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日経平均株価は上昇も…東証1部の年初来安値195銘柄のナゼ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/288638
2021/04/30 日刊ゲンダイ
暴落の予兆なのか(C)日刊ゲンダイ
暴落の予兆なのか。28日の日経平均株価は、前日比62円08銭高の2万9053円97銭と値上がりして引けた。ところが、東証1部上場企業の9%にあたる195銘柄が年初来安値をつけている。先週21日にも217銘柄が年初来安値をつけた。
日経平均株価は、年初の2万7000円から2000円も上昇しているのに、なぜ年初来安値を更新する銘柄が続出しているのか。経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「日経平均株価は、指数を構成しているファーストリテイリングやソフトバンクグループなど一部の銘柄が全体を押し上げている状況です。意外かも知れませんが、多くの個人投資家はさほど儲かっておらず、損をしている人も多い。安値のままの銘柄も結構あります。株高バブルというイメージと実際のリターンに乖離が生じています」
株価が上がりすぎた反動もあるようだ。なにしろ、2020年度の日経平均株価の上昇率は54.2%と史上3番目の高さとなった。2月16日には3万714円と3万円の大台も突破している。
素人には難しい相場に
最近は好業績を発表した企業が売られるというケースも目立つ。20、21日には2日間で合計1000円を超える大幅な下落を記録。株高バブルはもう終焉なのか。
「これまで株価は期待先行で上がってきたのが実態です。銀行株など、出遅れ株を物色する動きもあった。しかし、やはり日本経済は、先行き不安です。ワクチン接種が遅れているため、アメリカのように新型コロナの感染が収束するメドも立たない。このコロナ禍が収束しない限り、個人消費は本格的に回復しない。とくに、本来、消費が活発な高齢者は、活動を再開しないでしょう。個人消費が冷え込んだままでは、当然、日本経済も本格的に回復しません」(斎藤満氏)
この先、株価に影響を与えそうなのが“米中対立”だ。米中対立が激化したら、日本企業は大打撃を受ける。なにかニュースが流れるたびに株価が急落する恐れがある。
素人には難しい相場になってきた。
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