小生は最初は４日おきのグラフを作成して阿修羅にアップしたのですが、妙に周期的なデコボコが生じることに気付き、途中から「１週当たり」で作ることにしました。上記のことを考慮すると、瞬間的に感染者が増えたことにはあまり意味がありません。最低でも１週間に均して比較することが必要です。（それでも連休が続くとグラフが乱れますが。）

　ちなみに、東京都で発表している、「重症者数」（https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/ のモニタリング項目(7)）にはそのようなブレがありません。　それは「新規重症者数」ではなく、「現在の累積重症者数（寛解や死亡による負のデータを含む）」だからです。
　それが元ネタの「重症者は８２人で、この１カ月で２倍超となったが、ピークの１６０人（１月２０日）の約半分」ということで、こちらのほうが議論してより意味のある数字です。

　つまり、現状では１月２０日の約半分の重症者がいる、ということで、１月２０日に比べて倍の余力がある、ということです。　もちろん病状が等しければ、の話ですが。

　大いに有り得ますね。

　では、”感染者数”が世間を驚かせているのはなぜなんでしょう？
　誤魔化しきれないから？　そんなことはないでしょう。　選挙開票とは違って密室の作業ですから、やる気になればなんとでもなるはず。
　もちろん、ワクチンを打たせるため、ですよね。

　ならば、なぜ”重症者数”は水増ししないんだろうか？？
　小生にも分かりません。

　『感染者数は水増しする、重症者数は間引きする』、すると『感染者は（新種株のせいで）増大したが、ワクチンのお陰で重症化は抑えられている』というシナリオを描くことが出来ます。

　やっぱり何が何でもワクチンを打たせたいんですね。