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※補足 動画の一部をスクリーンショット
同調圧力に副反応… 4回目議論始まるなかワクチン接種に積極的になれないワケ
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6009590.htm
24日 21時24分 TBS
新型コロナワクチンについて、厚生労働省は専門部会を開き、4回目の接種を行うべきかどうか議論を始めました。その一方で、3回目の追加接種や子どもへのワクチン接種が、大きく進んでいないという課題もあります。今、ワクチンに積極的になれない理由があるのでしょうか?SNSなどの声を拾ってみると、「同調圧力」や「副反応」などの理由が見えてきました。感染者数自体は減少傾向にある今、ワクチンについて改めて考えてみました。
■進まない3回目接種 「副反応が怖い」「コロナにかかったほうが楽」の意見も
齋藤慎太郎キャスター:
3月24日、厚労省の専門部会で4回目のワクチン接種に向け、自治体などで準備を進める方針が決まりました。
全国のワクチン接種の状況ですが、2回目を終えている方が約79.4%。2021年12月から始まっている3回目を終えている方が約36.8%となっています。
では、なぜ3回目の接種が思うように進まないのか、打たない人たちの意見を聞いていくと、ワクチンに対する様々な思いがあるようです。SNSではこのような声が上がっています。
「ワクチン4回目とかそろそろ面倒くさすぎて打ちたくない。」
「副反応つらすぎ。二度と打ちたくない。」
「コロナにかかった方が楽。風邪だもん」
さらにワクチン自体の効果を疑問視する声も上がっています。
「明確なメリットがあるなら打ちたいけど、無いんだろうし正直打ちたくない。」
「接種率の高い海外が収束しているとは思えない。変異株に効果が無そうなワクチンを打ちたくない。」
こういった声が上がっているわけですね。
■ワクチン「同調圧力」に苦しむ人々
さらに、同調圧力というものを感じている方も多いようです。
「ワクチンを接種しろと家族からプレッシャー。同調圧力が嫌だ」
「会社で強制接種になった。自分は絶対接種しないのでクビにしてもらう予定。」
このような強い思いを持っている方もいらっしゃいました。
職業によって抱える悩みもあるようです。
ある保育士のSNSでは、保護者の方から「先生ワクチン打った?」と聞かれたということなんです。職場の空気感としても、ほぼ強制的にワクチンは接種するような空気感が漂っているということでした。
この保育士の方、「子どもたちを守る以上、ワクチンは嫌だけど、打たなければ」というような思いがあります。ただ、「会社が接種日と副反応欠勤日の2日分くらい特別休暇を与えるべきという思いがある。それでも接種は迷うレベル。」だとおっしゃっています。
井上貴博キャスター:
ワクチンを打つ、打たないはあくまでも個人の自由で、私自身は迷った末に3回目を接種しましたけど、やはり年代、基礎疾患の有無で考え方が変わるのは当然なのかなという気もします。
獨協大学経済学部教授 森永卓郎さん:
私がすごく気になっているのは、今回の第6波で亡くなった人は全国で大体9000人ぐらいになっているんですよ。これ、今までのどの波よりも大きいんですね。その大部分が、お年寄りなんです。ワクチン打ったからといって必ずしも感染しないようになるわけではないですが、自分が重症化しなければ、その分お年寄りが入る病床が空くわけですよね。だから、私はその思いやりというのも少し考えて欲しいなと個人的には思います。
■“反ワクチン”その意見は?デモで接種中断も
齋藤キャスター:
そしてワクチン反対の意見、様々なものがあります。
たびたび言動が話題になった大分・臼杵市の若林純一市議です。議場でマスクを着用せず市議会と対立をした市議ですけれども、ワクチンに対しても反対意見を持っています。本人のツイッターで「中長期的なリスクの不明なワクチンを接種勧奨して、守ろうとしているものは何なのでしょうか?」と、述べています。
SNSでは、こういった声も。
「集団免疫も予防もできないと海外でも日本でも証明された。いつまでワクチン接種するのか。」
「製薬会社が金もうけしているようにしか見えない」
