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現在の物価上昇、70年代オイルショックと酷似(Business Journal)
http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/687.html
投稿者 赤かぶ 日時 2022 年 2 月 14 日 11:50:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

現在の物価上昇、70年代オイルショックと酷似
https://biz-journal.jp/2022/02/post_278955.html
2022.02.13 05:40 「加谷珪一の知っとくエコノミー論」 文=加谷珪一/経済評論家 Business Journal


「gettyimages」より

 このところ国内の物価上昇が顕著となっている。基本的な要因は原油や食糧など海外の物価上昇であり、1970年代に発生したオイルショックとよく似ている。昨年までは、日本ではデフレが続いているので「インフレにはなり得ない」といった見解をよく耳にしたが、貿易が存在する以上、海外の物価動向とは無縁ではいられない。

■物価上昇にはタイムラグがある

 このところ食品を中心に多くの商品が値上がりしているので、物価が上がっていること自体は明らかといってよいだろう。だが、2021年12月時点における日本の消費者物価指数は前年同月比でプラス0.8%と、それほど高い上昇率にはなっていない。生活実感とは裏腹に消費者物価指数が上昇していないことについては、主に2つの理由がある。1つは原材料価格の上昇が最終製品の価格上昇に波及するまでにタイムラグが存在すること、もう一つはある種の数字のマジックである。

 企業というのは、原材料や商品を仕入れ、それに利益を乗せて顧客に販売している。物価の上昇が始まった場合、最初に影響が出てくるのが企業の仕入れである。仕入れ価格が上がれば利益が減るので、企業はその分を価格に上乗せしたい。価格を上げると販売数量に影響するため、ギリギリまで踏みとどまるのが普通だが、他のコスト削減努力では到底、吸収できないほどに仕入れ価格が上がれば値上げを決断する。

 仕入れ価格の上昇に耐えられなくなるまでの時間は、商品や業種によって異なっており、現時点ではまだ値上げを行っていない企業もある。このため、全体の指数が上昇するまでにはしばらく時間がかかる。

 企業間取引の物価動向を示すのは企業物価指数だが、インフレになった場合、最初に企業物価指数が上がり、その後、一定のタイムラグを経て消費者物価指数が上昇することが多い。日銀が発表した11月の企業物価指数は前年同月比で9%の上昇となり、オイルショック以後、最大の上げ幅を記録した。オイルショック当時も先に企業物価指数(当時は卸売物価指数)が上がり、その後、半年程度の時間差の後、消費者物価指数が急上昇した。昨年後半に企業物価指数が急上昇したという現実を考えると、2022年の春あたりから上昇が顕著となり、後半に入ってさらに上昇率が上がるという展開が予想される。

 もう1つの理由である数字のマジックとは、携帯電話料金の引き下げが指数に与える影響のことを指す。

 菅政権が携帯各社に対して、通信料金の引き下げを強く要請したことは記憶に新しい。この要請を受けてNTTドコモが新料金プラン「ahamo」を発表するなど、2021年春から続々と新料金の導入が始まった。主要キャリアの料金引き下げを受けてMVNO(仮想移動体通信事業者、いわゆる格安SIM)各社もさらに料金を下げたので、2021年には通信料金が大幅に安くなった。

 家計における通信費の割合は、スマホの普及以降、上昇が続いており、消費者物価指数への影響は大きい。消費者物価指数は前年同月比で算出するので、2021年春以降、携帯電話料金が前年比で安くなった分、全体の物価を押し下げる効果をもたらしている。だが2022年春以降は、すでに料金が下がった2021年との比較になるので、携帯電話料金の値下がり分は指数にマイナスの影響を与えない。

■インフレが発生する時は、大抵、複数の要因が関係している

 現時点において、携帯電話料金の値下げがなかったと仮定した場合、消費者物価指数はすでに2%近い上昇率となっている。現実に物価は上がっているものの、統計のマジックでそれが見えていないだけであり、今年の春以降、値下げの効果が消滅することで、消費者物価指数は2%を超えてくる可能性が高まっている。

