天文学をやっていると、遥か遠くの星の遥か昔の輝きとついさっきの月の輝きとちょっと前の太陽の輝きを同時に見る訳で、それ自体は理屈が通っていて時空の歪みでも何でもないが、そんな距離と時間がまちまちの輝きを同時に見るのは実に不思議な事で、その人は今みたいに、その星の現在はどうなっているのか知りたくなるが遠すぎて叶わない訳だが、感覚的にはタイムトラベルしている感じで、その上、実感はないが、その遠くの星も銀河系と一緒に回転、こっちも回転、その中で更に系として互いに回転、更にこちらで言えば太陽の周りを回転、地球は更に自転もしてる、それも位置関係が等速だから三重回転も理屈では分かっても実感がないという訳だが、そんな中でいるのかいないのか分からない人間のその中の視野狭窄の物理屋が唯物論的に人間は物質的に終わったら何もないとか偉そうに言ってる訳だが、そんな三重にくるくる回っている中の物質が魔法みたいにゼロになる方が有り得ねーだろー、普通に考えてコロみたいに変化するだけに決まってんだろーという話だが、来年もビックリ発言をする学者が続出する筈である。
　

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