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宇・米バブル膨張継続は、いずれ金融システム、ドルの基軸性、米覇権を全て潰す。実体経済で中が米を抜いた今、米でバブル崩壊が起きても世界経済は磐石である。
http://www.asyura2.com/21/cult31/msg/512.html
投稿者 ポスト米英時代 日時 2021 年 4 月 02 日 18:11:27: /puxjEq49qRk6 g3yDWINnlcSJcI6ekeM
 

両雄並び立たずという事で、少なくともアジアと言うかユーラシア大陸の覇権は中露イランが握る訳で、米国は南北アメリカ大陸の雄としてやっていけばいい訳で、日韓台からも米軍は撤退していく訳で、宇の言う多極化というやつである。  

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コメント
1. 2021年4月02日 21:14:16 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[9292] 報告
GESARAは、ハーグ国際司法裁判所)2019および2020ですべての国によって承認されました。すべての病院設備は年末までに廃止される。テスラ自由エネルギーに切り替え
•2021/04/02
新 最新政経
https://www.youtube.com/watch?v=emno4dO9gm8
2. 2021年4月02日 22:05:43 : k67mACd3XA : czhMMmpKVkE4R28=[34] 報告
まじで中国勢いあるよな7月23日建軍100周年に合わせていろいろ結果出そうと焦ってる最中なんだよな。
いま中国がいろいろやらかしてる事象って実は野田政権のころの中国の海島法に書かれてる計画通りの行動なんだってさ、今年また海島法を書き換えるらしいがそれに尖閣入れるんじゃないかと日本政府がびびってるらしい。

親中菅はアメさんの理解欲しい為に安部路線逸脱してたのに安部路線強調するため安部さんと会談したり2階不仲説撒いたりしてる。とおもうのだ。。

3. 2021年4月02日 23:29:53 : k67mACd3XA : czhMMmpKVkE4R28=[42] 報告
カルトなので陰毛論的に読み解くとw
コロナで全世界経済下降してるなか中国だけは右肩上がり?は経済覇権盗る為にコロナ撒いたとも考えられる。
WHOの一年遅れの武漢研究所査察も明らかに証拠隠滅後。

もっとあるけど。これ以上書くと殺されるかもだから止めとくw

4. 2021年4月03日 07:09:44 : XhJ8g1sXRw : Yy5KREI0ZkdrOFE=[822] 報告

>3さん
c国は コロちゃんをもう怖がっていません  なぜか →  
アビガンのジェネリックを 国民に配っているからです!

インドではこのジェネリックが普通に薬局で販売されているそう! だからもう567を怖がっていない
日本がアビガンに難癖つけて 承認しないのはなぜ??

5. 2021年4月03日 08:13:44 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[3080] 報告
 トラ革命進行で日本も独立国としての備え、体制が確立されて参ります
 せっかくのゴ提案ながらそうそう単純に大本中華連合が世界をりードする展開になるかどうかはまだまだ心配材料が多く渾身と言うか混信の連日吉野家細切れ牛丼肉投稿もゴ案内の様に賢明な阿修羅カルトの読者各位に於いては唯々訝りを深める結果となっているのではとツイ心配する日々で御座いマス〜§

[スレ主【ポスト米英時代】による初期非表示理由]:意味のないコメント(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)
6. 2021年4月03日 12:03:32 : jWaD7F64KM : Z0dtbUF1TWxwVS4=[21] 報告
共産党による政治的独裁体制のままの中国が覇権国家になることは無いと思う。

DSに独裁支配されていた英米が覇権を得ていたではないかと思うかもしれないが、それは違う。

人類の意識が進化(変化)するに従い、派遣の「体裁」も変化させるというのが、人類歴史の約束事であると思うからだ。

ましてや中共がかつての英米に取って代わるだけの、20世紀の焼き直しのような世界を思い描くほど支配者はアホではないと思う。

ネガティヴ陰謀論者はオーウェルやハリウッドの描くディストピアに洗脳されて、これまでに貯め込んだ古い知識に執着しているに過ぎない。

新しいワインを新しい革袋に入れて世界を観る時が来ているというのに。

現在のトランプ陣営がやっていることは、予定されていたアメリカの内戦・分断を回避することに尽きる。

問題はその後どうなるかだが、インチキコロナとワクチンを避けながら、根気強く見てゆくことだと思う。

7. 2021年4月03日 16:03:58 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[3081] 報告
 ↑ 
 共感する所多し☆    〶サンも新しい麺は新しいドンブリで 笑