 専門家による分析やメディアの報道が、生活実感と乖離することは珍しいことではなく、誰の目にも状況が明らかなってからしか本格的な議論は行われない。スーパーなどによく買い物に行く人なら、物価が上がっていることは昨年後半から一目瞭然だったはずだが、生活実感に乏しい人の場合、インフレと言われてもまだピンと来ていないのではないだろうか。

 だが春以降、携帯料金の引き下げ効果が剥落し、統計上も2%以上の物価上昇と明示されれば、多くのメディアがこの話題を取り上げるはずだ。専門家も「インフレ」「インフレ」と口にするようになり、ほぼすべての人が物価上昇について認識するようになる。

 今回の物価上昇は、原油価格や食糧価格の高騰に伴うものであり、輸入物価の引き上げが起点となっている。原油価格の上昇をきっかけに、あらゆる一次産品の価格が上昇し、多くの製品価格に波及するという流れは、70年代に発生したオイルショックとよく似ている。だが、原油価格の上昇が物価高をもたらすという解釈は、70年代のインフレを完全に説明しているとはいいがたい。

 1973年10月、OPEC加盟6カ国は1バレルあたり3.01ドルだった原油公示価格を5.11ドルに引き上げ、翌年1月からはさらに11.65ドルに引き上げた。これをきっかけに、あらゆる製品の価格が値上がりし、各国でインフレが進んだ。

 原材料などの価格上昇が引き起こすインフレのことを一般的コストプッシュ・インフレと呼ぶ。原油価格の上昇はあらゆる製品価格に影響を与えるが、それでも製品やサービスの付加価値全体に占める一次産品の比率は2割程度であり、これだけで先進国の物価が2倍に上昇するとは考えにくい。では、なぜオイルショックをきっかけに、各国でインフレが進んだのだろうか。

■インフレが発生する時は、単一要因ではないことがほとんど

 顕著なインフレというのは、原油価格の上昇など供給要因に加えて、貨幣的な要因が関係することが大半である。オイルショックが発生する2年前には、金とドルの兌換停止(いわゆるニクソン・ショック)があり、各国のマネーサプライが急増していたことに留意する必要があるだろう。

 1971年8月、米国政府は突如、金とドルの兌換を停止する宣言を行い、世界の金融市場は大混乱に陥った。為替市場ではドルを売って、マルクや円を買う注文が殺到し、ドルの価値は大きく下落。市場には大量のドルが放出される結果となった。日本やドイツは、通貨切り上げに伴う混乱を回避するため、中央銀行は流動性の供給を行った。その結果、ニクソンショック後の世界経済には、大量のマネーがバラ撒かれる状況になった。

 つまり、オイルショックの2年前にすでに大量のマネーが市場に供給されており、貨幣要因でのインフレが発生しやすい状況が生じていた。産油国による価格引き上げは、マグマのように溜ったインフレ圧力に一気に火を付ける結果となり、各国で急激な物価上昇が始まった。

 70年代のインフレはこのようなメカニズムで発生したものであり、決してコスト要因だけによるものではない。というよりも、顕著なインフレが発生する時には、大抵の場合、供給要因と貨幣要因の両方が存在している。ひるがえって今の物価上昇局面については、どう考えれば良いのだろうか。

 原油価格の上昇に伴う一次産品の価格上昇がインフレのきっかけという点で、当時と今とでは類似点があるが、多くの読者の方は、もうひとつの類似点があることについてお気づきだろう。それは、言うまでもなく各国政府が行ってきた量的緩和策である。

■量的緩和策の影響は無視できない

 リーマンショックに対処するため米国を中心とする各国の金融当局は、大量の国債を購入して市場にマネーを供給する量的緩和策を実施してきた。市場には実需を超える貨幣が存在しており、そもそもインフレが生じやすい環境が続いている(というよりも、量的緩和策は意図的にインフレを生じさせる政策である)。

 諸外国の物価は、原油価格が上がる前から上昇傾向が顕著となっていたが、これは量的緩和策の影響によるものである(オイルショック当時も、73年10月の原油価格引き上げによって、いきなり物価が上がったのではなく、すでに73年初頭からインフレは顕著になっていた)。もともと貨幣的要因でインフレが進んでいたところに、一次産品の価格上昇が加わり、物価上昇に弾みが付いているというのが、今の世界経済の現状である。

