PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない 単行本(ソフトカバー) – 2020/12/3 大橋 眞 (著)PCRの発明者であるキャリー・マリス博士(ノーベル賞)も、 PCRを病原体検査に用いることの問題点を語っている。 国よ! メディアよ! 医療機関よ! なぜにPCR検査の科学的検証をすることなく コロナ禍へと事態を押し進めるのでしょうか? 本書には PCR検査の医学的、科学的検証を 詳細に渡って記述してあります ぜひ参考になさってください! 感染症の診断 6 件のカスタマーレビュー Amazonで購入 いつも疑問に思っていたことに答えてくれました。みんなに読んでほしいです! 徳島大学名誉教授の大橋眞教授、よくぞこの本を書いてくださった、という感じです。 ぜひ、読んでください。私たちが疑問に思っていたことの答えがたくさん見つかると思います。 私が常々疑問に思ってきたことは、 1.PCRの発明者でノーベル化学賞受賞者であるキャリー・マリス博士の ”PCRは感染症の診断に使ってはならない”という言葉の背景 博士は残念ながら昨年亡くなっていらっしゃるので(自宅で謎の死)博士から直接きくことはできませんが、YouTubeにのっていた博士のビデオを見たことがあります。その時の印象は、、、正直よくわからない、、、でした。レクチャーの一部をアップしていたもので、詳しい説明はされていなかったような感じでした。 2.発明した方が使ってはならないとおっしゃっていたものを、どうして全世界で使っているの? 3.日本で使っているPCR検査キットと外国で使っているものは同じ?違うならどこが違うのか? 4.PCR検査で、何回サイクル式を日本では採用しているのか?外国では? アメリカの情報サイト(The Hirewire)では、サイクル数が多すぎると(35とか40とか)結果は全く信用できないものとなる、と説明しています。 WHOは検査方法に統一性がでるよう指導しているのか? 5.今回、SARS-CoV-2 と命名されたウィルスは、純粋に隔離されたことがないので、実際に存在するのかどうか証明されていない、とおっしゃるアメリカの学者さんがいらっしゃいました。本当にそうなの?もしそうなら、何に対して検査を行っているの? 7.最近では世界中で使われているPCRテストに関して、97%はあてにならない(陽性とでても、97%は間違った結果)という情報もあるが、本当なのか? 8.PCRがコロナウィルスを検出しているのでなければ、陽性になった人たちの何を検出しているのか? 9.無症状感染者という概念は正しいのか?飛沫で他の人にウィルスをうつすという考えは本当に正しいのか?飛沫にどの位のウィルスが入っていてどの位の確率で感染を広めているのか? (WHOは、いわゆる無症状感染者が他の人にウィルスをうつすことは”稀”だと発表しています) この本で初めて知ったことは、PCR検査の有効期限。検査キットの試薬の有効期限ではなく、変異の激しいRNAウィルスを検出できる(かもしれない)検出限界期限は? ということです。今まで、この点を論じた人はいなかったのでは? 本当に新しく発生したウィルスなのか? 今回のウィルスが新しく発生したウィルスという物的証拠はあるのか? なぜ恐ろしいウィルスが蔓延していると思うのか? ウィルスの存在に関する科学的根拠がないにもかかわらず、すさまじい勢いで進むワクチン開発は必要なのか? PCR検査の根本的問題点を誰も考えないのはなぜ? 教授の”今回の騒動はPCR検査がすべてを作り出したと言ってもよい。”という章、まさにそう、と思いました。 ”無症状感染者という用語が作られたり、子供が無症状であってもウィルスをまきちらして感染源となるという話も、PCR検査の結果をもとにしている” ”感染力の強さについて、実際の実験で示した研究はほとんどない” ”。。。PCR検査が問題のウィルスを検出しているという証拠はない。なぜなら、PCR検査では検出できないはずのレベルまで変異がすすんでいる現時点においても、なお一定割合でPCR陽性者がでているからである。これはPCR検査が問題としているRNAウィルスを検出しているのではなく、変異の少ない遺伝子を検出していると考えるべきであろう。。。。” ”PCR検査はウィルス変異が5%を超えると、多数の変異体が検出できなくなる。それでも、一定数の陽性者がでるのは、他のなんらかの遺伝子を検出しているのにすぎない。感染とは無関係に出るロシアンルーレットの世界になっている” ”ザルでバケツの水をくむ人はいないだろう。変異体のたくさんできているRNAウィルスはPCR検査で検出できないウィルスの遺伝子が増大して、天文学的な種類があり得る。医学的な検査には使えない (PCR検査により検出可能なものを1とすると、PCRでは検出不能なものは159万種類) ”今回の騒動の本質は、いわゆる新型コロナウィルスではなく、PCRを用いて微量の遺伝子を数億倍にまで拡大することにより、何らかの遺伝子断片が世界各国で見つかったことに過ぎないのではないか?” (個人的には、私はそうだと思っています。パンデミックとよばれるようなウィルスではなかったと思っています) コロナ騒動を利用して、すすめられたアメリカ選挙(郵便投票による選挙違反等さまざま。選挙違反をしたと言われている4つの州を相手に、12月11日時点では他の18の州が連邦裁判所に訴えている)、普通なら数年かかると言われているワクチンをすでに開発(安全性の検証データは公表されていない)、その摂取を強制化しようとする動き、、、陰謀説が現実となっています。 ワクチンのことを知らない人は、なんの疑いもなく受けるでしょうが、私なら絶対に受けません(強制になっても受けません)右へならへ、の一人になるつもりはありませんので。 マリス博士の言葉が伝聞の伝聞で原典が不明確。ノーベル賞受賞者の権威借用の為だけの引用。 知人が薦め、ご丁寧に一冊ウチに置いていったので読んでみた。 本の表紙には一言「PCRの発明者であるキャリー・マリス博士(ノーベル賞受賞者)も、PCRを病原体検査に用いる事の問題点を語っている。」と添えてある。 それなのに、この本を読み始めて最初のページで目にするのは、PCR検査が病原体ウイルスの検査に使えるのかどうか、 キャリー・マリス博士は、この点に関して、「PCRは、感染症の診断に使ってはならない」≠ニ言う趣旨の発言をしていたとされている(注1・巻末に記載)。≠ニ、いきなり本のタイトルの根拠をあやふやな感じにする一文。巻末に記載されている情報源もJohn Lauritsen(1996)なる人物による、マリス博士がHIVの検査にPCRを用いることについて「定量PCRというのは矛盾している」と述べた一言の引用で、しかも(1996)が発言ないし引用がされた時期であるとすればかなり古い情報だ。John LauritsenをAmazonで調べると1986年から1998年頃にかけてAIDSに関する著作があるようなのでここからの引用なのかもしれないが、なぜか巻末の参考文献にはその記述が無い。ちなみに邦訳された本も無いようだ。 結局、注釈の最後に引用元のURLが記されているのだけど、原典となる一言をマリス博士が何時何処で述べたものなのかがそこには記されておらず、情報としての価値は薄い。 伝聞の伝聞では、あやふやな感じにせざるえないのも、仕方なかったのだろう。明らかなでっち上げを書く訳にもいくまい。 書名にもあるRNAウイルスの検査に使ってはならない≠ノついても、すこし確認してみる。 PCR法が発明されたのは1983年頃で、1990年代はこの技術の使い方について既に色々な検証が成されていた時期と思われるし、Google検索でさっと見つかった情報を例にあげると、Nested-PCR法によるインフルエンザウイルスの検出≠ニいう1997年の論文ではインフルエンザウイルスのRNAの検出にPCRは有用と結論している。それから20年以上たっている今日、PCR法について多くの実験や検証が既に行われあとであり、それを踏まえた上でにPCR検査の実施なのだと考えられる。それらを否定するのならば根拠となる実験や検証の結果を示すべきである。 