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「高校生のワクチンに対する誤解に驚いた…!若い世代の『ワクチン不信』の根にあるもの」
(稲葉可奈子 講談社FRaU 2021/8/4)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85833
「新型コロナワクチンも、HPVワクチンのようにあとから危険と分かったらと心配」
先日、高校で子宮頸がんなどを予防するためのHPVワクチンに関する授業を行った際、事前のアンケートである生徒のそんなコメントを目にしたという、産婦人科専門医の稲葉可奈子さん。この生徒に限らず、誤解によりワクチンに対して不安を抱いている若者は少なくないという。新型コロナワクチンとHPVワクチンに関する知識を広める活動を行う稲葉さんに、日本の若い世代に「ワクチン不信」が起こる背景について解説してもらった。※以下、稲葉さんによる寄稿。
■ 若い世代ほどワクチン接種に消極的
新型コロナウイルス感染症の第5波真っただ中ですが、新型コロナワクチンの接種も着々と進んできています。2021年8月2日時点で5,116万人以上、人口のおよそ4割が1回目の接種を終えています(首相官邸の情報より)。ワクチンの供給不足が報じられていますが、それはワクチン接種が順調に進んでいることの裏返しでもあります。
自粛生活に限界を迎えつつある中で、感染を抑えつつ生活を元に戻していくための希望の光がワクチンです。医療従事者からはじまったワクチン接種は、高齢者や基礎疾患のある人に続き、基礎疾患のない若い世代へと接種が進んできています。
一方で、いくつかの研究や調査(※1)により、若い世代ほどコロナワクチンを接種したくない割合が多いことが明らかとなっています。また、30〜40代を主とする1,438人の男女を対象にした意識調査(※2)によると、自身の子どもへのワクチン接種について17%が接種させたくない、29%はわからない、と回答しています。自身や子どもへの新型コロナワクチン接種をためらう理由として多いのは、いずれの調査においても「副反応や安全性への懸念」です。
現状はワクチンの需要に供給が追いついておらず、接種したい人がまだ接種しきれていない状況ですが、接種が先行している他国の状況をみても、いずれ接種率が頭打ちとなることが予想されます。
接種しない人の中には、強い信念をもって「接種したくない」という人と、「よくわからないしなんとなく不安なのでまだ様子をみたい」と接種を躊躇される人とがいます。
この傾向は、新型コロナワクチンに限った話ではなく、HPVワクチンでも同様です。
わたしは産婦人科医なので、HPVワクチンの説明をする機会も多いのですが、「なんとなく不安」な人というのは、正確な情報が届いていないため判断材料がない、もしくは、自分で調べてもネットにはあまりに多くの情報が氾濫しており、どれを信じてよいか分からない(往々にして不安な情報の方が印象に残ります)ため、判断しきれないまま接種をためらっています。
そういう人の中には、かかりつけ医に質問し、正確な医学情報に基づいた説明を受けることで不安が払拭される人もいますが、医師に質問する機会がない人もいます。
■ 接種率が70%から0.6%に落ちたHPVワクチン
(中略)
■ 公的機関、マスメディアによる発信の責任の重さ
(中略)
かかりつけ医である小児科や学校現場を通して情報提供するサポートをしたり、接種対象者やその保護者向けにマンガや動画、ゲーム、クイズなどのコンテンツを制作しています。その活動の中で感じているのは、
・8年前の報道が強く印象に残ったまま、その後、HPVワクチンについての報道を聞かないので、そのままなのだと思っていた、という人が少なからずいる
・マスコミも、厚労省が積極的勧奨を差し控えたままの状況でどこまで安全性や有効性を報じてよいか悩ましく思っている
・自治体や学校も、厚労省が積極的勧奨を差し控えたままの状況でどこまで情報提供してよいのか戸惑っている
ということです。
(中略)
■ HPVワクチンの不安が新型コロナワクチンにも波及
啓発活動の一環で先日、高校生にHPVワクチンについての話をしました。
「有害事象」と「副反応」の違いについて、コロナワクチンを例にとりながら説明をすると、HPVワクチンについてもコロナワクチンについても、非常によく理解してもらえました。接種したあとに起こったあらゆるよくない事象を「有害事象」といい、ワクチンとの因果関係があるものもないものも全て含まれます。そのうち、ワクチン接種との因果関係があるものを「副反応」といいます。
「新型コロナワクチンの接種後に〇人死亡」という報道は、あくまで有害事象であって、因果関係があるかどうかについてまでは言及していません。同様に、過去にHPVワクチンの副反応と疑われた症状も、あくまで有害事象であって、それが副反応かどうかについては検証が必要です。HPVワクチンの場合、研究の結果、当時報道された有害事象とHPVワクチンには因果関係があるとはいえない、ということが分かったので、ほかの予防接種と比べて特別に危険なワクチンではないのです。
(中略)
PVワクチンの問題は、HPVに限った問題ではなく、ワクチン全般への信頼、ひいては新型コロナウイルス感染症対策にまでかかわる問題です。国をあげてコロナに立ち向かっている今、その最大の武器がワクチンです。ワクチンへの信頼が求められる今だからこそ、HPVワクチンの積極的勧奨についての早急な検討再開が求められるのではないでしょうか。
-------(引用ここまで)--------------------------------------------
無責任極まる投稿ですね。
HPVワクチンが敬遠されているのは、世界中で多くの悲惨な健康被害を出したにもかかわらず、
「気のせい」などととぼけて、政府、医師、ワクチン業界がその原因と責任を認めないからです。
これが「気のせい」でしょうか?
「子宮頸がんワクチン接種後の症状」
( 全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会 YouTube動画 14分22秒 2015/9/14)
https://youtu.be/BGjn1ZOnRiY
接種が進まないのは騒いだ公的機関やマスコミが悪いかのように言っていますが、
彼らはワクチン禍を正直に報道しただけで、何の責任もありません。
これだけ悲惨な被害が出ているのにもかかわらず、まるで他人事であり、
検証していないから副反応とは認められないと言い逃れをしています。
ワクチン業界がこういう無責任かつ不誠実な体質だからこそ、大半の人がワクチンを
敬遠するようになったのです。誤解ではありません。
今回の新型コロナワクチンの健康被害は、HPVワクチンとくらべて比較にならないほど
大規模かつ深刻です。
おそらく、数年後には、ワクチンは効果や安全性が十分確認されたものでも徹底的に忌避され、
誰も打たなくなるでしょう。
それもこれも、すべて自分たちの非を決して認めない、責任を取らないワクチン業界のせいなのです。
自業自得とはこのことです。
(関連情報)
「誰からも見放されつつあるワクチン業界と原子力業界 両者に共通する25の問題点」
(拙稿 2018/11/29)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/604.html
「子宮頸がんワクチン、64人が国と製薬2社を提訴へ(朝日新聞)」 (阿修羅・赤かぶ 2016/7/13)
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/200.html
「特集】政府と製薬業界、御用学者からの残酷な贈りもの
〜IWJが追う「子宮頸がんワクチン」副反応被害」 (IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
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