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1960年代からアメリカの軍や情報機関は免疫の研究を続けてきた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202102090000/
2021.02.10 櫻井ジャーナル
マスコミは相変わらず「新型コロナウイルス」、つまりSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)の感染が拡大していると恐怖を煽っている。このウイルスが引き起こすとされているのがCOVID-19(コロナウイルス感染症-2019)。以前にも書いたことだが、COVIDをヘブライ語の文字に変換すると、「死者の霊」、あるいは「悪霊」という意味になる。このヘブライ語を語源とする英単語がdybbuk(またはdibbuk)だ。(ヘブライ語はアラビア語と同じように、右から左へ読んでいく。)
マスコミは「新型コロナウイルスの感染拡大」というフレーズを繰り返し、さまざまな疑問を受け付けない。恐怖を煽る宣伝に徹している。それでも最近はインターネットが存在するため、宣伝を批判する専門家もわずかながら存在するが、勿論、そうした専門家は攻撃される。プロパガンダの鉄則を守っているとも言える。
SARS-CoV-2の正体は現在でも明確でなく、パンデミック宣言の前提になった「重症急性呼吸器症候群」の多発は現実になっていない。有力メディアによる宣伝で人びとは恐怖しているだけだ。
最初に肺炎の患者が見つかったとされているのは中国湖北省の武漢。昨年12月のことだ。詳しい調査をしないまま原因はコロナウイルスだとされ、WHO(世界保健機関)はそのウイルスにSARS-CoV-2という名前をつけ、それによって引き起こされる病気にはCOVID-19というタグをつけた。2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃された直後、ジョージ・W・ブッシュ政権が詳しい調査をしないまま「アル・カイダの犯行だ」と宣言、そういう雰囲気が作られた流れと似ている。
何なのかはともかく、武漢では肺炎を引き起こす何らかの病原体が存在していたのだろう。西側の反応を見ると、武漢の病気は予想より早く収束してしまったようだ。その際、キューバで研究が進んでいるインターフェロン・アルファ2bが有効だったと伝えられている。
インターフェロン・アルファ2bの製造工場は中国の吉林省長春にもあり、そこで生産された薬が使用されたようだ。中国の習近平国家主席がキューバのミゲル・ディアス-カネル大統領に謝意を述べたとも伝えられている。
この薬がキューバで研究される切っ掛けは、1981年におけるデング熱の流行。この流行はアメリカによる攻撃だったと見られているが、その際に有効だったのだ。この薬は病原体を攻撃するのではなく、リンパ球を刺激して免疫能力を高めるとされている。今回の病気でも人の免疫システムが機能していると報告されている。だからこそ、感染しても8割から9割は症状がないと言われているのだろう。
免疫を機能させなくする病原体としてHIV(ヒト免疫不全ウイルス)が知られている。それによって引き起こされるとされている病気がエイズ(後天性免疫不全症候群)だ。1981年にその存在が公的に認められた。
その12年前、つまり1969年6月にアメリカ下院の歳出委員会で国防総省国防研究技術局の副局長だったドナルド・マッカーサーは、伝染病からの感染を防ぐための免疫や治癒のプロセスが対応できない病原体が5年から10年の間に出現すると「予言」している。そこでエイズは生物兵器だという説が出てきたのだが、この事実は封印された。
アメリカの軍や情報機関は1980年代にも免疫システムについて研究していた。これは「イラン・コントラ事件」を含むアメリカやイスラエルの情報機関による秘密工作に絡んで浮上している。その免疫研究では特に「細胞障害性Tリンパ球」が注目され、日本の学者や大手企業、そしてなぜか広域暴力団も関係していた。
言うまでもないことだが、日本の医学界は1930年代から生物化学兵器の研究をしていた。その研究システムの生体実験部門が中国に作られていた加茂部隊、東郷部隊、第731部隊と呼ばれた部隊だ。石井四郎中将や北野政次少将はその部隊を率いていた人物。
日本が降伏した後、石井たちはアメリカ側へ資料を引き渡し、生物化学兵器の研究開発に協力することになる。アメリカにおける生物化学兵器の研究開発で中心的な存在はフォート・デトリック(1955年まではキャンプ・デトリック)だ。そのフォート・デトリックの施設が2019年夏、数カ月にわたって閉鎖されている。またその人脈が中心になって1947年に設立されたのが国立予防衛生研究所(予研)。現在の国立感染症研究所である。この研究所が「新型コロナウイルス」対策の中心になっている。
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