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コロナ感染が原因か…「男性器に血栓」の衝撃! イラン医科大が症例報告
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300302
2022/01/23 日刊ゲンダイ
感染対策は万全に(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ
〈イチモツを守るためにも、ワクチンを打った方がいい〉
〈ちゃんとマスクを着けないと〉
オミクロン株が世界で猛威を振るう中、男性にとっては頭を抱えたくなるニュースがネット上で話題だ。
メンズを騒然とさせているのは、米フォーブス誌(20日付)やニューヨーク・ポスト紙(18日付)などが報じたイラン医科大による新型コロナ患者の症例報告。それによると、性交中に性器に痛みを感じた既婚男性(41)が、行為3日後に泌尿器科を受診。その時点で痛みは性器と肛門の間の「会陰」から、太ももの付け根あたりまで拡大していたという。
身体所見では皮膚組織の変化や変色、浮腫といった異常はなかったが、超音波検査の結果、性器の背面を通る静脈に血栓が生じていたことが判明。しかし、男性には血尿や排尿障害などの泌尿器にまつわる病歴はなく、血管を収縮させる薬を使った形跡もなかったという。
なぜこんなにも痛むのか──。思い当たるフシが見当たらない中、原因として浮上したのが受診の3週間前に発覚したコロナ感染だった。症状は発熱や咳、筋肉痛や倦怠感など比較的軽症だったにもかかわらず、性器に血栓が生じた可能性があるのだ。ハーバード大学院卒で、「元WHO専門委員の感染症予防BOOK」などの著書がある医学博士の左門新氏がこう言う。
「コロナ感染によって陰茎の静脈に血栓が生じた症例として、初めて報告されたものです。陰茎以外で血栓が生じるケースはよく知られていますが、そもそも陰茎に血栓が生じることは、コロナ以外でも、ほとんど例がありません。因果関係は証明できませんが、原因はコロナ感染である可能性が非常に高いと言えます。ただ、非常にまれなケースなので、過度に心配する必要はないでしょう」
“大きなイチモツ”が縮小した事例も
症例報告によると、男性は抗凝固薬を2日に1回服用し、治療から2カ月後には勃起時に痛みを感じなくなったという。
コロナが男性器に及ぼす影響は激痛だけじゃない。勃起不全が報告されている他、ある30代の米国人は感染後、平均より大きいと誇っていたイチモツのサイズが勃起不全に伴い縮小。一方、重症化した60代のフランス人は、4時間以上にわたって勃起し続ける「勃起持続症」に悩まされた。
やはり、コロナをナメちゃいけない。
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