こんなに沢山の アドバルーンみたいな提灯記事を書かなきゃならないなんてなあ。ポストさんも よほどの事態なんだろうな。 …………………………… ❮質問❯ 覇権国家(ヘゲモニー国家)って何ですか? 世界史の先生がさらっと言うのですが・・・ ❮ベストアンサー❯ 覇権には4つの要素があります。 @ 圧倒的な生産力 A 圧倒的な流通力 B 圧倒的な金融力 C 文化的な憧れ(→人材が集まる) 基本的にこれを満たす国家が覇権国家ですが、いままで覇権(ヘゲモニー)を握った国は3つあるといいます。 17世紀のオランダ、19世紀のイギリス、20世紀のアメリカ、です。 オランダの造船数は当時圧倒的でしたし、英仏に先駆けてアジアや新大陸との交易を行っていました。因みにオランダ台頭以前ポルトガル・スペインが交易の優位を保っていましたが、他がてんで駄目で、傾いていき、オランダにとって代わられます。アムステルダムは国際商業と金融の中心でした。宗教や新しい思想に寛大だったため、亡命者や情報が集まりました。日本の「和蘭風説書」やロシアのピョートル1世のオランダ愛好もCに入るでしょう。
イギリスは産業革命、一時世界の半数の商船を保有、「世界の工場」→「世界の銀行」第一回万国博覧会や英語、スーツなど全てぴたりです。 アメリカは、「世界のパンかご」世界最大の工業国、アメリカの圧倒的な貿易額、金融といえばウォール街、「アメリカンドリーム」ハリウッド映画など、ファーストフードなどアメリカ文化の輸出。こちらもぴたりです。 ちなみに、アメリカの覇権が失われつつありますが、次に来るのは中国・・・とは言い切れないと思います。AとBが貧弱ですし、共産主義がいやで国外逃亡することはあっても中国に学びに行く人は少なく、Cがいまのところ全く満たしていないからです。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1058195690
↑この記事は、約10年ほど前のものですが、今はどうでしょうか…?
私としては、「ヘゲモニー」という概念が無意味になる時代に移行して行くような気がしています。椅子取りゲームのような旧い搾取システムは、お仕舞いにしましょう。それとは気付かれず「こっそり吸血」というのも ダメなのは言うまでもありません。 (一人一人の意識進化にかかっていると言われています。頑張ります!)
|