 一次産品の価格上昇に加え、金融当局の意向によって貨幣が過剰供給されているという点においても、前回のオイルショックと今回のインフレはよく似ている。もっとも、当時の米国経済はボロボロだったが、今の米国経済は今のところ堅調に推移している。成長さえ持続すれば、景気拡大に伴うインフレとしてうまく処理できる可能性が見えてくるので、この点については大きな安心材料といってよいだろう。

 しかしながら、今回のインフレが複合的な要因であることは間違いなく、石油価格が落ち着けばインフレも終息するという単純な話にはならない。政策誘導を一歩間違えば、悪性のインフレになる可能性があるという点については常に留意しておく必要がある。

(文=加谷珪一/経済評論家)

●加谷珪一/経済評論家

1969年宮城県仙台市生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当。独立後は、中央省庁や政府系金融機関など対するコンサルティング業務に従事。現在は、経済、金融、ビジネス、ITなど多方面の分野で執筆活動を行っている。著書に著書に『貧乏国ニッポン』(幻冬舎新書)、『億万長者への道は経済学に書いてある』(クロスメディア・パブリッシング)、『感じる経済学』(SBクリエイティブ)、『ポスト新産業革命』(CCCメディアハウス)、『教養として身につけたい戦争と経済の本質』(総合法令出版)、『中国経済の属国ニッポン、マスコミが言わない隣国の支配戦略』(幻冬舎新書)などがある。
 

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コメント
1. 赤かぶ[164805] kNSCqYLU 2022年2月14日 11:50:44 : IrhQbsPtA1 : My43WnR3V2FGemc=[3410] 報告

2. 2022年2月14日 15:02:33 : gsMxoWlEpY : YU82dnhGbGVuTXc=[57] 報告
1974年には、消費者物価指数(CPI)が前年に比べ23%上昇したとのことで、「異次元緩和」の今でも、そこまで行くとは思えない。
当時は右肩上がりの高度成長期だったが、低成長時代のインフレとはどんなものなんだろうか。


1974年の“狂乱物価”、実は「オイルショック」が原因ではなかった…!(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa7b77aba8e75cce3666bfc35e4ff6a0b1da4a4f?page=3

> 仮に、中東戦争前夜の時点で日銀が貨幣の過剰供給を放置していなかったとしたら、というタラレバを考えてみましょう。その場合、原油価格が急騰してもインフレは起こらなかった――これがデータを用いたその後の研究によって明らかになっていることです

3. 佐助[9098] jbKPlQ 2022年2月14日 17:33:10 : 8vdqVebbs6 : R01MRDA3L0dSUHc=[17] 報告
世界は「保有しているキンを尺度に通貨を発行する」キン返り政策を採用しないと沈静化しません。

ニクソンのキン離れによる為替フロート制が終わり。世界の為替システムは、まず、ドルとユーロ通貨に各国がリンクする固定レート時代へ移行させなければならない。すなわち金本位制です。

60年〜80年代の日本は、10年間に物価は倍増したが、消費者の購買力も倍増したので、万事めでたしとなった。そこで、75%の日本人が、中流階級になったと幻覚できた。この幻覚を再現するのに、インフレが必要だと、エコノミストは妄想を隠さない。

消費者の購買力を縮小させたまま、人為的にインフレ発生させ、国家と企業の悩みを解消したいというインフレ待望論者の妄想は、雄鶏の首を締め殺せば、早起きから開放されると考えたイソップ物語の寓話とそっくりではないか!

すなわち1970年のニクソンショツクで世界の通貨はキンの束縛から開放された、膨張を加速した。その膨張は、地球の内部で底動するマグマに似ている。巨大なドルのマグマは出口を求め、地震や火山爆発のごとき突発的な災害に、人類を巻き込むことを不可避にした。

為替表示はドル単独表示から、複数通貨制新金融システム,例えばドル・円・ユーロ通貨表示に移行しなければならない。この世界の三極通貨体制は、キンに代わる国際通貨システムを構築しないと混乱はおさまらない。