そういった中、3月15日に東京ドームのワクチン接種会場で“反ワクチン”団体がデモを行いました。これによってワクチン接種が一時中断しました。このように、ワクチンに対して反対意見を持っている方もいらっしゃいます。
■専門家「打ちたい人の邪魔やデマはやめて」「高齢者がいる場合は検討を」
では、専門家はどのような意見を持っているのか。長崎大学の森内浩幸教授に伺いました。
まず一つ目の“副反応つらい”、“効果に疑問”という意見については、「ワクチンは個人の発症や重症化を防ぐ効果がある。重症化のリスクが低いのであれば、打たなくてもいいのでは。」としています。
そして、ワクチン接種の“同調圧力”については、「接種は強制すべきではないが感染予防効果が全くないわけではないので、周囲に高齢者などがいる場合は打つことを検討してほしい」と話しています。
そして最後に“反ワクチン”の動きに対して、森内教授は「自分が打たないのは構わないが、打ちたい人の邪魔をしたり、デマを拡散するなどの行為はやめてほしい」と、専門家の森内教授はこのような意見を持っています。
井上キャスター:
目の前にあるコロナのリスクをどう取るのか。そしてワクチンを打った数年後にやってくるリスクをどう取るのか。子どもに何かあった時に、誰が責任を取ってくれるんだ。正直、どちらの意見も分かるなという気がします。
森永さん:
悩ましいですよね。でも森内先生も、身の回りに高齢者がいるときは、思いやりを持って検討して欲しいというふうにおっしゃってていて、もちろん打つか打たないかは個人の選択なんですけど、やはりお年寄りが周りにいる人は少し気をつけて欲しいなと思います。
ホラン千秋キャスター:
お子さんも重症化しづらいというふうに言われていますが、重症化する子もなかにはいますし、ご家庭で話し合って皆さんの意見が尊重されるのがいいなと思いますし、例えば打つのが前提のような「先生ワクチン打った?」であったり、「いつ打つの?」というふうに聞いてしまうと、「打たないと答える余地は、そこにはないんだな」というふうに思わせてしまうので、「打った?」と聞くこと自体がプレッシャーになっちゃうなというのを感じているんですよ。
井上キャスター:
日常生活の会話の一言でも本当にそうなりうるし、もちろん因果関係は分からないけれども、ワクチンを打ってその後に亡くなっている方も一定数いらっしゃるという。様々な情報を皆さん個人個人で取っていただきたいなという思いがあります。
■議論始まる4回目接種 どう判断すべき?
齋藤キャスター:
そして4回目のワクチン接種について、森内教授は「接種対象者を重症化リスクの高い人や高齢者にしぼって準備すべき。タイミングはその時の流行状況などを見て決めるべき」とおっしゃっています。
井上キャスター:
自治体、政府側としては準備というのは進めていただいて、打つ打たないの選択肢を、俎上にあげていただく。今回の波のような、「やばいやばい、接種間隔をもっと短くしよう」というバタバタではなくて…という気はします。
森永さん:
あともう1つ、私はできないのかなと思っているのは、オミクロン株対応のワクチン。最初の頃は3か月あったら開発できると言ってたじゃないですか。それを新しいタイプにして、効果が高いものにして打つということにしたら、納得する人も増えるんじゃないかなという気がするんですけどね。
井上キャスター:
3か月経つと次の株に変わっているということもありますし。
森永さん:
難しいのかもしれないですけれども。
打たない理由をTBSがここまで紹介するとはね。
— MiyuMotohashi (@MiyuMotohashi) March 25, 2022
しかし森永氏の「病床を高齢者に空けるためにおもいやりで打って欲しい」は医療行政の不作為のツケを国民に払わせるようなもの。
同調圧力に副反応… 4回目議論始まるなかワクチン接種に積極的になれないワケ https://t.co/aEPlVVOXVs @YouTubeより pic.twitter.com/YaICqzsPdy
https://twitter.com/ohirunedo/status/1507618168659128328
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