[スレ主【ポスト米英時代】による初期非表示理由]:意味のないコメント(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)
8. 2021年4月03日 17:44:37 : wb8bPcWOQI : R0ZCR1pNLlRsbWc=[3] 報告
 これこそが、対人類の「究極の不平等条約」なんだよな…。

>「中共、英米、欧州ほか全世界諸国ふくめてのDS中央銀行ネットワーク一律通貨発行権独裁支配」

>「世界宗教支配頂点&世界権力支配頂点の悪魔教エリート超富裕層・限定結社」


>DS原因の人類危機。※※※世界私物化自在。悪業自在。もともとが金≠ノよる超圧倒権力。同時に世界システムのバックボーン構成もDS側。

 DS支配代理の看板が変えられる従来のスタイルはないと思われる。
中共のDS代理世界支配に、白人が屈従していくとは考えられないので「DS中共 vs DSヒーロー白人勝負」の誘導が本筋と推定される。

>DS権力対立関係育成の(DS本体蚊帳の外)の譲歩なし対立者同士の「DS中共(DSイスラム) vs DS欧米」世界大戦。

 …その後、ひとり蚊帳の外DS本体の、DS悪魔教の残存人類奴隷使役制の、完全地球支配世界NWOが出来上がる、というのは、もう誰の目にも明らかな想定だ。

※悪魔教由来優生学白人優位の世界の終焉
人類最悪危機原因発覚。人類滅亡危機のコロナワクチンホロコースト疑惑。
この大変動期はいかなる結末を迎えるのだろう。
そもそもは彼らは※カルト宗教性傾向の悪魔崇拝強者達。本当に数千年の歴史伝統の筋金入りのサタニスト信仰者達。NWO計画立案画策実行者の超権力者達。
法的正当性根拠皆無の私企業素性。カルト教徒ネットワーク出自。

世界最高支配者の真の姿は裏世界の悪魔帝王であり、狡猾冷酷非道不法の悪魔的策謀により、今日の最高権威を確立したとなれば、すでにその時点より大規模凋落開始…必ず沈む船底浸水拡大一方の巨大船。

DS育成、乗っ取りの共産主義も資本主義も世界巨大宗教も超お荷物日本伝統宗教も、メーソン文化芸術等々も彼らとともに沈む。早期に史上最悪最低正体の悪党関連の関係からは、離れるのが得策。…DS支配外部に、DS沈没心中を避けるための、独立した救命ボート的$V世界共同体モデルの日本国共同体創造が不可欠。

「超悪党世界支配システム離脱の新共同体建設観追究」の時代が来ている。

>「DS圧倒勝者の歴史」の書き換えは確実に進む。

9. 放射脳全壊[2] lfqOy5RdkVOJ8w 2021年4月03日 23:15:02 : FpWV9yWrH2 :TOR bG40MUhURjdHNDI=[1] 報告

アビガンを特効薬として期待されておられるようですが、
新コロには、さほど効果のある薬ではないらしいのです。
♯エボラには効くそうですが。

効いていたのはアビガンではなく、併用されていたナファモスタットだった、
という研究があります。

インドの件は、ちょっと期待感で膨らみすぎた緩い話ではないでしょうか?
♯インド製ジェネリックのほうが効くのかもしれませんが。

日本では厚労省が深刻な副作用(「催奇形性」「受精卵死滅」その他)を恐れて承認したくないのが実情です。

また、薬害オンブズパースン会議がアビガンの高致死率に警鐘を鳴らしたため、
マスコミは薬害追跡モードとなり、アビガン音頭はテレビから消えました。

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「藤田医科大学アビガン「観察研究」中間報告における死亡者を踏まえた意見書
(新型コロナウイルス感染症に関して)」を提出・公表
http://www.yakugai.gr.jp/topics/topic.php?id=993