ところが、本書の内容は専門用語をちりばめるなどして自然科学的な言葉選びで雰囲気を装っているが、結論に至るのに示される根拠は人文社会的な論点が多く科学的な検証に耐える内容では無いと考える。 (追記) P.14「PCR検査で陽性になる遺伝子は、問題のウイルス以外にも存在する可能性があることが、公的機関に置いても確認されているとも解釈出来る。」とありますが、著者に指摘されるまでも無く、実際に検査に於いてはその可能性を排除せずに確認することが求められているようです。一般向けでは無いですが「COVID-19診断用プライマー交差性解析システム」の整備、公開 (2020年5月29日 国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子薬学部)≠ニいう資料を見つけることが出来ました。この本の一刷の発行日より半年以上前の資料です。 本書では「しかしながら、実際の医療現場では、PCR検査で陽性の結果が出れば、問題のウイルスに感染していると判断しているケースがほとんでどあろう。」と続きます。 推論よりも、この資料にある「交差解析システム」が有効なのか、正しく運用されているのかを調べて評価するべきでしょう。 あと、これは私的な感想ですが…… P.34「プライマーは、およそ20塩基の長さのものを用いる(中略)全体の750分の1が一致しているに過ぎない」とありますが、AGCUの4種の核酸塩基20ヶの組み合わせの種類は約1,000,000,000,000(1兆)通り(方向性有りでいいんだよね? 仮に半分にしても5000億通りと膨大だけど)もあるので、特徴的な配列を設定するのには十分だと思います。 (交差性確認の為の検索に於いては短過ぎる場合があるようですが。) 調べ始めるとキリがなくなりそうですが、本書は主張の裏付けがとなる証拠の提示や調査が全体的に足りない印象です。(追記終) 読むなら一人で楽しむのにとどめ、人に奨めるようなことは控えるのをお薦めする。 追記・72ページ1行目より引用 「ダーウィンは、その生物が生き残るのに有利になるように遺伝子変化が起ると考えた。いわゆるダーウィンの進化説である。」とありますが、信じられない誤りです。 (スミマセン、私、進化論は好きな読書のテーマの一つなので、この間違いはあんまりだと思い指摘せずにはいられませんでした。) Amazonで購入 尾身茂氏では、この騒動を終息出来ない。ドロステンの罠! はじめに キャリー・マリス博士は、「PCRは、感染症の診断に使ってはならない」という忠告は、一体どのような意味があるのか? 感染症とPCR検査が融合することで、無症状感染者という新しい形態の病気を作り出した。 無症状感染者とは何かということを、国民自身が考える必要があり、本当に無症状の人がウイルスをまき散らしているのかについては、誰も明らかにしていなく、無症状感染者がPCRによって特定されても、ウイルスを本当にまき散らすかどうかについて、検証されていない。 もともと、PCRは、試験管内で遺伝子を増やす技術であり、遺伝子工学、分子生物の研究に大きな貢献を果たしていて、遺伝子を増やすことを簡単に成し遂げた革命児で、刑事事件における人物同定にも、革命的な技術の進歩をもたらした。 今回のPCR検査法は、ドイツのクリスティアン・ドロステン教授によって開発されたものである。 PCR検査を推奨した、WHO事務局長のテドロスは、「PCR検査を徹底して行い、陽性者を隔離せよ」という施策を表明した。 しかし、各国の公的機関からも、PCR検査に関する文章を注意深く見ると、必ずしも、PCR検査が確立されたものでないことがわかる。 例えば米国CDC(アメリカ疾病予防管理センター)から、(ウイルスRNAの検出は、感染性ウイルスの存在や2019ーnCoVが臨床症状の原因物質であることを示していない可能性がある) PCRが陽性になっても、感染性ウイルス(新型コロナウイルス)の存在を示さない可能性があることを示している。 つまり、PCRが陽性になることと、新型コロナウイルスに感染していることの間には、必ずしも因果関係が確認されていないということであり、PCR検査で陽性になる遺伝子は、問題のウイルス以外にも存在する可能性があることが、公的機関においても確認されているとも解釈できる。 しかも、症状の発現を説明できるだけのウイルス量が確認されるかどうかは関係なく、問題のウイルスに感染していると診断している。 少量の遺伝子に断片が見つかっただけであったとしても、あたかも危険なウイルスに感染しているのと同等であるとみなすことになったのである。 また、陽性の結果が出て、後日死亡した人は、実際の死因とは関係なくこのウイルスが原因で死亡したとみなすという基準も、WHOによって新たに出された。 これによって、実際の病原性と統計上の数値の間に大きな乖離が生まれることになった。 本当の問題は、PCR検査自体が、そもそもRNAウイルスの検査には向いていないというところにある。 第1章 病原体同定にPCRは使えるのか PCR検査は、遺伝子を試験管内において指数関数的に増殖させる技術である。 DNAを数億倍にまで増幅(ぞうふく)するので、わずかな量のDNAが汚染源になってしまうことがある。 そもそも、PCRは、病原体検査のための方法論ではなく、遺伝子の断片を、試験管内で増幅する技術である。 病原体は、その宿主との共生関係の中で生き抜くために、様々な仕掛けを持っていて、遺伝子だけを取り上げても、複雑な仕組みがあり、その仕組みを理解しないと、遺伝子を使った病原体の同定ができるかどうかわからない。 PCR検査が、未知の病原体検査に使えるかという問題は、これまで研究されたことがあまりなく、未解決のことがたくさんある。 今回の場合は特に偽陽性の問題が大きく、健康な人を次々と感染者として同定するとなると、人権的な問題だけではなく社会の混乱を引き起こすという危険な検査になり得る。 たんぱく質レベルでの抗体検査は、インフルエンザやマラリアの病原体確認のための「イムノクロマトグラフィー」という抗体反応を短時間で検出する方法が開発され、臨床検査として一般に普及している。 今回の騒動の原因は、PCR検査という、遺伝子検査を持ち出してきたことで、 遺伝子検査とこれまでの一般的な検査は、まったく違う概念のものである。 全体の遺伝子情報のごく一部である、設計図図面の切れ端だけを見て、PCR検査で何を観ているのかを原理的に理解できる人は少ないのが実態である。 一般的な臨床検査は、たんぱく質や細胞、組織や形や機能の異常や、病原体との同一性を調べるものがほとんどであり、これらは、実際に視覚化して考えることができる。 遺伝子検査というのは、建物の設計図を調べることに相当していて、設計図だけを見て問題点の指摘をすることは難しく、これまで、PCRを使って病原体の検査法の開発に携わっていた人は、極めて少なく、PCRを病原体検査に用いることの危うさを語ることができることができる専門家はほとんどいないのかもしれない。 本来、感染症における病原体の確認は、病原体自体の同一性の確認が最も確実であるが、そるが不可能な場合には、病原体のタンパク質を用いたり、タンパク質に対する抗体を用いる、あるいは遺伝子を用いる方法があり、ウイルスの場合、病原体そのものを用いて同一性を確認することは、現実的に不可能で、そのために、病原体の確認は、病状や環境要因などで判断をすることが一般的に行われてきた。症状による診断では、無症状感染という概念は存在しない。 今回の感染症の診断法として、PCR検査という方法による遺伝子レベルでの病原体同定が正しいというようなことが、マスコミや政府の意向に沿う専門化により、一方的に宣伝され、ある意味では権威づけされたPCRの問題点を指摘することは、一般社会の人にとっては容易ではない。一般の医療従事者にとっても、類似した問題があり得ると思われる。問題のPCR検査を使って、次々と無症状感染者が作られていくと、多くの人は、黙ってそれに従うしかない。 