たしかに、「南アフリカの死亡者数を３ヶ月」注目すると死者の増加が心配になりますが、感染者数の推移や、他の国との比較をすると、南ア当局の判断は妥当に思えます。
　（ここではドイツを対照に選んでみました。１２月２１日までの対人口１万人あたり週間発生者数です。）

2021年12月27日 09時19分 （共同通信）

https://www.tokyo-np.co.jp/article/151263?rct=world

　【シンガポール共同】シンガポール政府は２６日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の重症化リスクは低いとして、オミクロン株の感染者の自宅療養を認めるなど規制緩和を実施すると発表した。

　オミクロン株の感染者はこれまで専用の医療施設への入所が求められていたが、方針を転換した。濃厚接触者に対する専用施設での強制隔離も撤廃する。

　政府は「オミクロン株はデルタ株に比べ感染しやすいが、症状は深刻化しにくい」と説明、ワクチンが有効だと強調した。今後、オミクロン株の感染流行の波が訪れるとしながらも「ピークは抑えられる」と指摘した。

　シンガポールも南アに続きましたか。
　おそらく欧米諸国の医療関係者の多くも「オミクロン株＝ただの風邪」と判断はしているだろうと思います。
　しかし欧米はアルファ・デルタ株という「質の悪い風邪」がまだ蔓延していますし、「わくちん接種の使命」が課されているので、規制緩和などクチには出来ないのでしょう。
　それでも欧米は検査はしっかりやっているので、オミクロン株に関する情報はこれからもどんどん出て来ます。
　問題は日本で……元々ＰＣＲ検査に消極的だったわけですが、（オミクロン株の同定に必要な）シークエンス検査はできる限りやらないようにするんじゃないかな。
　結果として、日本の「第６波」は極めて小さなものになりそうな予感（例えインチキでも嬉しいことです）。

>>10. さん
　たしかに、個別の国々の報告は信頼性に欠けます。
　しかし「感染者数」より「死亡者数」のほうがより正確ですし（偽るのがより難しい）、１国ではなく、総合的に照らし合わせると”真実”が見えてくる、と考えています。
　ちなみに「全てが虚構である」と仮定してしまうと、そもそも阿修羅での議論が成り立ちません(笑)