・藤田医科大学の中間報告に示されたアビガン投与者の致死率が、厚生労働省の「新型コロナウイルス診療の手引き第2.1版」に掲載された全国集計の致死率や中国疾病対策予防センター(China CDC)が公表している致死率と比較すると明らかに高く、危険性が危惧されること、

_

2021/02/13
アビガンが承認下りないのも不思議でない根拠
| 新型コロナ、長期戦の混沌
| 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
https://toyokeizai.net/articles/-/410988?page=4

すでに一部が明らかになった海外での臨床試験結果

いずれにせよアメリカ、クウェートでの臨床試験の結果次第なわけだが、実はクウェートでの二重盲検試験は終了し、1月27日に結果の一部が明らかになった。試験は富士フイルム側が中国、ロシアを除くアビガンの製造販売ライセンスを供与しているインドの製薬大手ドクター・レディーズ・ラボラトリーズが実施したものだ。

試験では中等症から重症で入院中の新型コロナ患者353人を対象として症状改善までの時間を評価したが、全体では症状改善までの期間が、アビガンを投与されたグループとプラセボを投与されたグループでは統計学的有意差が認められなかった、ありていに言えばアビガンの有効性は証明できなかった。

ただ、参加患者をよりリスクの低い患者181人のみに絞って解析すると、アビガンを投与されたグループではプラセボを投与されたグループに比べて退院までの期間が3日短縮し、この差では統計学的に有意な差が認められたという。

やや突っ込んで解釈を示すならば、クウェートでの二重盲検試験では、よりリスクの低い患者、おそらく中等症の患者で、医師のバイアスが入りやすい「退院」という基準で3日間短縮効果が認められたということ。率直に言ってかなり微妙な結果と言える。この点を併せて見ても、現時点で厚労省の薬食審が承認を先送りしていることはとくに不自然なことではなく、この薬の偽らざる実力の結果である。

残るはやはりドクター・レディーズ・ラボラトリーズが、アメリカで軽症から中等症者を対象に症状改善や入院・ICU入りリスクの軽減を評価する目的で行っている二重盲検試験の結果がどうなるかだ。もっとも、新型コロナの軽症者はほぼ無治療でも回復するのが常識で、この試験で劇的な効果は示せないのではないかとの見方もある。

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新型コロナ軽症者に使われるアビガンの効果 医師の実感は(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a87c7fc280c911690be769c82c01ef5efd4d2bb5?page=2

「日本では“国産”という安心感からアビガンがよく使われますが、“ひょっとしたら効くかも”と試験的に使われているのが実情です。残念ながら効いている実感は得られていない。僕は患者になっても使わないですね。」

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10. 2021年4月04日 08:04:17 : XhJ8g1sXRw : Yy5KREI0ZkdrOFE=[835] 報告

>9さん
昨年の2月に アビガンの開発者の白木氏がミヤネヤに出演してこう話しておられまいた!

『  アビガンは RNAウイルシを制御する働きがある。コロナはRNAウイルスなので効く。 しかし、コロナ罹患の初期の頃は 通常の ” 1.5倍の量 ” を処方しなければ効果が薄い  その後は通常の量で良い   』

●初期の頃は ” 1.5倍の量 ” を処方の事をやっていなくて他の薬と比べて効かないと言っています。

●入院してアビガンを希望しても4日目位から 通常の量を処方される・・
 と体験者の声も出ています → それでも劇的に症状が改善したとの声も・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上のことからも アビガンを如何につぶすかの策略がされている・・のが現実
なぜか、アビガンの効きがいいからです  →  このようなインチキを仕掛けてくるのも常套手段

11. 放射脳全壊[7] lfqOy5RdkVOJ8w 2021年4月04日 11:11:35 : g3QUL3OXfg :TOR VXlJVVNVaEdHQms=[7] 報告
>>10.