PCRを使って病原体の同定ができるかは不明で、遺伝子の変異が多いRNAウイルスでは、なおさらPCRを使った病原体の同定は困難で、仮に中国から出された論文のウイルスが実在のものであったとしても、既にウイルス発生から相当に時間が経っていて、遺伝子変異が進んでいるため、オリジナルの遺伝子配列を持ったウイルスは既にこの世には存在しない可能性が高い。 そもそも、問題としているウイルスが、本当に病原体であるかを確認することが一番重要な課題のはずである。しかし、今回の対応に当たってはこの点を省いて、いきなりPCR検査を始めた。実際には、PCR検査により、病原体であるRNAウイルスの同定をすることは困難であり、病原体同定の方法に対する信頼性に関しては、十分な検討が欠かせない。 第2章 PCR検査はRNAウイルス変異体を検出できない可能性がある 一般的にRNAウイルスは、変異が多いことで知られている。今回問題となっているウイルス自身も変異は進んでいくために、変異率がある時点に達した段階で、PCR検査では検出できなくなるはずである。 今回の騒動の発端は、中国上海のグループが科学雑誌『Nature』に出した論文である。この論文は、武漢の病院に重症者肺炎で入院した患者の肺から採集した液体から、ウイルスを精製しないままに、次世代シーエンスの技術を使って決定したゲノム遺伝子の構造を解析している。この遺伝子の情報は、米国のGenbankという遺伝子バンクに登録されている。 一般的な考え方としては、新型コロナウイルスとは、この遺伝子を持ったウイルスとその変異体を言うのであろう、しかし、どの程度の変異体までを新型コロナウイルスと言うについては、いまだに明確な答えが出ていなく、実際の新型コロナウイルスの定義は、公には明らかにされていない。 遺伝子変異が数%になった時点で、ある時点でPCRの効率が急速に低下し、変異がさらに進むと、PCRはまったく反応しなくなる。また、どのような変異が起こったのかを調べることも容易ではなく、遺伝子変異は、地域性があるために、変異体の地域分布を調べないとPCR検査の意味もなくなり、2%以上遺伝子が変異すると、ウイルスの遺伝子を検出できないことを示している。 国立感染症研究所やオーストラリアからでている論文によると、このウイルスは、1日あたり3回程度複製するという結果が出されている。 国立感染研が作成したPCR検査マニュアルは、大別して3種類のPCR検査法が記されていて、 @ネスティッド法AリアルタイムPCRBシークエンス解析法であり、 遺伝子の塩基並列を決定する方法においては、95%以上、中国の論文に付随して発表された塩基配列のデータと一致した場合に、陽性と判定するという記載がある。 この時点で既に2〜3%の変異があったために、5%の変異までは許容するとして、陽性限界値が設定された。 12月の初旬に新型コロナウイルスが発生していたとすると、2ヶ月間に2.5%の変異が起こったことになり、1年間あたり、15%の変異/塩基と計算される。 8月には、計算上では変異率10%になっており、PCR検査ではほとんど検出できないレベルである。 しかしながら、7月以降も新型コロナのPCR陽性者がで続けた、この陽性者は一体何を意味するのか? このウイルス以外の遺伝子を検出している可能性が高いが、その検証はされていない。 宿主の細胞内において、ウイルスは宿主の細胞の仕組みを利用して、ゲノムRNAからタンパク質を作り出す。 しかし、その中の1つのタンパク質の機能が変わってしまうと、全体の調和が保てなくなり、そのために、タンパク質の変異が起こると、そのウイルスは、弱体化するのが通例だ。非常にまれに、ウイルスの増殖が盛んになるという強毒化の変異も起こり得る。しかし、この場合には、感染者に強い症状が出るために、他の人と接触することがなくなり、広く伝播するということがないために、結果として、この強毒化したウイルスは、絶えてしまうか、再び変異して、強毒でなくなり、変異を起こしたウイルスは、自然に消滅して、消滅するから、そのような変異を起こしたウイルスは、見つけることができない。 正体不明の遺伝子を検出して、何分の1の確率で陽性反応を出し続けるPCR検査は、まさにロシアンルーレットの世界である。 PCR検査マニュアルで、陽性限界が変異率5%程度と設定されていることを考えると、有効期限はウイルス発生から2ヶ月とするのが妥当である。 もはや、医学的に意味のない検査を使い続けて、一体何の意味があるのだろうか?そもそも、RNAウイルスに変異が多いことは、もともとわかっていて、つまりはPCR検査は、このような変異の多いRNAウイルスの検査に使えない。 変異がある程度以上になるとPCR検査が無効になることは、原理的にも明白であり、それにも関わらず、有効期限を設定しなかったのは、明らかに誤りである。 従って、いつまで経ってもPCR検査により一定時間割合の陽性者が出る場合には、目的とするウイルス以外の遺伝子と反応している可能性が高い。このような状態で、PCR検査を続けると、ほとんどが偽陽性ということにもなりかねない。 ウイルス変異を調べるには、病原性の変化を見る方法と、遺伝子の変異を調べる方法があり、両者の関連を調べることにより、病原性と関係深い遺伝子領域を明らかにすることができる。 変異の多いRNAウイルスは、次第に遺伝子変異を蓄積していき、変異体の多くが同義的置換によるものであるが、非同義的置換では、アミノ酸にも変化が生じる。それ以外の変異も起こる可能性があり、その中で生き残れるものもあろうが、大部分は誰にも知られずに消え去ってしまう。多様な変異体は、変異体同士で一緒に行動するだろうか、それとも、地域によって、変異体の種類の偏りがあるのだろうか?いつの日か、たまたま、強毒になったウイルスが急速に増殖して、再び変異の少ない形になってカンバックする可能性があるかもしれない。これは、新型でなくリバイバル型というべきであり、しかし、いつ起こるかわからないものを、常に心配する意味がない。これまでも、特に心配しないでやってきていて、万一そのようなことが起こったとしても、自然治癒力が働いてくれることを信じるほうが賢明である。 第3章 PCR検査は未知の微生物を検出している可能性がある 今回話題となっているウイルスをクローン化して、純粋なウイルスを取り出したという科学論文はまだ報告されていない。また、少なくとも現時点では、問題のウイルスが存在しているかについて科学的な証明はない。 つまり、PCR検査により、ウイルスが実在しているという勘違いに陥っているという可能性がある。 今回の感染症についての解析においては、自然科学的な視点が重要である。 もし、今後問題のウイルスがクローン化されたとしても、当初の遺伝子配列から、かなり変異が進んでいるはずで、当然ながら、病原性にも変化があり得る。どのような変異体が、どのような病原性を持つかのかを、それぞれの変異体で検証する必要がある。 今回問題になっているウイルスは、中国武漢の病院に入院した患者の肺から採集した検体から、ウイルスのゲノム遺伝子が決定された。このウイルスは3万塩基のゲノム遺伝子を持っているので、オリジナルな遺伝子配列を保っている確率は 0.9930000となり、ほぼ0になら、可能な変異体の種類は、天文学的な数値になる。 今回の騒動は、PCRによって引き起こされたバンデミックである。 現実的にはPCR検査で何かの遺伝子を、世界中で検出し続けていて、 症状を起こすウイルスとPCR検査で陽性になるウイルスとは、別物であると考えてられ、もしかして、ウイルスではないという可能性もある。 PCR検査陽性とは、PCRを使って何らかの遺伝子を検出したというだけのことではないだろうかという疑問がわいてくる。 今回のPCR検査で陽性と判定されている遺伝子は、昨年末に中国で新しく発生したウイルスではなく、各地域において、何らかの遺伝子が新しく発見されただけではないだろうか? PCR検査を今年になって始めて結果として、何らかの遺伝子が検出されたのではないか?昨年以前はPCR検査をやっていないので、ずっと以前から、それぞれの地域に存在していたという可能性を考えなくてはいけない。 PCRによって新しく発見された微生物だったのではないのか? 大量にウイルスを撒き散らす人が、いるのなら、その人の飛沫中には、大量のウイルスが見つかるはずで、実際に飛沫中にウイルスを測定した人はいない。 