http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/436.html
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「『薬すら作ったことがなかった』なぜモデルナはたった3日間でワクチンを作れたのか」
(田中道昭 PRESIDENT Online 2021/12/8)
https://president.jp/articles/-/52521
米製薬企業のモデルナは、新型コロナウイルスの遺伝子情報が公開されてからわずか3日間でワクチン候補を設計した。立教大学ビジネススクール教授の田中道昭さんは「モデルナの特徴は、mRNAという手法で製薬業界の常識を覆したことにある。まるで自動車業界を破壊したテスラのようだ」という――。
■ SARSで20カ月かかった時間を90%削減した
新型コロナウイルスの遺伝子情報が中国の科学者らによってインターネット掲示板に公開されたのが2020年1月10日でした。モデルナは、この遺伝子情報の開示を受けて、1月13日までに新型コロナウイルス・ワクチン候補の設計を完了、2月7日までにその臨床試験用ワクチンを製造し品質試験を実施、そして2月24日には臨床試験に向けてNIH(米国国立衛生研究所)へ送付したといいます。
遺伝子情報の開示からワクチン候補の設計完了まで、わずか3日。そしてワクチン候補の設計完了から臨床試験準備完了までの期間は、わずか42日。この42日は、これまで同じプロセスで最速であったのがSARSの時の20カ月ということですから、臨床試験の前工程にかかる時間が約90パーセント削減されたことになります。
続いて、NIH主導で3月16日にはフェーズT臨床試験、5月29日にはフェーズU臨床試験が開始され、7月27日にはNIHとBARDA(米国生物医学先端研究開発局)との共同でフェーズV臨床試験が始まりました。10月22日には、米国の18歳以上の約3万人を対象とした臨床試験が終了。その後12月18日にモデルナの新型コロナウイルス・ワクチン「mRNA-1273」はFDA(米国食品医薬品局)によってEUA(緊急使用許可)が出され、すでに広く使用されるに至っています。
■ 臨床試験完了までわずか9カ月というスピード
通常、ワクチンや薬の開発には、研究開発や実験、前臨床、フェーズT〜Vの臨床試験、認可申請、審査も含めて10〜15年程度かかると言われています。それが、モデルナは、新型コロナウイルスの遺伝子情報が公開されてからわずか9カ月足らずで、NIHなどとともに臨床試験を完了させたのです(図表1)。
臨床試験の段階においてはトランプ前政権が打ち出した新型コロナウイルス・ワクチンの開発・製造・流通を加速させる政策「ワープ・スピード作戦」が作用したということもありますが、驚くべきスピードであることに間違いはありません。
モデルナの『2020年アニュアルレポート』などによると、同社の新型コロナウイルス・ワクチンは、米国の他にも、EU、日本、カナダ、韓国、フィリピン、英国、スイス、コロンビア、イスラエル、台湾、カタール、シンガポールへの供給について契約を締結したとされています。日本では、モデルナのワクチンは、ファイザー製とアストラゼネカ製に加えて、2021年5月21日に厚生労働省によって特例承認されています。
■ 初めて作った製品で「業界のエリート」入りを果たす
ナスダックに上場するモデルナの株価は2020年はじめから堅調に上昇を続け、最高値を付けた2021年8月9日には2018年12月の上場時と比べて26倍超まで上がりました。
モデルナは上場時にも75億ドルというバイオ・製薬企業としては史上最高の株式公開時の評価額をつけていましたが、今やその時価総額は1370億ドル(約15兆5000億円、2021年10月1日時点)を超え、すでにフランスのサノフィなどを抜き英国のアストラゼネカに迫るなど、世界有数の規模と業績をもつバイオ・製薬企業に肩を並べています(図表2参照)。
まさに、モデルナが「バイオ業界のエリート入り」(Bloomberg 2021年7月14日)したわけです。
モデルナは、2020年期に新型コロナ・ワクチンを販売し売上高を立てるまでは、医薬品やワクチンなど製品販売による売上高はゼロ。新型コロナウイルス・ワクチン「mRNA-1273」はモデルナが初めて販売した製品です。2021年4月時点で先述の国・地域への13億回以上のワクチン供給について契約していることから、その売上高が2021年以降に計上されてくるでしょう。
2019年12月に中国の武漢で最初の新型コロナウイルス感染症の患者が報告されてから、まだ2年程度しか経っていません。それなのに設立からわずか10年余りのベンチャー企業モデルナは、地球規模で深刻な打撃を与えている新型コロナウイルスのワクチンを迅速に開発・製造し、ビッグファーマーと並んで世界へ販売・出荷。モデルナの株価の上昇は、こうしたことを市場が高く評価している証左です。
■ テスラが仕掛けた「業界の破壊と刷新」と重なる
モデルナは「バイオテク界のテスラ」(Bloomberg 2021年月7月17日)とも呼ばれています。
設立から20年も経たないEV(電気自動車)メーカーのテスラは、自動運転など最先端テクノロジーや既存の自動車メーカーにはない開発思想を採用して、次世代自動車産業をリードしています。テスラの株価は2019年終わり頃から上昇を続け、2021日11月2日時点で2020年年初と比べて13倍以上にまで膨れ上がっています。時価総額も同10月25日には1兆ドル(約113兆円)を超えました。
11月2日時点のテスラ時価総額は、トヨタ、VW、GW、フォード、ステランティスなどの世界の名だたる自動車の合計時価総額を大きく上回っています。これは、市場がテスラを、既存自動車業界をディスラプト(破壊・刷新)して自動車産業に新たな領域を切り開くテクノロジー企業として捉えていることを示唆しています。 (以下有料記事)
-------(引用ここまで)---------------------------------------
ワクチン開発製造の経験のないモデルナが、たった3日間でワクチンを作れるはずが
ありません。
こんな与太話を信じるほうがどうかしています。
新型コロナ禍が始まる前から、モデルナは武漢ウイルス研究所で新型コロナワクチンの
開発をしていたという証拠が見つかっています。
マッチポンプ・ビジネスのマッチだけではなく、ポンプも並行して開発されていたのです。
薬剤に限ったことではありませんが、短期間で突貫で開発した商品にロクなものはありません。
御多分にもれず、モデルナのコロナワクチンも、世界中で深刻な健康被害を起こしています。
(関連情報)
ファウチ所長のNIHとモデルナ社は「mRNAコロナワクチン候補」を
武漢ウイルス研究所と関係が深いバリック教授に試験するよう依頼していた・・・
しかも新型コロナウイルスが公表される1ヶ月以上も前に (BonaFidr 2021/6/28)
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/803.html
「モデルナ社ワクチンの安全説明書が丸ごと空白 薬剤師の動揺が興味深い (連新社)」
(拙稿 2022/1/8)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/228.html
「モデルナ接種後に心筋炎の男性 今も学校は行けず (テレ朝news)」 (拙稿 2021/11/27)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/747.html
「ニューヨーク・タイムズ編集者(49歳)、モデルナ製ブースター接種を受けた1日後に死亡
(The National Pulse)」 (拙稿 2021/12/28)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/163.html
「日本のモデルナ社ワクチンにまた異物混入…スペイン産ではないワクチン」 (拙稿 2021/9/4)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/335.html
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