はい。再試験の方針だそうです。

ファビピラビル - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%93%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%AB#2019%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

2021年2月21日、富士フイルムホールディングスは、アビガンについて、4月にも国内で臨床試験(治験)を再び実施する方針を固めたと報じられた[118][119]。既実施治験が、単盲検試験だったことで、「有効性を明確に判断することは困難」とされたことから、再試験では、二重盲検試験とする。対象は、65歳以上の軽症患者、腎疾患、糖尿病等の基礎疾患を有する50歳以上の軽症患者で、目標症例数は、約270名としている。

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一方、用量を巡る警鐘も目立ちます。「アビガンの副作用とされる催奇性も問題ですが、致死量に近い使い方のほうが、さらに重大です」とのことです。

あるいは、アビガン等がウイルス量を減らす結果、回復する患者が出る一方、免疫細胞が油断して撤収してしまい、すきをつく形でウイルスが攻撃再開し血栓悪化してしまうのではないか、との推理が一部行われているもようです。

医療現場では、アビガンだけでOK万々歳などという医療関係者はいないもようですので、ご注意ください。

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コロナで期待のアビガン 専門家が危険性を指摘
 投与量はインフルエンザの倍 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
https://dot.asahi.com/wa/2020071600027.html?page=1

 NPO法人「医薬ビジランスセンター(薬のチェック)」(大阪市)の理事長で内科医の浜六郎医師によると、人によっては平均血中濃度が極端に上昇することがあり、この用量は非常に危険だという。

「治験のデータをもとに、コロナに使われるアビガンの標準用量で血中濃度を比較してみると、イヌなどを使った実験では、無毒性量(与え続けても動物に有害な影響がみられない最大の投与量)の2〜5倍で、イヌの毒性量と同じになりました。人によっては致死量に達するのです。8週齢の幼若イヌは、無毒性量の2倍で12匹中9匹が死亡しました。死因は肺炎、肺や肝臓の血栓、肺梗塞などです。コロナも肺炎だけではなく、血栓が体のあちこちにできることがわかっています。つまり、アビガンを使った治療で患者が死亡した場合、死因が感染症によるものなのか、アビガンの害なのか区別がつかないのです。アビガンの副作用とされる催奇性も問題ですが、致死量に近い使い方のほうが、さらに重大です」

 7月10日には、全国の47医療機関で実施しているコロナ患者へのアビガン投与の臨床研究について、代表機関の藤田医科大(愛知県)が、患者の体内からウイルスが消えるなどの効果は、統計的に明らかな差が確認できなかった、などと発表した。参加する患者が少なく、統計的な差が出なかったとしている。

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現場知らない「コロナ専門家」への違和感の正体
200人超のコロナ患者治療した感染症医の疑問
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e7%8f%be%e5%a0%b4%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84-%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e5%b0%82%e9%96%80%e5%ae%b6-%e3%81%b8%e3%81%ae%e9%81%95%e5%92%8c%e6%84%9f%e3%81%ae%e6%ad%a3%e4%bd%93-200%e4%ba%ba%e8%b6%85%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e6%82%a3%e8%80%85%e6%b2%bb%e7%99%82%e3%81%97%e3%81%9f%e6%84%9f%e6%9f%93%e7%97%87%e5%8c%bb%e3%81%ae%e7%96%91%e5%95%8f/ar-BB1f0GOQ

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アビガン錠を新型コロナウイルスに対して使用する時の注意点とは?
| 薬剤師のすゝめ
https://yakuzaishinosusume.online/drug/favipiravir/#%E7%94%A8%E6%B3%95%E3%83%BB%E7%94%A8%E9%87%8F%E3%81%AF%EF%BC%9F

実際にアビガン錠を服用している患者さんを診ていますが、
本当に注意すべき副作用は尿酸値の上昇です。

アビガン錠を服用している方ほとんどの方が尿酸値上昇を認めていました。

病棟薬剤業務では主治医にアビガン錠服用中は尿酸値の定期的なモニタリング、および尿酸高値の場合はアロプリノール錠やフェブリク錠などの尿酸生成阻害薬内服を検討するよう情報提供をしています。

12. 2021年4月04日 22:49:24 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[9320] 報告
余裕が増すロシア
2021年4月4日   田中 宇