ウイルスが広まったのではなく、PCRコロナ検査キットが広まっただけと考えると、「新型コロナウイルス陽性者」があっという間に広がったという現象を科学的に説明することが可能であり、PCR検査キットに、今回問題となっているウイルス以外の何らかの遺伝子を検査するような仕組みがあれば、一定の割合で陽性者が出る可能性がある。 PCRは、一体何を見ているのか?何らかの遺伝子断片が世界各国で見つかったことに過ぎないのではないのか? 遺伝子バンクへの遺伝子情報の登録は無審査で、遺伝子バンクの情報が正しいとは限らない。 遺伝子の由来は、ウイルスではないかもしれない、未知の微生物あるいは人間のゲノムの可能性もある。 いつまでも陽性者が出ていることから、通常のRNAウイルスよりも変異速度の遅い「レトロウイルス」遺伝子を検出している可能性もある。 PCR検査は、検体中の遺伝子を公平に増やすのではなく、中国の論文の遺伝子のある部分に近い遺伝子の断片だけを検出していることになり、その遺伝子断片の正体は、ウイルスであるという証拠もない。中国で発表された論文の遺伝子情報の一部に類似した遺伝子断片に過ぎない。 ウイルスが単離されて、病原性が確認されていない以上、ウイルスの遺伝子を検出しているという証拠はないことになり、また、RNAウイルスであれば、時間の経過とともに遺伝子が変異をして、やがて検出できなくなる。 ウイルス発生時期からかなり時間が経ってから検出される遺伝子断片は、人から人へ感染が広がるRNAウイルスよりも、安定した何らかの遺伝子であろう。いつかから存在するのかも定かではない。 第4章 PCR検査による同一性の確認は、事前調査なしでは不可能である。 PCR検査は、非常に短い部分の遺伝子を増幅させて、この増幅反応が起きるかどうかで、遺伝子の同一性を調べる検査法である。遺伝子を増幅させるためには、まず、プライマーと呼ばれる短い遺伝子が、サンプルDNAと結合する必要があり、同一性を調べる部分は、このプライマーの部分の遺伝子配列になる。実際には、増幅反応のために、プライマー2本を使用する。 短い合成DNAを用いて、プライマーは20塩基ほどの長さのDNAであり、これと病原体DNAとの結合は、高い特異性があり、この、特異性の高さがPCR法の特色であるのだが、極めて短い領域の特異性しか保証しないという欠点がある。今回問題となっているウイルスは、ゲノム遺伝子全体が約3万塩基弱なので、PCRで検出している遺伝子は、そのうちのごく一部に過ぎない。 PCR検査における限界を示し、事前調査の結果が重要な役割を果たし、その地域にPCR陽性になる何かの遺伝子がある場合、事実上PCRによる外来物との同一性の確認は不可能ということになる。 PCRにおいては、数多くの異なった個体の遺伝子が混在している可能性があり、いくつかのパーツを選んだ場合、同じ個体に由来するかどうかわからないという問題がある。 事前調査をしておかないと、交差反応する遺伝子の存在を否定できない。そのために、事前調査なしには、同一性の確認はできないという認識が重要である。 現実的には、日本国民全員の検査は不可能であり、各地域でサンプル調査をするのが現実的な対応であろう。 第5章 すべてがPCR検査によって作られた仮説である。 はたしてPCRで検出する遺伝子が、病原体である保証はどこにもない。 ウイルスの増殖速度が速いと細胞の損傷を引き起こし、増殖したウイルスが細胞外に出る。また、ウイルスが増殖し損傷した細胞が、多量のウイルスとともに、はがれやすい状態で上皮に付着する。 このような理由から、咽頭スワブ(咽頭を綿棒等で拭(ふ)った検体)のウイルスの数は、やはりウイルスの増殖速度と正に相関関係にある。すなわち、病原性と、ウイルス数が少ない場合、このウイルスによる病原性はほとんどないと考えられる。PCRで検出するのは、遺伝子の断片なので、咽頭に存在するものが、活性のあるウイルスなのか、失活したウイルスなのか、それとも裸の遺伝子断片なのか区別することはてきない。ウイルス以外の微生物、また、人間のゲノム遺伝子がPCRに反応する可能性も完全に否定できない。 PCRの結果を、陽性または陰性といった二者選択の形で表記するだけでは、サンプルに含まれる遺伝子変異や遺伝子数などの重要な情報を逃す可能性があり、有症状者と無症状者のPCRのCt値を比べた研究によれば、両者の間には、明確な差が存在しない、しかも、Ct値からウイルス数を推測すると、有症状においても、症状を説明できるような数のウイルスが検出できない、このことは、症状を起こしているウイルスと、今回問題としているウイルスは別物であるということを示している。 中国発の論文によって世界に知られ渡った3万塩基のゲノム遺伝子を持ったウイルスは本当に実在しているのか? ウイルスのクローニングによる鈍化が成功していないために、本当のウイルスを使っているかが不明であり、PCR検査で確認した分離株は、新型コロナウイルスが本当に含まれているかも定かではなく、ウイルスの正体を実証実験により昭かにした科学論文は事実上存在しない。 PCR検査で陽性になった人を感染者という言葉で表現し、未知のウイルスの感染が広がっているという危機感をテレビ報道はあおり続けている。 症状は、ウイルスが増殖することによって起こり、ウイルスがある程度以上にならないと、症状が目に見えるようにはならない、症状が出現するためのウイルス数の下限値というものが存在する。 インフルエンザでは数千万以上にもなり、数万〜数十万程度のウイルス数が検出される必要があり、それ以下のウイルス数では、病原体でないウイルスを検出している可能性が高いことになる。 PCRの発明者である「キャリー・マリス」は、レトロウイルスの一種HIVは、エイズの病原体ではないという確固たる考えを持っていた。 彼は、献血の血液中に存在するHIVの数をPCRで測るというプロジェクトの顧問に就任し、HIVの発見者、フランスのリュック・モンタナエ(後にノーベル医学・生理学賞受賞)に、HIVのエイズの病原体であるという論文が有るのかに対して、モンタナエ氏は論文を示すことが出来なかった。 問題は、ウイルスの数を知ることができないということであり、ウイルスの数は、病原性の発現と正に相関関係にあるのが普通で、HIVに関してもこの理屈が通用するかについてはも不明であり、細胞内のHIVのウイルス数を測定する手段がない以上、HIVの病原性を細胞レベルで調べるのは難しい、ウイルスの病原性がわからない以上、PCRでウイルスを検出できたとしても、医学的な意味を持っているかについての判断も、現時点ではできない。 PCR検査の結果が、病原体ウイルスを同定するということにはならない。 しかしながら、PCR検査では検出できないはずのレベルにまで変異が進んでいる現時点においても、なお一定割合でPCR陽性者が出ているが、これはRNAウイルスを検出しているのではなく、変異の少ない遺伝子を検出していると考えるべきであり、数種類のプライマーセットを組み合わせて確認することは最低でも実施すべきである。 感染力の強さについて、実際の実験で示した研究はほとんどない。 無症状者が感染源になるという根拠に関する論文は極めて少ない。 また、ウイルスが飛沫中に存在しているというデータが出されたことはない。 無症状者が感染源になるという説を唱えた論文は、今回のPCR検査を開発したドイツのドロステン教授のグループが出したものである。 日本のマスコミの報道でも、「無症状者が感染源になる」という結論だけを紹介していて、無症状者が感染源になるという説を作り出した、今回の騒動の大きな要因であると言って過言ではない。 中国の論文の遺伝子を持ったウイルスの存在の証明は、クローン化によりウイルスを鈍化した後に、遺伝子配列の決定により完了する。それまでは、この遺伝子を持ったウイルスがこの世に実在するとは言えない。また、このウイルスの病原性は、いまだに確認されていない。 