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食品「値上げラッシュ」ついに年内1万品目突破の衝撃…その幅なんと平均13%!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/306184
2022/06/03 日刊ゲンダイ
特に加工食品が最多で値上げ幅は平均14%(C)共同通信社
連日、何かの商品の値上げが報じられる。2日はサッポロビールが「黒ラベル」や「ヱビス」などのビール類やチューハイ、ノンアルコール飲料など121品目の出荷価格を10月1日から値上げすると発表した。全体の9割の商品が対象で、店頭価格で4〜12%上がる見込み。同社の缶商品の値上げは2008年以来、14年ぶりだ。これで大手ビール4社が10月からの値上げで足並みを揃えた。
デフレが続き、企業は長く値上げを避けてきた。容量を減らす「ステルス値上げ」で価格を据え置くところも少なくなかった。しかし、最近は値上げラッシュが加速し、「みんなで上げれば怖くない」といった状況だ。
そんな中、衝撃なのが、今年値上げされる食品が既に1万品目を突破したという事実だ。値上げ幅は平均13%にも及ぶ。
7月以降に4500品目
帝国データバンクが主要食品メーカー105社を調査(今月1日時点)したところ、今年中に値上げされるのは累計1万789品目に上った。そのうち6月までの値上げは6285品目で、7月以降が4504品目。8月の値上げは1600品目を超え、単月としては今年最多となる。9月以降も1000品目超が値上げされる。
夏以降ピークの飲料は平均15%アップ
超インフレ米国では一般的な1ガロンの牛乳が買えなくなってきている(C)ロイター
食品分野別での最多は加工食品の4288品目、値上げ幅は平均14%。次いで酒類・飲料の2263品目、同15%。調味料2153品目(同11%)、菓子722品目(同12%)、パン454品目(同9%)。夏から秋口以降は、冷凍食品や飲料が値上げの中心になる。
原材料の高騰だけでなく、原油高に伴う包装資材、容器、物流費などの上昇や円安による輸入コスト上昇が今後も続くため、年内に「再値上げ」や「再々値上げ」される商品も出てきそうだ。
「物価の優等生で弱者の“駆け込み寺”である『もやし』まで値上げですからね。ギリギリまで我慢したけれど限界ということです。今年に入って、価格転嫁のセンチメントが明らかに変わりました。『ウチだけ上げないのはバカみたい』と、仕入れ価格が上がった分を販売価格に転嫁する流れができています。今後も続くと思われますが、あまりに値上がりすると消費者が購入できなくなる。超インフレの米国でそうした現象が起き、一般的な1ガロン(約4リットル)の牛乳ではなく、半ガロンを買う動きが出ているそうです」(経済評論家・斎藤満氏)
実質賃金はマイナス、年金は0.4%引き下げ。そこへさらに10%を超える値上げが続く……。
日本でもそのうち「小さいサイズ」が売れだすかもしれない。
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