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イスラエルの1日の新たな感染数が10日前の十倍以上の24万人超に
https://earthreview.net/israel-pushes-forward-by-boostershot/
2022年1月20日 地球の記録
イスラエルの異様な感染拡大については、最近、以下の記事で取りあげました。
二年間の努力の結果 : 4回目のブースター接種を開始したイスラエルが過去最大の感染数を更新
投稿日:2022年1月9日
この時は 1月7日までのデータをご紹介していたのですが、その日の 1日の新たな感染数は、1万4000人ほどでした。
しかし。
今日、ジョンスホプキンス大学のデータを見ますと、1月19日に、
「新たな感染確認数が 24万3295人」
という途方もない記録が示されていました。
イスラエルは、人口約 920万人の国です。
ourworldindata.org
まさか、ここまで行くとは。
検査数も増えてはいますけれど、1月7日の倍にもなっていませんので、十倍レベルの増加というのは、かなりのものだと思われます。
ここまでなりますと、世界最大のブースター接種大国という点から、
「ブースター接種の影響だよなあ」
とは思いますが、データでは、920万人の人口の 500万人が 3回目の接種を受けていることから、もう少し感染の拡大はありそうです。
どこで拡大が止まるのかは、ブースター接種を受けた人数からある程度は計算できそうですが、まあ、細かい部分は成り行きでしょうかね。
なお、「オミクロン株は症状が軽い」と言われていますが、ここまで感染者が増えると(検査の偽陽性率のことは別にしても)、やはり死者も増えています。
特に、 1月19日は、過去 3ヶ月で見ますと、飛び抜けた死亡事例が見られます。
ourworldindata.org
この「オミクロンの特殊な死亡事例の増加」については、今のところ南アフリカのデータしかないのですが、オミクロン株には、「遅延型の死者増加」が見られる可能性があり、以下の In Deep の記事で記しています。
数ヶ月後に開くかもしれない「新たな」扉 : オミクロン変異株は結構厄介かもしれないということを南アフリカの専門家の報告とドイツの論文から知る
In Deep 2022年1月18日
また、現在の「感染者のワクチン接種者の比率」については、1月20日のイスラエルの大手報道社「タイムズ・オブ・イスラエル」の記事に、以下のようにありました。
> 1月19日のデータは、コロナウイルスで入院した 1,548人の患者を示し、それらの大多数は比較的軽度の症状だったが、540人が深刻な状態だった。
>
> データによると、深刻な状態の患者の半数以上がワクチン接種を受けており、ワクチン接種を受けていない重症者は約 175人だった。 (timesofisrael.com)
このワクチンは、感染予防ができないだけではなく「重症化も予防できていない」ことが明らかとなっています。
ここまでくると「なんでブースターを打つ? あるいは打たせる?」とも思いますが、もう止まらないのでしょうかね。
なお、1月20日は、東京でも過去最多の感染確認数が示されていましたが、感染者の比率は、
・ワクチンを2回接種した人 4024人
・ワクチン接種していない人 2189人
となっていて、感染のワクチン接種者への傾きがさらに大きくなっています。
(報道) 10月20日の東京都の感染者8638人の内訳は「ワクチン2回接種 4024人」、「ワクチン未接種 2189人」 (TBS 2022/01/20)
改めて、
「なんでブースターを打つ? あるいは打たせる?」
とは思います。
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