検査の精度を上げるためには、できるだけ多くのプライマーセットを用いて、すべてが陽性の場合にのみ、PCR検査の結果を陽性と判断するべきで、国立感染研のマニュアルに書かれているプライマーセットにも、いくつかの種類があり、そのすべてで陽性になることが陽性判定ではなく、いずれかで陽性であれば、陽性と判断するように記載され、プライマーセットによって、異なった結果が出ることがあることも、このマニュアルに記載されている。 症状を起こしているウイルスの正体は不明だが、私たちは通常風邪を引いても、病原体を明らかにすることは求めない、病原体がわからないからといって、不安に思うこともない。少しの間安静にしていれば、自然に治っていくということを、世代を越えて自然に学んできた。自然治癒力を信じ、ウイルスの正体がわからなくても、特に気にすることがなかった。これに対するワクチンの必要性などを考えることもなかった。 無症状者が感染源になるという説は、仮説に仮説を積み重ねたものであり、本来は仮説にもならないレベルであるというのが、真相であろう。 徹底的にPCR検査を実施して、陽性者を隔離する政策の実施を各国に呼び掛けた。このような重大声明は、よほどの確信がなければ、出すことができないと考えるのが普通であろう。やはり、何か特別な意図が働いているからだろう。 地方自治体の中には、独自にPCR検査の拡充(かくじゅう)を図る動きが見られるようになり、コロナ対策として、多大な予算が地方自治体に配布されたが、PCR検査体制を拡充させても、感染拡大の防止策にはならない。 マスクやソーシャルディスタンスの必要性の理論は、PCR検査が正しいという前提のもとに作られ、無症状者が感染源になるという仮定に基づいている。仮定に仮定を積み上げた上に、対策費を使えば感染防止につながるという仮定で、仮定が4つも積み重なれている。 ワクチンに関する議論も、その有効性に関しても、仮説に仮説を重ねたような話しかできないであろう。 インフルエンザウイルス感染の検査には、一般的に抗原検査が行われている。インフルエンザは、感染力が強く、増殖速度も速い、そのために、咽頭スワブのウイルス数も新型コロナに比べるとはるかに多い。 このようなインフルエンザウイルスの遺伝子をPCR検査で検出することは、事実上、実用レベルのPCR検査は、インフルエンザについても不可能である。 第6章 PCRはRNAウイルスの検査には使えない 実際の検査キットが使い物になるかは、実際の調査地域の住民において、予め同じPCRキットを使って、非特異的に反応する遺伝子の有無を調査しておく必要がある。しかし、PCR検査は、病原体の遺伝子情報がないと、交差反応する遺伝子があるかどうかの調査もできない。このために、新興感染症においては、PCR検査確立のための、事前調査は不可能で、新興感染症の診断にPCRを使うのは、応急的な検査に限定するしかない。 PCR検査が、いつまでも有効であると勘違いをして、PCR検査をし続けると、変異体ウイルスを見逃してしまう危険性がありる。つまり、病原性の強いRNAウイルスの検査には、PCRは使えない。 PCRでは、遺伝子変異があれば、検出不能になる可能性があり、PCR陽性になったときに、原型の遺伝子の存在は予測できるが、遺伝子数まではわからないだろう。つまりPCRをRNAウイルスの同定に使うときには、この程度のことしかわからないということである。 すなわち、今回の感染症に対するPCR検査は、本質的に意味がないという状態である。 このように大規模で行われている検査法が、その根本原理において問題があるという発想は浮かびにくい、世界の動きを見て、その、流れについていくことは、必要な場合もある。しかし、大きな流れに対して疑問を呈することは、思考力を必要とする。それとは逆に、流れに逆わらずいれば、思考をする必要がない。 他人の行動を見て、自分の行動を決めるということが普通になっている社会は、ある意味では秩序が保たれた社会だろう。しかし、今回の問題は、自然科学の領域の話のはずで、他人の行動よりも自然の摂理を見る必要がある。自然の摂理には、いつの時代も変わらない真理が存在する。 これまでの違うウイルスが出現したとしても、自然の摂理には従うはずであり、その後の経過は、これまでのウイルスと同様になることが予想できる。このウイルスだけが特別に自然の摂理に従わないという理由は存在しない、他人の行動よりも、自然を見つめたほうが、間違えることが少ない。 テレビ報道において、検査自体に問題があることがテーマになることはない。 PCR検査の発明者であるキャリー・マリスは、検査に問題があると指摘したが、その言葉の意図が理解しにくいことから、推進する声にかき消され、その結果として、PCR検査が無症状の人に拡大された。 今回の騒動は、PCR検査がすべてを作り出したと言ってもよく、無症状の人が感染源になるという研究成果を発表したのは、感染症のPCR検査法を作り出したドイツのドロステン教授のグループで、この研究で、これまでと違った伝播様式をとるウイルスであり、しかも強力な感染力を有するということで、世界の人々を恐怖に陥れた。そして、PCR検査では陽性になっても症状のない、無症状感染者という用語が作られた。さらには、子供が無症状であっても、ウイルスを撒き散らし、感染源になるという話も、PCR検査の結果をもとにしている。 新型コロナウイルス感染症は、PCR検査がなければ、成り立たない感染症である。 今回問題となっているウイルスの基礎的な研究だけでも、数年はかかるだろう。 生体防御の仕組みを解明しないことは、効果的なワクチンのデザインもできないはずである。 198 抗体ができることと、生体防御が成立することには、大きな隔たりがあることを認識する必要があり、遺伝子変異をするRNAウイルスは、遺伝子をコードするタンパク質の変異も起こり得る。ワクチン開発時点に用いた遺伝子配列は、開発が進んだこれには、ウイルスが遺伝子変異を起こして、ワクチンの標的にしているタンパク質に反応しなくなる可能性もあり、抗体産生だけを目標にしたワクチンであったとしても、ウイルス発生時点から有効期限が必要であり、有効期限の切れたワクチンでは、生体防御能力を誘導できないだけでなく、副反応だけが起こる可能性があることに注意が必要になる。 そもそも抗体を産生するB細胞は、いろいろな抗体を作り出すことができるように、あらかじめ多様なものが用意されていて、また、低いレベルでの多様な抗体は、既に作られていて、必要があれば、すぐに抗体を作り出す用意ができている。したがって、わざわざ役に立たない抗体をワクチンで作り出すことに、どのような意味があるのかを再検討する必要がある。 はたして、新型コロナ終息宣言は、いつ出されるだろうか、PCR検査の無意味さを社会が認識するときまで、待たなければならないのか?PCR検査が終われば、コロナは終わる。 変異の多いRNAウイルスには、ワクチンも生体防御の目的には使えない可能性が高い。。 ※現代社会に欠けている思考だと思うが、正直、本の構成が悪すぎる、非常に読みずらい、特に第5章は同じ内容が展開もなくだらだらと書かれているので、疲れてしまう。科学系の著書の問題点は、素人でも解りやすく纏めないと、只でさえ難しいジャンルなので、なかなか広がらないだろう!しかし、PCR検査が新型コロナウイルスに、反応していないという解釈は驚きで、確かに、私も今回の騒動はPCR検査キット含めた、インテリジェントテロだと、思っていたが、根本的に唐栗の雑過ぎるテロだと思うと、科学者のレベルが低すぎることが露呈した。考えて見ると、科学、経済、医学等の学問は、世界を幸せにするために使われているのではなく、一部の知識人の金儲けにただ使われていて、世界を幸せにする思考のある学者等は、社会構造から外され、冷飯を食わされ、錬金術にまみれた連中は、本当の学問など、どうでもよくなり、お金のなる組織に忖度していく、達の悪いのは、インチキだと気が付かない間抜けな学者が社会を動かしてしまい、正しく、この新型コロナウイルス騒動は続いている。京都大学の上久保先生が何故、去年の年末位に終息するだろうと言っていた意味が、この著書を読んでピンと来たが、PCR検査が新型コロナウイルスに反応していなければ、陽性者は減らないだろう、やはり、PCR検査を終わらせなければ、この騒動は終息出来ないだろう。