心底尊敬や敬愛している人が亡くなり「引き寄せ」られるように後を追って しまう現象は現実にあるわけですがこの「破滅文学」作家とマスコミが称する作家の亡くなり方は正直「怪」 「鬱症状」に関しては「ワクチン接種」の有無とは関係なくこの二年以上 それまでの日常生活が営めなくなっている状況下ほぼすべての人々が常に その危険と背中合わせで何とか生き凌いでいるのではなかろうかと 「抗鬱剤」の服用により突発的に自死の衝動に駆られるという副作用は 世界中で数多く報告されていますのでその可能性もあるのではないかと 「頓珍漢」から「歌劇トゥーランドット」の「ピン・パン・ポン」を連想 (ピンは宰相,ポンは料理頭,パンは大膳職,架空の中国王朝の大臣たち) ということで「引き寄せの法則」で下記の記事 アメリカでなぜ『人間失格』ブーム? きっかけは伊藤潤二のコミカライズと「文豪ストレイドッグス」
2022年2月6日 10時58分 デイリー新潮 「TikTokで話題の本」の棚に『人間失格』が 目下、アメリカでもっとも売れている日本文学をご存じか? これが太宰治の『人間失格』なのだ。米国在住のノンフィクション作家・柳田由紀子氏が言う。 【写真2枚】アメリカで売られている『人間失格』 「アマゾンが運営するロサンゼルスの実店舗に行って驚きました。動画投稿アプリのTikTokで話題になっている本を並べた棚に『人間失格』の英語訳『No Longer Human』があったんです」 日本でもTikTokで紹介された書籍が爆発的に売れたりするので、いずこも同じらしい。アマゾンUSAの日本文学カテゴリーで現在首位、全書籍中でも200位台につき、約6千件に及ぶレビューの平均評価点数は5点満点中4.8だというからすごい。版元のニュー・ディレクションズ社に聞くと、 「正直なところ、突然のブームに驚いています。『人間失格』のような良書の存在が認知されることは大変喜ばしい」(広報) 同社は世界の純文学や詩を刊行する老舗で、『No Longer Human』はかのドナルド・キーン氏が翻訳を担当。1958年に世に出て以来、総発行部数は50万部を超える。主な読者層はティーンエイジャーとヤングアダルトなのだという。 「TikTokで話題の本」の棚に『人間失格』が 「今回のブームのはじまりは2020年ごろです。きっかけは日本のホラー漫画家・伊藤潤二が『人間失格』をコミカライズし、英語版が2019年末に出たこと。また2016年に英語版が発売された日本のコミック『文豪ストレイドッグス』に太宰治が主要キャラの一人として出ていることも大きな要因です」(同) 「文豪ストレイドッグス」は、文豪と同名の異能者たちが戦いを繰り広げるアクション漫画。アニメ化され、英語圏でも配信されている。 「憂鬱な時代に、憂鬱な若者にアピールする、憂鬱な本」 日米のポップカルチャーに詳しい、ライターのマット・アルト氏によると、 「この漫画の太宰治はデフォルメされていて、自殺愛好家になっています。アニメで太宰に興味を持つ若者が増え、TikTokでは、話題を共有するためのハッシュタグ#dazaiosamuの付いた動画が20億回以上も再生されています」 それにしたって『人間失格』の世界がアメリカ人にウケようとは。 「社会の中に居場所を見つけられない若者がアメリカでも増え、社会に対して疎外感を抱く太宰のテーマは受け入れられやすくなっています」(同) 先の柳田氏もこう語る。 「『人間失格』がアメリカのような本来“前向きな”社会の若者に刺さるのは、彼らの絶望の深さの表れなのかも。格差の拡大で若年層は未来への不安でいっぱい。国家は分断され、あんまりいいこともない。だからこそ太宰の世界への共感が拡がっているのでは」 版元の広報は、こんなふうに表現した。 「非常に憂鬱な時代に、憂鬱な若者にアピールする、憂鬱な本です」 「週刊新潮」2022年2月3日号 掲載
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