ロシアと親しく、覇権動向に詳しいノルウェーの大学教授(Glenn Diesen)が「世界の覇権構造はすでに米単独型から露中米などが並び立つ多極型に転換したのに、米国は多極化の現実を認めたがらず、多極型の体制下で通用しない他の極をことさら敵視制裁する策に固執し、露中を敵視し続けている」といった趣旨のことを発言している。米国が多極化の現実を認めたがらない理由は、勝者がすべてを取るやり方(winner-takes-all ideology)に固執しているからだという。米国は、露中をいくら敵視・経済制裁しても、多極型の世界では露中が、貿易決済の非ドル化やユーラシア内陸交通網の構築などの方法で、米国抜きで経済発展や同盟強化できてしまう。米国は、露中を敵視するほど孤立し、相対的に弱体化する。米同盟諸国は、米国との共倒れを防ぐため、対米従属を続けられなくなる。 (Washington’s Hegemonic Ambitions Defy Multipolar Reality, Risking Catastrophic Conflict)

ディーゼン教授によると、世界が米単独覇権型から、多極型や米中2極体制に転換するのなら、欧州(や日豪など同盟諸国)は、極の一つにすぎなくなる米国だけに従属する従来の国家戦略を続けたくない。多極型の体制下で、欧州(や日豪)は米露中などすべての極と付き合いたい。だが、米国は同盟諸国が露中など敵方の諸大国と付き合うことを許さなくなっている。米国は、露中と付き合うなら同盟を出ていけ、同盟国であり続けたいなら露中と付き合うな、と二者択一を迫る傾向を強めている。同盟諸国は、思想的にリベラルな米国が好きでも、米国についていけなくなっている。 (Washington's Hegemonic Ambitions Defy Multipolar Reality, Risking Catastrophic Conflict)

(そもそも最近の米国は、濡れ衣の理由に基づいて他国の自由・民主の欠如を針小棒大に過激に非難する不正かつ不寛容・非リベラルな姿勢を世界的に続けている。米国は国内的にも、リベラルを自称しつつ、全く不正かつ不寛容な非リベラルな状態になっている。リベラル主義は、非リベラルな諸国に悪のレッテルを貼って経済制裁して潰す策と一体になって米英覇権体制の維持に使われてきたが、今やこのやり方全体が、過激で自滅的な運用の末に壊れている。ロシアの政治体制は民主主義だ。米国が支援する野党人士ナワリヌイはロシアで人気がほとんどない) (“The EU in its current form is a tragic mistake of the European history”)

コロナ危機で国際的な人的交流の停止や物流の崩壊が起こり、世界経済が寸断されているが、これは米国が単独で世界を主導してきた経済覇権体制を壊している。寸断された世界の中で、露中(など非米諸国)は、米国と無関係ない新たな経済システムを構築している。米国が露中を敵視制裁するほど、露中は非米的に自分たちを強化して逆に台頭し、米国は孤立と覇権低下を加速して自滅する(世界経済を寸断するコロナの長期化で、露中台頭と米自滅の傾向が加速している)。 (The International Economic System After COVID-19) (ロシアを濡れ衣で敵視して強くする)

冷戦期にニクソン米大統領が中国と関係改善し、中国とソ連を引き離して冷戦に勝った。米国は、今回も同様の露中引き離し策をやれば良いという見方がある。だが、ニクソン時代には中ソが対立していたが、今は逆に中露が結束している。今のロシアと中国は、相互に相手国を必要としている。今回はニクソン時代と逆で、米国はロシアと関係改善してロシアを中国から引き離す必要があるが、ロシアは中国から離れたくない。だから露中の引き離しは無理だ・・・。私が読み取ったディーゼン教授の分析の要旨はそんな感じだ。 (US Hegemony Depends on Keeping Russian Energy, Chinese Technologies Away From Europe, Prof Says)