しかし、キャリー・マリスのHIVについての見解は驚きで、いかに医学の化学がメチャクチャな組織に操られているか、日本のガン治療を見ても、よく解るだろう、この騒動は尾身茂氏が中心になっている限りは、終息出来ないことがよく解る。この著書の他に、武田邦彦先生のコロナ分析も、是非参考にしてもらいたい。 Amazonで購入 永遠に続く愚策PCR検査 PCRは、本来は遺伝子の断片を調べるものであり、病原体ウィルスの検査に使えるかと言う点については、これまで不明な点が多かった。PCRの発明者で、ノーベル化学賞受賞者であるキャリーマリス博士は、この点に関して「PCRが、感染症の診断に使ってはならない」と言う趣旨の発言をした。そして、彼は2019年8月に米国カリフォルニア州の自宅で謎の死を遂げた。死因については、肺炎であるとされているが、自宅で肺炎のためになくなると言うのは、先進国においては通常ありえないことであり、多くの疑問の声が上がっている。 彼の死を待つようにして始まった、今回の新型コロナ騒動は、PCRをこの感染症の診断法のゴールドスタンダードとしている点に注目する必要がある。 その国の医療関係の責任者が、WHOとの関係を深めることで、権力を身に付けるチャンスになり得る。各国において、今回の騒動により莫大なお金が動いているが、開発途上国も例外ではない。経済的にゆとりのない開発途上国においても、PCR検査が行われているのは、尋常ではない。このようにPCR検査の実態から、お金の流れが推察できる。 ★今回のパンデミック騒動は、感染症とPCR検査が融合することで、無症状感染者と言う新しい形態の病気を作り出した。あっという間に、世界中にマスク社会が出現した。無症状感染者と言う前例のない病気の出現には、マスコミも大きな役割を果たした。このような奇妙な現象が続くと、多くの疑問の声が上がってくるが、しかし、今回の騒動においては、テレビは毎日朝から夜まで、奇病とも言える新しい感染症の番組を流し続けた。少数の人は、このようなテレビの行動のあり方に疑問を持ち、インターネットなどに今回の感染症について疑問を呈する情報を求めた。テレビの情報だけを頼りにする人と、インターネットの情報から行動する人と、ニ極分化するようになった。膨大な予算を使って新しく生み出された社会環境には、無症状感染者があちこちにいて、目に見えない危険なウィルスを撒き散らしていると言う印象を与えた。こうして、恐ろしい感染症が蔓延していると言う人工的な舞台が作られた。しかし、この人口舞台を作るために使われたお金は、いずれ何らかの形で国民が負担することになる。本当に無症状の人がウィルスを撒き散らしているのかについては、誰も明らかにしていない。WHO事務局長のテドロスは「PCR検査を徹底して行い、陽性者を隔離せよ」と言う施策を表明し、PCR検査がゴールドスタンダードの地位を得た。WHOの指示に従うような形で、世界各国がPCR検査を始めた。あたかも、PCRが最も信頼できる検査法であることが自明であるかのように、世界の報道機関がPCR検査の結果に基づいた感染者数や死亡者数の報道を始めた。それにつれて、ウィルス検出のためのPCR検査キットが、世界中の会社から発売された。しかし、注意深く見ると、必ずしもPCR検査が確立されたものではないことがわかる。例えば米国CDC (アメリカ疾病予防管理センター)から次の文書が公開されている。和訳で抜粋 「ウィルスRNAの検出は、感染症ウィルスの存在や2019-nCoVが臨床症状の原因物質であることを示していない可能性がある」つまり、PCR陽性になることと、新型コロナウィルスに感染していることの間には、必ずしも因果関係が確認されていないと言うことである。あるいは、PCR検査で陽性になる遺伝子は、問題のウィルス以外にも存在する可能性があることが、公的機関においても確認されているとも解釈できる。しかし実際の医療現場では、問題のウィルスに感染していると判断しているケースがほとんど。このように、WHOの指示に従い、世界各国が基本的に同様の診断をするようになった。PCR検査で陽性の結果が出て、後日死亡した人は、実際の死因とは関係なくこのウィルスが原因で死亡したとみなすと言う基準も、WHOによって新たに出された。これによって、実際の病原性と統計上の数値の間に大きな乖離が生まれた。しかしこのような乖離状態は放置されたままになっていた。このような問題のある診断法を、すでに確立した診断法であるかのような口調で伝えてきた大手マスコミ。この点を調査しないままに、いつまでも同じPCR検査を続けていると、見かけ上いつまでも感染が継続しているような形になる。この点に関して、これといった対策を取らない政府の責任は重大である。しかし、このような重大な問題に対してあまりに無関心な社会が作られてきたことが最も大きな問題なのかもしれない。 Amazonで購入 コロナ騒動とは、仮説にすぎないPCR検査の「無症状感染者」という概念を広めたことから始まる 新型コロナウイルス騒動の欺瞞を明らかにした本です。 一人でも多くの方に、そして医療従事者の方々に、ぜひ読んでいただきたい内容です。 PCR検査が正しいという仮説の上に、「『感染しているが発症しない』という無症状者が感染源になる」という仮説が築かれます。 この仮説の上に、予防策としてのマスクやソーシャル・ディスタンスの必要性という仮説が作られ、それらの仮説が正しいとして、緊急事態宣言やロックダウンが実施され、ワクチン接種を促しています。 仮説の上に築かれた『無症状の人がウイルスを撒き散らす感染源になる』という仮説は、何の病状も発症していない無症状の人までPCR検査を行わせ、同時に、無症状者が感染源になるという理由から、緊急事態宣言やロックダウンが実施され、新型コロナウイルスの騒動が生じているのです。 この「無症状者が感染源になる」という仮説を唱え、「PCRで新型コロナウイルスを同定する」というPCR検査法の開発・導入した者は、ドイツのシャリテ・ベルリン医科大学のクリスティアン・ドロステン教授です。 つまり「PCR検査が正しい」と「無症状者が感染源になる」という仮説の由来を辿ると、実は同一人物に辿り着くのです。 したがって、コロナ騒動の根底にある、この仮説の根拠になっているPCR検査について、もう一度、深く掘り下げて考えてみる必要がありましょう。 コロナ騒動の発端は、WHOのテドロス事務局長の「PCR検査を徹底して行い、陽性者を隔離せよ」という声明から始まります。ちなみに、このテドロス事務局長は『新型コロナウイルスは、人から人に感染しない』と発言し、世界各国の新型コロナウイルス対策を遅らせた原因を作った人であることも忘れないでください。 このWHOの声明に従う形で、世界各国で一斉にPCR検査が行われ、世界中のマスメディアがPCR検査の結果に基づいた感染者数・死亡者数の報道を始めました。 多くの人々は、こうしたマスメディアが発表する数字に踊らされ、その大前提にあるPCR検査について、何も検証することなく、盲目的に数字を信じるようになりました。 そもそも、PCRの原理とは「Plymerase Cain Raction(ポリメラーゼ連鎖反応」」で、ノーベル化学賞受賞者のキャリー・バンクス・マリス(Kary Banks Mullis)博士が発明されました。 本書でも触れられておりますが、PCR発明者のキャリー博士は「PCRは、感染症の診断に使ってはならない」という趣旨の発言をしていたとされますが、新型コロナウイルスが世に出る直前、2019年8月にアメリカのカリフォルニア州の自宅で謎の死を遂げています。 「自宅にて肺炎により亡くなった」とのことですが、先進国のノーベル化学賞受賞をするほどの化学者が、このような死を病院ではなく、自宅で遂げること自体が不思議な話です。しかも、死因は<肺炎>なのです(新型コロナウイルスは重症化すると肺炎ですが・・・)。 このPCRの原理を発明した方の死を待つかのように、その数か月後から新型コロナウイルスの騒動が生じ、WHOがPCR検査を用いるよう指示しています。 そして、PCR検査で陽性と判定されると、たとえ何の病状も発症していない、無症状の健康な人であっても、感染者扱いされ、隔離を余儀なくされます。 