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ビットコイン3割安の衝撃!価格急落で暗号資産は大丈夫か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/288502
2021/04/28 日刊ゲンダイ
ビットコイン3割安、値動きは激しい(C)日刊ゲンダイ
移ろいやすいのは世の常のこと。とはいうものの、ちょっと極端過ぎないか。代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコインである。
価格が急落している。4月14日には6万6850ドルの高値を付けたが、23日には4万8000ドル台まで売られた。時価総額は17日には123兆円だったが、あっという間に3割近くもの資産が吹っ飛んだ勘定になる。
4月14日は暗号資産交換最大手のコインベース・グローバルがナスダック市場に上場した日だ。同業のイーサリアム、バイナンスコイン、日本ではマネックス・グループの株価が人気を集めた。この時点ではバロンズ誌が特集を組むなど、「前途洋々」とみられていたのだが……。
ちなみに、コインベース・グローバルの公開価格は250ドル(この水準の時価総額は約7兆円)だった。初値は381ドル、その日に429ドルの高値をつけた。現在は320ドルがらみだ。25%の下落率を記録している。
もともと、ビットコインの値動きは荒っぽい。多くがビットコインのトラブルの際に、急落を引き起こしている。たとえば、「マウントゴックス消失」「コインチェック流出」「ビットコインキャッシュ分裂」などの事件が有名である。
ただ、今回は背景がやや異なる。まず、米財務省が「暗号資産を利用した資金洗浄→マネーロンダリング対策を強化する」との情報だ。確認されていないが、マーケットが動揺したのは確かだろう。
次に、中国・新疆ウイグル自治区のマイニング業者の活動休止(停電によるもの、といわれているが、米中対立の影響を想起したのは筆者だけか)だ。もちろん、ビットコインの価格高騰の背景には世界的な過剰流動性の存在がある。
いずれにせよ仮想通貨が認知され始めたところでの価格急落だ。売買益課税の話も出ている。今後の動向が注目される。
杉村富生 経済評論家
1949年熊本県生まれ。明治大学法学部卒業。軽妙な語り口と、分かりやすい経済・株価分析などに定評がある。ラジオNIKKEI「ザ・マネー」にレギュラー出演。著書は「これから10年 株で『1億』つくる!」(すばる舎)、「株長者が絶対にハズさない『売り』『買い』サインはこれだ!」(ビジネス社)など多数。
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