今の時期にロシア側の分析者から「すでに世界は多極化した」という指摘が出てくる理由は、タイミング的に、米国の政権がトランプからバイデンになって、バイデン新政権がトランプ時代のような露中への敵視をやめて、すでに台頭している露中に協力してもらうかたちで、既存の米国覇権体制を維持する道を選ぶ可能性があったことと関係している。露中は、米国が自分たちの権益を認めて各種の譲歩をするなら、多極型に固執せず、しばらく米国覇権体制のままでの世界運営に付き合っても良いと考えていた。その方が世界の政治対立を緩和できて良かったので、露中はバイデンに期待していた。しかし実際のバイデンは、トランプの露中敵視を踏襲し、露中への制裁をむしろ強化しつつ単独覇権に固執した。これを見て露中は、米国と協調する道をあきらめ、米単独覇権体制を壊しつつ多極型への転換を不可逆的に進めることにした。 (Escobar: Putin, Crusaders, & Barbarians) (Biden's Post-Trump NATO-Reset Points To Fading US Global Power In Multipolar World)

バイデン政権はむしろ、トランプの時よりもさらに「うっかりロシアを有利にしてしまう策」をやりまくっている。たとえばバイデンがリベラル主義を振りかざしてサウジアラビアのMbS皇太子に「反体制人士カショギを殺した罪」をなすりつける報告書がそうだ。MbS皇太子は確かにカショギ殺害の責任者だろうが、殺害にゴーサインを出したのは米当局であり、米国はMbSのさらに上位にいる「カショギ殺害の最高責任者」である。米国からはしごを外されて極悪のレッテルを貼られたMbSは、米国との関係に見切りをつけ、ロシアや中国に急接近している。 (US cooling could help Russia boost ties with Saudi Arabia)

サウジもロシアも世界最大級の産油国だ。これまで、サウジは親米、ロシアは反米の側だったが、今や露サウジの両方が反米(というより米国から不正に敵視された非米)の側になり、露サウジが米国に楯突く形で世界の石油市場をOPCE+として支配していく傾向になっいる。露サウジ同盟には、世界最大の石油消費国になりつつある中国も入っている。核武装の濡れ衣をかけられて米国に敵視されているイランと、その傘下のイラクも大産油国だ。中南米で米国に敵視されているベネズエラも。これらの産油諸国はすべて非米反米の側であり、露サウジと連携し、世界の石油ガスの支配権を米欧から奪って自分たちのものにし始めている。石油ガスの覇権は、米国から離れ、中露サウジなど非米側に移っていく。 (Including Iran in Moscow-Led Economic Group Will Upend Former Soviet Space)

米欧はインチキな地球温暖化対策に自滅的に固執し、石油ガスから離れているが、自然エネルギーが米欧の主要なエネルギー源になることはなく、温暖化対策の政策はいずれ大失敗する。しかも、そのころになって人為が温暖化の主因でないことが現実としてわかっていく。米欧の人々は騙されていたことに気づき、石油ガスのエネルギー体制に戻ろうとするが、その時にはすでに石油ガスの世界的な利権の多くが中露など非米側に握られている。ロシアのプーチンは、この流れをすでにつかんでいる。 (How US tensions with Russia and China could impact Israel)

ロシアの影響圏(旧ソ連)のすぐ南側にあるトルコとイランはかつて、英米がロシアを封じ込めて南下を防ぐための防波堤の役割をしていた。トルコはNATOに入れてもらったし、イランはイスラム革命で反米に追いやられたもののロシアと仲が悪いままだった。しかし、911後に米国がテロ戦争でイスラム世界を敵視し、イランに核武装を濡れ衣をかけて潰そうとする中で、ロシアは米国に敵視されたトルコやイランに接近した。米国がシリアを内戦にして政権転覆しようとするのをロシアとイランが防ぎ、シリア内戦の負け組になったエルドアンのトルコは米国を見限ってロシアに接近した。(トルコは最近、NATO加盟国としてウクライナに軍事支援し、ロシアに楯突く感じを醸成しているが、これはロシアと謀った上での目くらまし的な演技だろう) (Turkey, Ukraine Press Forward With Plans for Two-Front Anti-Russian Proxy War)