しかも日本政府と経済と労組の指導者は,スーパーバブルから回復する段階と、その期間を短縮化させる可能性を放棄してしまった。

それは,2000-2020年は、新しいルールを受け入れ、古いルールを破壊する社会的心理が多数派となっていた。そこで、新しいカジュアル商品と、新しい技術商品の市場の普及が加速され先覚商品市場の打撃は、更に軽減されるのに日本政府と経済と労組の指導者は切り捨て,不正や偽装,改竄,捏造と嘘で逃げた。

そして慣習期の商品にあぐらをかき、市場拡大のインパクトのある商品を新自由主義経済システムにより放棄した。しかも景気の縮小速度より遅延させたので、倒産消滅は避けらなくなっている。

米国を襲った1930年代の大恐慌が、各産業のトップ企業を入れ替え、次の時代をリードする企業を誕生させ急成長させた時と同じ現象が起きます。特に日本の場合は財閥系の大企業の消失は避けられません。

しかも基幹産業の売上と利益の25〜75%をしめる?要な商品アイテムが、ミニバブルとミニパニックを発生させた。それが同期したので、景気後退の谷は深くなる。そして、長期の景気上昇期には、山と谷の期間の比率は3対1となるが、長期の景気下降期には、比率は1対3に逆転する。

4. 2022年2月14日 21:35:05 : gsMxoWlEpY : YU82dnhGbGVuTXc=[58] 報告
ZeroHedgeによれば、アメリカのインフレは一筋縄ではいかないとのこと。

We're Due For A Limit Down Day | ZeroHedge
https://www.zerohedge.com/markets/were-due-limit-down-day
(deepL翻訳・部分)

先週の消費者物価指数(CPI)が7.5%となったことで、FRBは方向転換をしないだけでなく、より早く、より断固とした行動をとるよう、温度を上げているのである。

これまでにも書いてきたように、インフレはもうFRBを簡単には解放してくれない急所なのです。パウエルはもう軸足を移すことはできない。なぜなら、インフレの数字に絶対に対処しなければならないからだ。

間違いなく、FRBはクソに足を突っ込んだのだ。インフレが「謎」であり、どうにかして魔法のように自己解決した時代は終わった。

私たちは過去25年間で経験したことのない状況に置かれている。
今、緊急利上げがささやかれているが、これは私の意見ではどうしても必要なことだ。

木曜日の消費者物価指数発表に向けて、ここ数週間株価が上昇したという事実は、数十年にわたるFRBの横暴な政策のおかげで、投資マインドがいかにバラバラで歪んだものになっているかを物語っている。

5. 毛沢山[61] ltGR8o5S 2022年2月15日 09:52:48 : FJEKfOiyA2 : MTI4TlVXbS9nYUk=[1] 報告

 オイルショックの時は、物価が一気に30%くらい上昇しただろうか
 しかし、その当時は、非常に優秀な首相が日本にはいた
 田中角栄は、賃金も30%上げたのだ
 そして、日本はこの危機を乗り越え、さらに発展していった
 しかし、この30年は、日本衰退の30年だった
 自民党と日銀の円安政策によって、企業は労せずして利益を出した
 この間、日本企業は、何のリスクも取らず円安効果で儲けていたのだ
 しかし、国際競争力は失われ、円安だけが頼みの経団連になってしまった
 最近では、韓国、台湾にも抜かれ、這い上がることもできない
 トヨタもEV化に遅れを取り、今からではもう遅い
 トヨタの終焉も見えてきた
 
6. 毛沢山[62] ltGR8o5S 2022年2月15日 10:21:20 : FJEKfOiyA2 : MTI4TlVXbS9nYUk=[2] 報告

 円安で儲けるということは、結果的には日本の財産の切り売りである
 円安は、日本の資産の減価である
 銀行預金は現在、利息は付かないに等しい
 さらに、海外から見れば、円安の分が減少している
 購買力平価で、大雑把に半分の価値になっているとすれば、銀行預金も半分である
 20年間利息が付かなかったことにより、付いていれば銀行預金は倍になったはずである
 日本人は、銀行預金をして働いた金を、将来の不安のため銀行預金をした
 しかし、海外から見れば、利息分も含めれば、4分の1になったことになる
 今までは、デフレでそのことが表に現れなかったが、これからは違う

 

