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2022年5月13日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/176993?rct=national
東京―名古屋間のリニア中央新幹線の工事で、東京都内で今年3月末までに300メートルにわたって行われる予定だった「調査掘進くっしん」が、約50メートルで止まっていることが分かった。調査掘進は、深さ40b以上の大深度地下をシールドマシン(掘削機)で掘り進めるもので、リニア新幹線として初のシールドトンネル工事。JR東海は「安全を最優先に、計画より時間をかけている」とし、具体的な理由を明らかにしていない。リニアのトンネルルート上の住民からは「きちんと説明して」と不安の声が上がっている。
調査掘進は、東京都調布市の東京外郭環状自動車道のトンネルルート上で2020年10月、陥没が発生したことを受け、リニア工事の地上への影響や、施工管理状況を調べるため実施。シールドマシンが発進する立て坑「北品川非常口」(品川区)から南西へ約300メートル掘る計画で、昨年10月に掘削を始めた。掘ったトンネルはリニア中央新幹線の一部になる。
2021年度内に調査掘進を終え、その結果を周辺住民に説明した後、22年度以降に工事に入るスケジュールだった。
ところが3月中旬に約50メートルまで掘削した後、進んでいない。JR東海によると、現在は運転操作室などを載せた台車を掘削機に連結する作業や、機器の点検をしているという。
同社は取材に「(事故対応など)計画外の作業は増えていない」と回答。ただ、予定の6分の1しか掘れていない理由は「リニア新幹線初のシールドトンネル工事なので、慎重に掘進している」という説明にとどまる。
トンネルルート上の住民グループの三木一彦代表=東京都大田区=は「いったい何が起きているのか、JR東海に状況を聞いても、きちんとした説明がない。住民向けの説明会を開いてほしい」と求めている。
リニアの工事では、静岡県中部を流れる大井川の流量減少問題などで静岡で着工できず、JR東海が目指す27年の開業は難しい状況となっている。その中での調査掘進の遅れだが、同社は「工期への影響はないと考えている」としている。(梅野光春)
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