「無症状の人が、本当にウイルスを撒き散らしているのか?」について、誰も医学的に検証しないまま、あっという間に、世界中で隔離政策を実施するようになりました。 しかし、本書で述べられているのですが、アメリカの疾病予防管理センター(CDC)は、2019年の文書「CDC 2019-Novel Coronavirus (2019-nCoV) Real-Time RT-PCR Diagnostic Panel 」の中で、以下の指摘をしています。 『Detection of viral RNA may not indicate the presence of infectious virus or that 2019-nCoV is the causative agent for clinical symptoms. 』 日本語訳は『PCRで陽性になっても、感染性ウイルス<新型コロナウイルス>の存在を示さない可能性がある』です。簡単に言えば『PCR検査の陽性者が、感染者とは限らない』です。 これはWHO声明の「PCR検査での陽性者を隔離せよ」と、大きな矛盾が生じます。 ですから<新型コロナウイルスの騒動が、人為的に引き起こされている>という懸念が、否定できないのです。 新型コロナウイルスの発端は、中国から発表されたNature論文です。 この論文では、2019年12月26日に、中国の武漢に入院した重症肺炎の患者から取り出した液体を材料として、ウイルスを単離することなく、直接、次世代シークエンス(Next Generation Sequencing)という、DNAやRNAの配列を決定する技術で、約3万塩基の長さを持った全ゲノムの塩基配列を決定しています。 細菌学の世界では、細菌学者コッホが提唱した「コッホの四原則」というものがあります。 1.ある病気には一定の微生物が見いだされること 2.その微生物を分離できること 3.分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること 4.そしてその病巣部から同じ微生物が分離されること 上記の中国の発表では、新型コロナウイルスについて、この「コッホの四原則」を1つも満たしていないのです。 「コッホの四原則」の一部を満たしていないものは、今までにもありました。 しかし、新型コロナウイルスについては、「コッホの四原則」を何も満たしていないにもかかわらず、感染力と病原性が強いという主張がなされるのは、医学的に言うなら明らかに不自然です。なぜなら、医学研究に携わる者で、この「コッホの四原則」を知らない者はいないからです。 また、動物への新型コロナウイルスの感染実験を行った際も、感染に使用したウイルスの遺伝子と、病変部位からのウイルスの遺伝子が、同一であることを確認していません。ここにも怪しい点があるわけです。 さらに、本書で著者が述べているように、『PCR検査で確認されているのは、この中国で発表された論文のゲノム遺伝子の300分の1が類似しているにすぎない』という点も重要です。 PCR検査は、増幅できる遺伝子の長さに限界があるため、遺伝子の一部を調べることしかできません。 遺伝子の全体について比較しないまま、「遺伝子のほんの一部(300分の1)が一致している」という、類似性を根拠として、全体が一致すると判断しているのです。 著者が結論付けているとおり、PCR検査でわかる事実とは、単に『中国から発表されたNature論文の遺伝子と、似た部分がある遺伝子を検出したにすぎない』ということです。 新型コロナウイルスは、PCR検査が正しいことを前提にして成り立つ感染症です。 その前提の上に、『無症状の人がウイルスを撒き散らす感染源になる』という見解を加えたことによって、世界中の人々が恐怖におののき、パニックに陥りました。 この見解を唱えた者が、最初に述べたドイツのシャリテ・ベルリン医科大学のクリスティアン・ドロステン教授です。しかも、この人物こそが、PCRで新型コロナウイルスを同定するという、PCR検査法の開発・導入者なのです。 (PCRの原理そのものを発明された方は、亡くなられたノーベル化学賞受賞者のキャリー博士です) 『無症状の人が、ウイルスを撒き散らす感染源になる』という恐怖ゆえに、マスクやソーシャル・ディスタンスの方法が築かれ、緊急事態宣言や、街を封鎖するロックダウンまで行われ、さらにワクチン接種を推進しています。 ここで見逃しやすい点は、ワクチンとは感染を防ぐものではなく、重症化を防ぐものであるということです(最大効果が発症を防ぐです)。 もし仮に、ドロステン教授が述べた説が正しいとしても、ワクチンは感染を防ぐことはできませんから(最大効果が発症を防ぐ)、ワクチン接種者であっても、無症状感染者になる可能性はあります。 何らの解決にもなっていないにもかかわらず、盲目的にワクチン接種を勧めています。この点、皆さんは不思議に思わないでしょうか? 一方、そのワクチンを開発した製薬会社の経営陣たちは、相次いで自社株を売却して、利益を確保しています。(参考:2020年11月12日 Bloombergニュース「ファイザーCEOらも保有株売却、ワクチン期待で製薬株が急伸」) 「利益を得るな」とは申しません。ただ、この経営陣たちからは、「世界を救いたい」という使命感が全く感じられませんし、世界が重大な危機に瀕しているというのであれば、本業と全く関係が無い、株式の売却に勤しむのは、それこそ自粛していただきたいと思う人は、私一人だけではないでしょう。 「未知なる恐怖のウイルスが、そこかしこに存在し、全ての人間が感染源になる」という恐怖感を与えられ、多くの人々はパニックに陥り、正常な思考ができなくなります。 PCR検査が正しいという仮説の上に、仮説に仮説、さらに仮説を積み上げているのですが、パニックゆえに人々は「その仮説が正しいかどうか?」を検証できない状況に追い込まれているのです。 しかも、WHOはこのような指示をしています。 〇 臨床の診断が何であろうとも、PCR検査が陽性の場合、新型コロナウイルスとして報告する 〇 どんな原因で亡くなっても、PCR検査が陽性の場合、新型コロナウイルスの死亡者とする 〇 新型コロナウイルスで亡くなった方の解剖を禁じる 例えば、ガンや糖尿病、あるいは、交通事故が直接の死因であっても、PCR検査が陽性であれば、全て新型コロナウイルスの感染者数・死亡者数としてカウントするわけです。 これでは『WHOは、新型コロナウイルスの感染者と死亡者の数字を増やし、解剖による真相究明を阻む意図がある』と思われても、仕方がありません。 さらに、恐怖を演出するべく、マスメディアが感染者数と死亡者数を毎日発表します。この数字は減ることが決してなく、ひたすら増えるのみの数字ですから、実は人々に恐怖しか与えていないことになります。 このマスメディアが公表する数字にも、巧妙なトリックが存在します。 なぜ、病状が発症した人の数、つまり「発症者数」を公表しないのでしょう? なぜ、死亡者数のみで、病気が治り退院した人の数を公表しないのでしょう? また医学的には「陽性」と「感染」と「発症」は、それぞれ意味が違い、使い分ける必要があるものですが、新型コロナウイルスでは、陽性=感染=発症というように、同じ意味に扱っている点にも、マスメディアのトリックがあるわけです。 ちなみにインフルエンザでは、厚生労働省は「患者数と疾患発生報告数」を公表し、「感染者数」という表現を使っておりません。つまり、「感染者=患者(発症者)」ではないことが、ここでも明らかです。 マスメディア本来の正しい報道のあるべき姿は 「感染者数は〇〇名。その内、発症者数は〇%の〇〇名で、退院者は〇〇名、死亡者数は〇〇名」です。 これに加えて、年代別の分布図を示す必要があるでしょう。 マスメディアは、変異種のニュースで、何の基礎疾患も無い若い方が亡くなったと次々に報道し、人々に注意喚起を促しました。 これは逆に言えば、今まで亡くなった方は基礎疾患がある人ばかりであったことを裏付けることになります。WHOの指示「どんな原因で亡くなっても、PCR検査が陽性の場合、新型コロナウイルスの死亡者とする」が、これらの報道からも読み取れるわけです。 