7. 毛沢山[63] ltGR8o5S 2022年2月15日 10:29:22 : FJEKfOiyA2 : MTI4TlVXbS9nYUk=[3] 報告

 おそらく、以上のことを考慮すれば、物価は4倍になってもおかしくはない
 それだけ、日本は無理やり円の価値を貶めてきたからだ
 まあ、少なくとも数年のうちに2倍にはなるだろう
 
8. 2022年2月16日 15:43:01 : oiEkBaJ7vY : UFgxTHA3eEcyaEk=[3] 報告
日本はEUの後追いでカーボンニュートラルにご執心なのでこれからもっと上がる。
EV推進が添加剤になり国内インフラと生活はズタボロ確定。
今EV購入すれば最大80万円の補助金プレゼント笑。

ドイツ 電気ガス料金6割値上げ 「このままでは国中が停電する」
https://president.jp/articles/-/54586?page=1

単純に光熱費が今年よりも2倍以上になって平気な世帯、人はどれだけいるだろう。
非正規労働者と国民年金暮らしでは冬季間に死人が出るレベルになるのは確か。
今年も脱正規雇用キャンペーンで、スピーカーを担うのは維新政党。

過去30年賃金が抑えられ続ける中、とうとう物価だけが上がるスタグフレーションを迎える訳だ。

エネルギー高騰の関連製品は衣食住全てに及ぶ。
今まで高い高いとTVで工作使ってまでお米が高いと吹聴して零細農家を傷め付けていたが、
自炊の場合は2022年でも茶碗一杯たったの25円。
60s3万円のブランド米ですら茶碗一杯40円、三杯お代わりしてやっと缶ジュース1本の値段。
これからは「本当に高いお米」になっていく。
供給を続けていた零細は既に死に、
集約した大規模法人はグリホサートまみれの汚物しか作っていない。

既に溢れかえった除草剤成分はワクチンからもグリホサートが検出
https://cotoca-senju.jp/9491/
大規模栽培推進バンザイ。

カーボンニュートラルのおかげで衣服や靴の生産も下がってる。
江戸時代を目指す意識高い系のエコ指標は原始時代まで戻す勢い。
稲わらは機械化で収穫時に刻まれるので手に入らないので草や木の皮を使った服と靴。

緊縮財政、選択と集中、成長の否定の先にあるのは漫画北斗の拳の世界。
小孫の世代は漫画の世界、正に異世界ラノベを実体験出来る訳だ。

9. 2022年2月16日 17:15:35 : gsMxoWlEpY : YU82dnhGbGVuTXc=[66] 報告
> これからは「本当に高いお米」になっていく


鈴木宣弘教授は「飢餓は他人事ではない」と、
すぐそこにある日本の食料危機に警鐘を鳴らしている。
鈴木教授は全国講演、各種メディアへの出演を精力的に続け、
まさに「命がけ」で日本国民に訴えている。




農業消滅 鈴木宣弘 著 - 平凡社新書0979
https://www.heibonsha.co.jp/book/b583770.html

農政の失敗がまねく国家存亡の危機

日本の食糧自給率は37%。もし輸入がストップし穀物価格が暴騰すれば……。日本の農業はいま、どのような危機にあるのかを考える。

徹底した規制緩和で、食料関連の市場規模はこの30年で1・5倍に膨らむ一方、食料自給率は38%まで低下。農家の総収入は13・5兆円から10・5兆円へと減少し、低賃金に、農業従事者の高齢化と慢性的な担い手不足もあいまって、農業消滅≠ェ現実のものになろうとしている。人口増加による食料需要の増大や気候変動による生産量の減少で、世界的に食料の価格が高騰し、輸出制限が懸念されるなか、日本は食の安全保障を確立することができるのか。農政の実態を明かし、私たちの未来を守るための展望を論じる。

はじめに
序 章 飢餓は他人事ではない
第1章 2008年の教訓は生かされない
第2章 種を制するものは世界を制す
第3章 自由化と買い叩きにあう日本の農業
第4章 危ない食料は日本向け
第5章 安全保障の要としての国家戦略の欠如
終 章 日本の未来は守れるか
あとがき
付録:建前→本音の政治・行政用語の変換表
10. 2022年2月16日 18:31:58 : gsMxoWlEpY : YU82dnhGbGVuTXc=[68] 報告
大幅にスレチになってしまうが、もう一つ食の安全について喫緊の問題。
今知ったので、取り急ぎ。

