英 G7サミット開催地で感染者急増 多くの人集まったこと関係か 2021年6月23日 12時23分 今月、G7サミット=主要7か国首脳会議が開かれたイギリス南西部のコーンウォールで、会議の前後から新型コロナウイルスの感染者が急増していることが分かり、専門家などからは会議の開催で多くの人々が集まったことも関係したのではないかと懸念する声もあがっています。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210623/k10013099261000.html G7サミットは今月11日から13日までイギリスのコーンウォールで開かれ、各国の首脳や政府関係者のほか警備に当たる警察官や各国メディア、抗議デモに参加した人たちも現地を訪れました。 イギリスの保健当局によりますと、コーンウォールでは、今月3日までの1週間の感染者数は28人でしたが、10日までの1週間では255人、17日まででは826人と急激に増加しています。 公共放送BBCは、今月16日までの1週間の人口10万人当たりの感染者は、イングランド全体の平均は90人だったのに対しコーンウォールは131人だと伝えていて、感染が深刻化していることがうかがえます。 感染が確認されているのは、多くが15歳から29歳の若者だということで、地元の大学のキャンパスで感染が広がったという見方がある一方で、G7サミットの開催地に多くの人々が集まったことも関係したのではないかと懸念する声も専門家などからあがっています。 イスラエルで感染者増加 再拡大懸念 マスク着用義務再び導入も 2021年6月23日 6時00分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210623/k10013098961000.html
新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、感染者が減少していた中東のイスラエルで21日、新規感染者の数がおよそ2か月ぶりに100人を超えました。 イスラエル政府は、インドで確認された変異ウイルスの感染が広がっているとして、感染対策の徹底を呼びかけています。 イスラエルでは16歳以上の人口の8割以上がワクチンを接種し、1日の新規感染者数が平均で10人台にまで減り、今月からは集会の人数制限や屋内でのマスクの着用義務が原則としてなくなりました。 しかし、イスラエル政府によりますと新規感染者数はこの数日間で増加傾向に転じ、21日は125人と、4月23日以来、およそ2か月ぶりに100人を超えました。 現地のテレビ局に出演した保健省の幹部は、新たな感染者の7割はインドで確認された変異ウイルスの「デルタ株」によるものだとしたほか、地元メディアは、外国からの帰国者から感染が広がったとみられるケースがあると伝えています。 ベネット首相は22日「この増加を新たな感染拡大と考えて対処していく」と述べ、海外への不要不急の渡航を控えるよう呼びかけるとともに、空港でのマスクの着用義務を再び導入しました。
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