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欧州やイスラエルに続き、カナダのアルバータ州も「ワクチンパスポートの廃止」を唐突に発表
https://earthreview.net/alberta-ending-vaccine-passport-system/
2022年2月9日 地球の記録
カナダで行われている反ワクチン義務化デモ。abcnews.go.com
以下の In Deep の記事の最初に少しふれましたけれど、ヨーロッパでは、十数カ国が、ワクチンパスポートの廃止を含む「コロナ規制の撤廃」を発表しています。
イスラエルのコロナ重症患者の80%が「ブースター接種を受けた人」であることが判明。ドイツの「オミクロン感染者の80%が接種を受けた人」であることがすでにわかっている中で
In Deep 2022年2月7日
イスラエルでも、あれだけ強硬に進めていたワクチン接種証明制度であるグリーンパスを「廃止」することを政府当局が発表していることを以下の記事で取りあげました。
イスラエルで「ワクチンパスポートが廃止」される。コロナ死者数が最大の日に政府が発表
地球の記録 2022年2月6日
ものすごく不自然さが漂う「唐突なワクチンパスポート制度の撤廃」であり、これまでワクチンパスのために(国によっては、一部の職種で接種が義務化されていたために、接種しないと仕事を継続できなくなっていたため)二度も三度もワクチンを接種した人たちの持つ「デジタル証明書」はまるで意味のないものとなりました。
そして、今度は、カナダのアルバータ州が、
「ワクチンパスポート制度を終了する」
と、2月8日に唐突に発表したのです。
2月8日に発表して、その日の深夜から「正式に廃止」という唐突ぶりです。
カナダのアルバータ州も、やはり強い態度でワクチン接種キャンペーンと、ワクチンパスポート制度を実施していました。
それが突然「廃止」となったのです。唐突な発表でもありました。
この流れですと、欧米のかなりの国や地域で今後ワクチンパスポートが撤廃されると同時に、さらなるワクチンブースター接種の強硬な展開は「ない」かもしれません。
カナダでは、オンタリオ州にあるオタワで、ワクチン義務化に対するデモが継続していまして、非常事態宣言が出されていますが、しかし、これがあったにしても、唐突すぎ、個人的にはこれらのデモはあまり関係ないと思います。
・カナダのオタワで、ワクチン接種義務化反対デモが制御不能となり、非常事態が宣言される(AFP 2022/02/07)
何かが欧米の当局の背後で起きているか、あるいは、何らかの「別のストーリーが進行している」のか、どちらかだと思いますが、しかし、いずれにしても、欧米でこの流れが加速すれば、アジアにも波及するかもしれません。つまり、「ワクチン強制化」の話が消えていく可能性があります。
私自身は、まだまだ数年続くと思っていましたので、ワクチンキャンペーンがこれで終わるなら、そりゃあラッキーですけれど、しかし、この「異様な不自然さ」に、むしろ不安感が増していく部分もないではないです。
カナダのトロントスターの報道をご紹介します。
アルバータ州は2月8日深夜にワクチンパスポートシステムを終了する
Alberta ending its vaccine-passport system as of midnight
TRONTO STAR 2022/02/08
カナダ・アルバータ州のワクチンパスポート・プログラムが本日深夜に終了すると、ジェイソン・ケニー州首相が 2月8日に発表した。
アルバータ州のワクチンパスポートシステム(正式には制限免除プログラム)は、レストランに行ったりイベントに参加したりする前にワクチン接種を受けたことを証明することを要求するものだ。
ケニー州首相は以下のように述べた。
「今こそ、COVID と共に暮らすことを学び始める時です。ワクチンパスポートを含むこれらのコロナ制限はひどい分裂につながりました」
「私たちは非常事態宣言を永遠に続けることはできません。私たちは癒しを始めなければなりません」
ケニー州首相は、公衆衛生上の制限をさらに緩和するための 3段階のアプローチを発表した。
まず、州は、来週末に学校(幼稚園から12年生)でのマスク着用の義務を含む、子どもに対するほぼすべての制限を撤廃する。子どもたちにはマスク着用の義務はなくなる。
「子どもたちを本来の子どもたちに戻す時が来ました」
とケニー州首相は言う。
2月8日深夜からは、第一弾の規制解除として、なおレストランの閉店時間、アルコールの提供、食事のテーブルの定員などには制限がある。大規模イベント会場にも、まだ定員に制限があり、上限は 500人だ。1,000人以上を収容できる会場は、50%の定員を維持する必要がある。
ケニー州首相は、入院患者が減少し続けると想定し、州は変化を 3週間監視した後、ステージ2に移行すると述べた。このステップで、マスク着用義務の撤廃を含めての在宅勤務、イベントの定員制限など、残りのほとんどすべての制限が解除される。
ケニー州首相は、3月1日までにこの段階に到達することを望んでおり、残りのすべての学校の制限、すべての会場の定員制限、および懇親会の制限が解除されることも確認する。
最終段階では、残りのすべての制限が解除される。
ケニー州首相は以下のように述べた。
「公衆衛生に対する COVID-19 の脅威は、もはや健康制限への有害な影響を上回っていません」
「私たちはこのウイルスと共に暮らす段階にあります」
州首相はまた、アルバータ州のワクチン接種率の「大幅な増加」についてのワクチンパスポートプログラムの功績を認めている。
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