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すでに大変なことが始まっています。 | 山田正彦 オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/yamada-masahiko/entry-12726791294.html

2022年02月12日

(略)

無添加のミートボールで有名な石井食品の社長からも私にメールが届きました。

消費者庁の無添加食品についてガイドラインの変更を見越してすでに取引先から 新商品の取引を停止する連絡が入ったとのことです。

食品添加物は残留農薬と同じように化学物質の健康への被害が問題にされてきたのですが、これから表示がどのように変わるか子どもたちにとっても大変大事な問題です。

3月にも消費者庁は食品表示法9条の安全表示基準のガイドラインを変更して、これまでのような食品添加物の「無添加・不使用」などの表示をなくそうとしています。

これまで食品表示として認められてきた無添加表示を消費者庁(政府)の一方的な決定だけで出来なくしていいものでしょうか。

私たちの憲法上の基本的人権として保障されている知る権利、食品を選ぶ権利を侵すことになるのではないかと私には思えてなりません。

国会議員さん達が動き始めました。

超党派の食の安全・安心を創る議員連盟(会長 篠原孝議員、事務局長 川田龍平議員)主催で2月16日に無添加食品の生産者や生協等の話を聞いて、消費者庁の見解を糺すことになりました。

(以下略)

11. 2022年2月17日 20:47:20 : EXF7vpRFSc : Rzc3SlZJSGxaWXc=[40] 報告
インフレの原因
@時期が悪い
A政治家が無能
B経営者が無能

@の所為にしたがるが、大概はAとBが原因です

12. 毛沢山[64] ltGR8o5S 2022年2月18日 14:33:57 : fukNjkv48g : Nzg2L1d4RHdHOHc=[1] 報告

 ここで話はそれるが、トヨタの初めての本格EVであるbz4X
 なんと日本では販売せず、リース販売のみになったようだ
 ヨーロッパや米国では販売するという
 そりゃそうだろう
 テスラやフォルクスワーゲン、ベンツや日産などは巨大電池工場を建設している
 トヨタは、言うだけで作ってもいない
 売りたくても、電池がなければ売ることはできない
 やはり、トヨタはヤルヤル詐欺だったのだ
 3代目で潰れると言われるが、喜一郎、章一郎、章男
 やはり、3代目はただのおぼちゃま
 
13. 2022年2月18日 20:33:40 : uAKtXn6nls : dEJibzJ1S3p5T2s=[286] 報告
アメリカではとんでもないインフレはかなり前から起こっている。それは医療費と教育費の分野で顕著である。あなたが盲腸程度で数日間入院して帰ってくれば数百万円の請求書が届く、子供を大学へ通わせるとなると学校のランクにもよるが年間5百万円程度は必要である。便利のよい大都市に家族4人ぐらいで住むとすれば家賃は月刊20万円程度は必要だ。

年収1千万円程度ではとてもとてもまともな中流生活は出来ないそうだ。

それで今度は消費者物価がエネルギー価格の上昇から7%以上とか。

14. 2022年2月19日 12:58:38 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[12619] 報告
世界各国と比較すると日本の国民負担率はまだまだ低い!?
2022/02/18
SHIMAKURA BIZch
https://www.youtube.com/watch?v=T7s_smhFmzs

大本営発表も信じる人がいなくなれば終わる
2022/02/18
SHIMAKURA BIZch
https://www.youtube.com/watch?v=eaFp3L-4vkQ

15. 2022年2月19日 15:11:39 : XgSIWgGvVQ : dnFEYlpKTXF1RUk=[2] 報告
NYでインフレ実験したから世界で導入しようとしてる
中国もハイパーインフレになったらしいじゃないか
世界の支配者に国民の財産を管理させるためにコロナをばらまいた
EUは国民の反発で回避できたがアジアやオセアニアは終わってる
NZでも反対運動があるがあの程度の平和的なデモでは変わらない
ほんきで抵抗することが必要だと思った

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