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「帰ってきた?トランプ前大統領」(ここに注目!)/nhk
2021年02月25日 (木)
橋 祐介 解説委員
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/444216.html
アメリカのトランプ前大統領は、今週末(28日)、退任後初めての公の場となる保守派の政治集会で演説します。橋解説委員とお伝えします。
Q1)
けさのイラストはトランプ前大統領、何だか久しぶりですね?
A1)
きょう(25日)から南部フロリダ州オーランドで始まる保守派の政治団体CPACの年次会合で、トランプ前大統領は最終日のメインスピーカーとして登壇する予定です。演説の主なテーマは“共和党の将来”について。ホワイトハウスを去って1か月あまり、薄れかけてきた世間からの注目を改めてひきつけ、政治的な影響力の健在ぶりをアピールするのがねらいでしょう。
Q2)
すでに大統領を退任したのに、どうして影響力をアピールするのでしょうか?
A2)
次の2024年の大統領選挙に再び立候補して“リベンジ”をねらう意欲があるのではないか?そんな観測が絶えません。そのため、誰が忠誠を誓って船に乗ってくるか?見極めようとしているのかも知れません。
現に、トランプ氏は、自らの弾劾に賛同した共和党議員を追い落とすため、来年11月の中間選挙に向けた党内の予備選挙で、いわば“刺客”となる候補の擁立を検討しています。これに対して、トランプ前大統領と一線を画してきた共和党の一部の有力者たちは、別のボートで“脱トランプ”の新たな航路を模索しています。保守派のペンス前副大統領も、今回の会合に招待されましたが出席を見送り、当面は様子見の構えです。
Q3)
トランプ前大統領は、共和党にどれぐらい影響力を保っているのでしょうか?
A3)
現在の共和党はさながら“トランプ党”になっていると言われます。こちらの世論調査では、もしトランプ新党が結成されたらトランプ支持者の46%が新党を支持すると答え、共和党支持に留まるとした27%を大きく上回り、共和党関係者に衝撃を与えました。今なおトランプ氏に匹敵するほど求心力を持つ政治家は、党内に見当たりません。
はたしてトランプ前大統領は自らの去就に触れるのか?その発言次第で共和党は分裂を引き起こし、党内抗争で船が漂流しかねない可能性をはらんでいます。
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