http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/521.html
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2年近く前に、脳外科専門医・崎谷博征氏が、PCR検査キットの説明書に、
インフルエンザ・ウイルスなどでも陽性になると注意書きがあると指摘しています。
要するに、季節性インフルエンザで陽性になっても、すべて新型コロナとして
数えていたわけです。
だから季節性インフルエンザ患者がゼロに近くなったのです。
それがバレたので、米CDCは従来のPCR検査を止め、区別ができる多重化法の採用を
公表したわけです。
文中のSARS-CoV-2 Coronavirus Multiplex RT-qPCR Kit)の説明書はURLが変わったようで、
こちらにあります。各自ご確認下さい。
「SARS-CoV-2 Coronavirus Multiplex RT-qPCR Kit (CD019RT)」 (Creative Dianositics)
https://www.creative-diagnostics.com/pdf/CD019RT.pdf
-----(引用ここから)---------------------------------
『新型コロナウイルス感染爆発のカラクリ』 (ドクターヒロのリアル・サイエンス 2020/4/6)
https://ameblo.jp/nomadodiet/entry-12587612664.html
心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ―崎谷です。
今日はなぜ、日本で東京オリンピック中止が発表されてから、急に感染者が爆発的に増えたのかを考えてみましょう(米国、ヨーロッパの感染増加も)。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診断は一体どのようにして確定しているのか皆さんはご存知でしょうか?
まず世間をこれまたお騒がせしているのが「PCR検査」と呼んでいるものです。
この検査は、皆さんの上気道や下気道の検体(分泌液)から新型コロナウイルス(SARS-COV-2)の遺伝子(RNA)を検出する目的で行われています。
米国疾病予防センター(CDC)のオフィシャルに掲載されている新型コロナウイルス(SARS-COV-2)に対するPCR検査の概要が公開されています(『CDC 2019-Novel Coronavirus (2019-nCoV) Real-Time RT-PCR Diagnostic Panel』)(https://www.fda.gov/media/134922/download)。
その36ページの注意事項に、
“Detection of viral RNA may not indicate the presence of infectious virus or that 2019-nCoV is the causative agent for clinical symptoms.”
という文章があります。
これは、「PCR検査で検出されたウイルスの遺伝子は、感染性のウイルスの存在を示しているとは限らないし、新型コロナウイルスが臨床症状(肺炎など)の原因とは限らない。」と正直に述べているのです。
オンライン講義でお伝えしたように、実際に検出されている遺伝子(RNA)が、培養細胞由来(検体をある細胞に振りかけて培養したものをグシャグシャにしたものを調べている)なのか、バクテリア由来なのか、つまりそもそも何の遺伝子を見ているのか誰も分からないのです。
ちなみに、バクテリアの中にもウイルス(バクテリオファージと呼ばれる)の遺伝子が入っています。
元来、PCR検査は、ある遺伝子の部分を増幅させる検査であって、ウイルスの存在自体を検出するものではありません(オンライン講義 参照)。
つまり、PCR検査陽性=新型コロナウイルス(SARS-COV-2)感染でとは言えないのです。ましてや、PCR検査陽性をもって。新型コロナウイルス(SARS-COV-2)が肺炎などを引き起こすことは証明できません。
新型コロナウイルス(SARS-COV-2)の測定用のPCRキット(SARS-CoV-2 Coronavirus Multiplex RT-qPCR Kit)の説明書にも以下のように注意喚起しています(https://www.creative-diagnostics.com/sars-cov-2-coronavirus-multiplex-rt-qpcr-kit-277854-457.htm)。
“” it should not be used as the only evidence for clinical diagnosis and treatment“
“The detection results should not be directly used as the evidence for clinical diagnosis”
これは、PCRキットの検査の結果、陽性であっても、これをもって新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と診断してはいけないし、ましてや治療の根拠としてはいけないという警告です。
臨床症状、武漢への出入り(武漢に出入りした感染者への接触)や他の検査結果を組み合わせて診断しなければならないと述べているのです。
しかも、武漢や感染者とのリンクは全く関係のない人に検査をやりまくっているのです(診断基準を満たさない、no epidemological link)。
これはWHOの診断基準さえも満たしていないことになります。
他の検査方法と言っても、医療現場の現況では、以前もお伝えした胸部CT検査くらいしかありません。
この胸部CTでも、以前の記事でもお伝えしたように、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のみに特徴的な所見などはないのです。
また、この新型コロナウイルス感染症(COVID-19)用PCRキット。
他の様々なウイルスでも陽性になることが記載されています。
それらのウイルスとは、
・Influenza A Virus (H1N1),
・Influenza B Virus (Yamagata),
・Respiratory Syncytial Virus (type B),
・Respiratory Adenovirus (type 3, type 7),
・Parainfluenza Virus (type 2),
・Mycoplasma Pneumoniae,
・Chlamydia Pneumoniae
などです。
インフルエンザウイルスや通常の風邪ウイルスの感染者が今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にカウントされているということです。
最後に健常者に。このようなPCR検査だけでなく、いかなる鋭敏な検査であっても施行すれば、恐ろしい数の「偽陽性(false positive)」(実際は感染していないのに陽性と出る)が出るという基本的な仕組みについては、オンライン講義で述べました(武漢や感染者と接触のない人に検査をするのは意味がないばかりか、偽陽性者を増やすだけ)。
検査というものが、本来は条件付きであり、いかに不確実なものであるかというリアルサイエンスを知ると、これからも継続する“パンデミックラッパ”にもう惑わされることはなくなるでしょう(^_−)−☆。
この記事の後には こちらを必ずお読みください
『PCR検査の議論について』 https://ameblo.jp/nomadodiet/entry-12610247633.html
PCR検査については 続いて こちらも 必読です
『PCR検査のもう一つの落とし穴』 https://ameblo.jp/nomadodiet/entry-12613278374.html
『あなたがPCR 検査の餌食になる時』 https://ameblo.jp/nomadodiet/entry-12615536799.html
『PCR検査自体はテストをパスしているのか?』 https://ameblo.jp/nomadodiet/entry-12613932445.html
『PCRマトリックスへようこそ:PCR昔話』 https://ameblo.jp/nomadodiet/entry-12611313974.html
(以下略)
-----(引用ここまで)---------------------------------
(関連情報)
「昨冬、インフルエンザ患者が激減した理由 多くはPCR検査により、新型コロナ感染者にされていた」
(拙稿 2021/12/12)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/859.html
「季節性インフルエンザは消滅する? 異例の2シーズン流行せず (日刊ゲンダイ)」 (拙稿 2022/2/5)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/465.html
「米CDCは新型コロナのPCR検査を今年末で終了すると発表 (BonaFidr) 」 (拙稿 2021/8/1)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/153.html
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