人は感染者数と死亡者数を見て恐怖に陥ると、「数字の根拠になっているPCR検査が正しいかどうか?」に目が行かなくなります。 つまり、マスメディアは恐怖を煽ることによって、人々の冷静な判断力を奪っているわけです。 そうして、世界が重大な危機に陥っているという恐怖ゆえに、本来は単なる仮説にすぎなかったものを、何も検証せずに盲目的に受け入れます。そこから多くの人々の同調圧力が生じ、反対意見への無言のプレッシャーを作り出し、仮説が正しいかどうかを検証する動きや、仮説に対して批判的な意見を全て黙殺・封鎖する流れを生み出しています。 さらには、ステイホーム・自粛といった施策が、経済活動を大きく衰退させ、企業は存続の危機に陥り、国家財政は破綻する方向に動き、それらはやがて大増税と統制経済の道を歩むことにつながります。同時に、自粛に対する罰則は大幅に強化され、人々の自由はどんどん奪われてゆきます。加えて、デジタルデータによる一元管理が進むわけです。 この一連の流れが全て、世界を全体主義化するための布石になっているとしたら、どうされますか? 新型コロナウイルスの騒動を通じて、一連の流れが、世界を全体主義化するための布石と考えるならば、極めて合理的に展開されていることに気が付かれるでしょう。 ドイツ出身の政治哲学者で、悪の陳腐さという概念を説いたハンナ・アーレントは、「エルサレムのアイヒマン」という本の中で、【悪とはシステムを無批判に受け入れることである】と結論付け、警鐘を鳴らしています。 新型コロナウイルス騒動を生み出している正体は【恐怖心】です。 人は恐怖すると、盲目的に何も考えることができず、無批判に物事を受け入れます。 その結果は、ハンナ・アーレントが指摘するとおり、全体主義化の動きを加速させることになります。 そもそも、なぜWHOは、新型コロナウイルスで亡くなった方の解剖を禁じているのでしょうか? もし、意図的に「無症状感染者」という概念を広め、『無症状の人がウイルスを撒き散らす感染源になる』という恐怖の演出がなされているとしたら。。。 さて、私たちが日常生活のレベルで、新型コロナウイルス対策をするならば、免疫力を強化することが最も大切になります。 そのためには、ビタミンD(ミネラルのマグネシウムも合わせて摂取する必要があります)を1日3,000〜5,000 IU、ビタミンC 1,000mgを1日3回摂取するのがお勧めです。どちらもサプリメントとして簡単に入手でき、かつ、非常に安価です。 さらに、新型コロナウイルスの最大の脅威である血栓症を防ぐためには、ビタミンEの摂取(1日 400IU程度)もお勧めします。ビタミンEは、血管の細胞膜のダメージを防いで、血管そのものを健康に保ち、動脈硬化を抑制する効果があり、血栓の形成予防に役立つ効果も期待できるからです。 そして、一番の対策法は「亜鉛」と「亜鉛イオノフォア」です。 オランダのライデン大学の研究チームが発見したものに、「亜鉛は細胞内に取り込まれると、RNAウイルスの増殖を防ぐ働きをする」があります。 ミネラルの亜鉛は、普通に摂取しても細胞内に取り込まれません。亜鉛を細胞内に取り込むためには、亜鉛イオノフォアという成分が必要なのです。一般に手に入る品では、緑茶に多く含まれる「EGCg(エピガロ・ガテキン・ガレート)」と、タマネギの皮に多く含まれる「ケルセチン」が、その亜鉛イオノフォアの働きをします。 新型コロナウイルスの治療薬として期待されるものに「イベルメクチン」があります。イベルメクチンの働きの1つ「ウイルスの増殖を防ぐ」は、この亜鉛と亜鉛イオノフォアでも代用できるのです。亜鉛と亜鉛イオノフォアがセットになったものは、サプリメントとしても販売されています。 また、新型コロナウイルスは、コウモリが由来のウイルスと言われています。ならば、コウモリの日常生活と正反対のことをすることも、対策法になりえると考えられます。 コウモリの基本的な習性は、「夜行性で洞窟に閉じこもる」です。 その逆の『太陽の光をいっぱい浴びる(日光浴はビタミンDの体内合成を促します)』と『外の新鮮な空気を吸う』ことは、コウモリ由来のウイルスであれば有効な対策法になりましょう。 つまり、「マスク・自粛・ステイホーム・ロックダウンという施策は、『太陽の光を浴びること』と『外の新鮮な空気を吸う』ことをできなくするため、人間の免疫力を弱体化し、免疫活性を阻害することになり、むしろ、新型コロナウイルスに感染しやすくする」ということです。 最後になりますが、私は「新型コロナウイルスなど大したことない」等と述べるつもりは毛頭ありません。 しかし、危機に乗じて、マスメディア・製薬会社・学者・政府・WHOが、人々を誤った方向に導いている懸念があるため、本書をきっかけとして、一人でも多くの方が真実を見抜く智慧が身に付き、より良い社会を築くことができることを心から願って、レビューを書いた次第です。 長文レビューを読んでくださり、ありがとうございました。 --------------------------------------------------------------------------------- 本書を著してくださった大橋 眞氏と出版社に、心から深く感謝いたします。 本書は医学の門外漢が書いた書物ではありません。 著者である大橋 眞氏は、京都大学薬学部の卒業生で、徳島大学名誉教授をされている方です。 大橋 眞氏は、ご自身の良心にしたがって、とても論理的に述べられています。 様々な嫌がらせやバッシングを受ける覚悟と、それに立ち向かう勇気が無ければ、このような本を出版できるはずもありません。重ねてお礼申し上げます。 Amazonで購入 疑惑はもはや「常識」、だから購入を迷うところでしょうが・・・「コロナの真相」を解明。 PCRに特化したと思われるような本を買うべきかどうか、ですね?「PCRの発明者で、ノーベル化学賞受賞者であるキャリー・マリス博士は・・・「PCには、具体的にどのような問題があって、感染症の診断にPCRが使えないか」という点に関しては、明確な理由を示していなかった。そして、彼は2019年8月に米国カリフォルニア州の自宅で謎の死を遂げた。死因については、肺炎とされているが、自宅で肺炎のために亡くなるというのは、先進国においては通常あまりないことであり、多くの疑問の声が上がっている。彼の死を待つようにして始まった、今回の新型コロナ騒動は、PCRをこの感染症の診断法のゴールドスタンダードとしている点に注目する必要がある。」「PCRは、感染症の診断に使ってはならない」という忠告は、一体どのような意味なのか。この謎めいた言葉の意味を解読することが、コロナ騒動の真相を解明することにつながるのではないだろうか。」という書き出しは船瀬氏などを超越しているようで怪しすぎの掴み、となっております。「PCRで陽性の結果が出て、後日死亡した人は、実際の死因とは関係なくこのウイルスが原因したとみなすという基準も、WHOによって新に出されたものだ。」怪しすぎ。 参考までに各章のタイトルを挙げておくと、<@PCR検査はRNAウイルス変異体が検出できない可能性があるAPCR検査は、未知の微生物を検出している可能性があるBPCR検査による同一性の確認は、事前調査なしでは不可能であるCすべてがPCR検査によって作られた仮説である>文系にはサクッとはいかないがこの怪しげな書き出し、迷いが吹き飛びそうだ。サクッと、いきたい方は「WILL]という月刊誌の2月号がお薦めだが、本書の購入を迷われている方へ取り急ぎあげておきます。書き出しから結論が読めてしまうところもありますが、あまりにも「魅力的な」書き出しではあります。「PCRオタク」と思ったら大間違い。「新型コロナウイルス感染症はPCR検査がなければ成り立たない感染症なのだ。これが感染症と言えるのかについて議論が必要である。」御免なさい、書いてしまいました。ノーベル賞博士のようになられないことをお祈りします。いやいや我々も注意、世界中でコロナ自体で亡くなった、という事例がいまだ一例も立証されてはいない、ともおっしゃっていました。
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