あの世派や霊魂派の真の論敵は、科学的否定論者ではなく、イスラム神学かもね〜。#スピ派の皆さん、きっちり論駁してみては? #もっとも縄抜けとかはジンの仕業だって認める研究家もいたけど。 いわく、 「ジンは物質的存在である。」 「『境界的姿』は、人間の眼には霊として現れる。しかし、そこには客観的真実はない。つまり人々が時に『これこそジンの姿だ』と主張するジンの形象は、ジンの境界的姿にすぎず、彼らの真の姿は人間の目には見えないのである。」 イスラームから見たジンの正体 / 日本語で読む中東メディア http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/r/News20130610_165933.html 2013年06月02日付 Jam-e Jam紙 コーランの節やイスラームの伝承からジンについて考察してみると、ジンは実在する存在者であることが分かる。その存在はコーランにも指摘されている。 ジンに関する話題は人々が関心を寄せるものの1つであり、大変な好奇心を集めている。ジンとはどういった存在なのか、いったいどこに生息しているのか、果たして人間に危害を加えるのか、などの疑問を自問したことのない人はほとんどいないであろう。以下では、これらの問題の一部について、お答えしようと思う。 ジャーメ・ジャム紙とのインタビューの中で巷にあふれるこれらの多くの疑問に答えてくれるのは、宗教学の専門家であり、教員養成大学の学術委員会の委員を務める、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔※アーヤトッラーよりもワンランク下の宗教指導者への敬称〕のモハンマド・ルーヒー博士である。 ジンは物質的な存在なのでしょうか。つまり、人間は彼らを見ることが出来るのでしょうか? ジンは物質的存在である。彼らはとらえどころのない極めて繊細な存在であり、また光さえ凌ぐほど動きの速い存在である。例えば、ジンがイエメンからパレスチナまで往復したという出来事については、誰もが耳にしたことがあるだろう。その出来事では、ジンたちはスライマーン閣下〔※〕に対し、「我々はあなたが地面から起き上がる間にイエメンからパレスチナまで移動すること出来る」と言った。しかし、人間には彼らの存在をほんの少しですら肉眼で見ることは出来ないし、最先端の装置をもってしても彼らの姿をとらえることは不可能なのである。 ※訳注:スライマーンは旧約聖書のソロモンのことで、コーランではジンを操る超人的な存在として言及されている、預言者の一人。 しかし、これまで彼らを肉眼で見たと主張する者もいますが? そのようなことは起こりえない。というのは、ジンが人間の眼に〔映像として〕入ってくることはないからだ。ただ、彼らの境界的姿が、時に人間の目に映ることがあるのである。 「境界的姿」とはどういうものですか? 「境界的姿」は、人間の眼には霊として現れる。しかし、そこには客観的真実はない。つまり人々が時に「これこそジンの姿だ」と主張するジンの形象は、ジンの境界的姿にすぎず、彼らの真の姿は人間の目には見えないのである。 この世の特別な人や善良な人も、ジンを見ることは出来ないのですか? 彼らですらジンを見ることは出来ない。しかし特別な人なら、ジンの境界的姿を見ることが出来るし、彼らの像を意識の中に記録することが出来る。 ジンはどこに生息しているのでしょうか。 イスラームの伝承や宗教研究によると、ジンは砂漠などの人気のないところや、大変汚いところに生息しているということが明らかになっている。 つまりジンは地球上に生息しているということでしょうか? その通り。彼らは確かに地球上に生息している。 ジンたちも人間のように飲食をするのでしょうか。
コーランの〔第55章〕「慈悲あまねく御方」章によると、神は人間とジンに「神の恵みを否定するのはどちらか」と話しかけている。そしてこの恵みとして、食べること、飲むこと、結婚することなどが言及されている。これはジンも人間のように飲食をし、社会的関係を持ち、装飾品すら使用することを示している。 ジンにも預言者はいるのでしょうか?つまり彼らの種のなかから、これまで神に預言者としてつかわされた者はいるのでしょうか? いや、ジンは理性の面で完璧ではないが、肉体的な面では山を揺らすことさえ出来る。それゆえ、ジンは知的に完璧ではないがために、彼らの中から神に預言者としてつかわされた者はいない。
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