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私の場合は、下手な考え休むに似たりではないが、陶芸家が我々素人からすれば十分な作品を躊躇なく壊して納得いく作品を作ろうともがくような、状況の変化に合わせて判断を変えていくような動きが必要で、年始に何度も書いた気がするがビックリする事の連続に無感情になるのもいけないし、ビックリして場当たり的な行動もしてはいけないし、これまで積み上げてきた人生観に執着したいところだがそれもほどほどにして、新しい現実にベストとは言わずともよりましを選択し続けるような事をしていかないと乗り切れない感じである。
一つ参考となる事実を挙げると、祖父が浅草で東京大空襲を食らった時に、叔父や母という子供を抱えていた為に、セオリー通りの避難ができず、万事休すと思われたが、とにかく諦め悪く判断を変え続けて大していい避難場所とも思えぬ校庭の砂場に戻り、家族にここで死のうと申し渡した時に機銃掃射がやんで助かったそうだが、逃げる努力をやめなかった事が不幸中の幸いを呼び込んだようである。
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