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気配の方も、そんな話ではなく、親父の時で言えば、告別式の読経の時に一番冷静だった私の呼吸がどんどん乱れて坊主以外の親族は目が点になっていったのを覚えているが、しまいにはイメージで言うとぬるっとした見えない鯉がぐいぐい私の口の中に入ろうとしている感じで、端の者は番長がいじめられっ子の口にフランスパンをぐいぐい突っ込んでるような感じに見えたと思うが、とうとう呼吸できない位になって、もう死ぬーと思ったらぬるっと胸に入った感じで、同時に二階で会葬御礼を書いていた母が降りてきて、四十男が思わず、お母さーん、お父さんが入ってきたよーと口走り、回りの親族はキョトンとした顔で母と私が涙と鼻水でくしゃくしゃになって抱き合っていたのを見つめていたが、不思議なのはその瞬間から全く悲しくなくなってしまい、後で知人に聞いたら、息子さんは生命保険がたんまり入って笑顔を噛み殺しているのではないかと心ない事を言う者もいたそうだが、それぐらい冷静と言うか普通になってしまったという事で、他にも親父でも飼い猫でもいくらでもあるが、食って寝て遊んでも一理あるが、自律神経がーとか睡眠不足がーという次元の話ではないのである。
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