必要がある。
COVID-19の死亡者数も怪しいと言われている。WHOがパンデミックを宣言してから間もない2020年4月にWHOやアメリカのCDC(疾病予防管理センター)は死亡した患者の症状がCOVID-19によるものだと考えて矛盾しないなら死因をCOVID-19としてかまわないと指導している。アメリカの場合、監察医、検死官、医師などは患者の病歴が知らされない状態で死因を判断するようになっているようだ。
またアメリカの病院はCOVID-19と書類に書くと報酬が増えるため、「COVID-19による死者」を増やすことになった。そのことをスコット・ジャンセン米上院議員はFoxニュースの番組で話している。
現在のCOVID-19騒動は2020年3月11日にWHO(世界保健機関)がパンデミックを宣言したところから始まるが、パンデミックの定義は新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)が騒がれる直前に変更されている。前の定義では「病気の重大さ」、つまり死者数が重要なファクターだったのだが、それが削除されたのだ。
このインフルエンザは2009年1月から10年8月にかけて流行、WHOはパンデミックを宣言したが、後に「偽パンデミック」だと批判されることになる。定義の変更がなければ、2020年3月の時点でパンデミックを宣言できなかっただろう。
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