その結果、今やトルコもイランも反米親露の政権になり、ロシアの影響圏はかつての防波堤を破ってペルシャ湾やインド洋、地中海まで達している。インド洋に出るという革命前からのロシアの夢が達成された。イランはロシアの経済圏EEU(ユーラシア経済同盟)に正式加盟したがっている。インドも最近ロシアから最新鋭の迎撃ミサイルS400を買うことを決め、米国が激怒しても無視している。米国の稚拙なテロ戦争が、ロシアの影響圏を史上最大に広げてしまった。プーチンは米国のおかげでスターリンを超えた。まさに隠れ多極主義である。コロナで欧米経済が自滅するのを尻目に、今のロシアは経済的にも順調だ。 (US Has Delhi in a ‘Dilemma’: Former Indian PM's Advisor on US Threat of Sanctions over S-400 Deal)

これまで米国(米英)は、自分たちの側が民主的で自由で寛容なリベラルなので「正義」で、この規範に従わず米英に楯突いてくる諸国に「悪」のレッテルを貼った上で、経済制裁や野党テコ入れをして政権転覆する覇権維持策を採ってきた。米国はロシアにいろんな濡れ衣を着せて「悪」のレッテルを貼り、経済制裁してきた。だが実のところ、シリアでは、米軍がシリアの油田を占領し、石油を汲み出して勝手に密輸出してトルコに転売する「悪」をやっている。ロシアの空軍機が最近、米国勢が石油を密輸出する時に使うタンク類や車両群を空爆し、違法な密輸出をやめさせようとしている。ロシアの方が「正義」だ。シリア人はロシアに感謝している。しかし、米欧日などのマスコミはほとんど報じない。マスコミは米国の「悪」の一味である。ロシアは、米国が内戦状態に陥れた北アフリカのリビアでも、内戦を終わらせるための仲裁を続けている。リビアでも、米国が悪でロシアが正義だ。非米反米諸国の多くで、その手の状態が起きている。マスコミはほとんど報じず、不正義に加担している。 (Russia Obliterates Oil Storage Facilities in Syria Used for Oil Stolen by US, Israel & Turkey) (ウクライナ東部を事実上併合するロシア)

バイデン政権になってから、米国がウクライナに武器を大量に売り、何とか停戦していたウクライナの内戦を再燃させている。ウクライナは、西部の住民がウクライナ系、東部の住民がロシア系で、両者間で2014年から内戦になっている。この内戦は当初から、米国の諜報界がウクライナ系のナショナリストたちを扇動し、ロシア系住民の自治権を剥奪させて内戦を引き起こしたものだ。ウクライナ東部のロシア系はウクライナからの分離独立を求めており、ロシア政府は東部勢力を支援している。だが、ロシア軍はウクライナ東部に越境侵入しておらず、ロシアから東部への武器の越境搬入も見つかっていない。こっそり行われている可能性はあるが、欧米勢がそれを暴露できていないので、ロシアは「悪」でない。米国は大っぴらにウクライナのナショナリストに武器支援しているので「悪」だ。 (Kremlin says it fears Ukraine could restart conflict in war-torn east) (US Makes Large Military Hardware Delivery To Ukraine's Army After Biden Pledged "Crimea is Ukraine")

ロシアはウクライナ領だったクリミアを併合したが、クリミアはロシアとウクライナが友好な前提でウクライナ領だった。ウクライナが米国にそそのかされてロシアを敵視した段階で、ロシアはクリミアを併合する権利を得ていた。歴史的経緯を見ると、ロシアのクリミア併合は不正でない。 (Russia Ends Poorly Kept Ukraine Ceasefire) (Russia Warns NATO Against Sending Any Troops To Ukraine As "Frightening" Escalation Looms)

ウクライナ内戦が再燃しても、巷間言われているような「第3次世界大戦」にはならない。ロシア軍は国境まできているがウクライナに侵攻しない。東部の民兵団は、士気の低い西部の政府軍より強い。バイデン政権がウクライナ内戦を再燃させているのは、ロシアをへこませるためでなく、ロシアと和解したがっていたドイツなどEUの希望を破壊し、欧州を困らせるためだ。ロシアの天然ガスをドイツに運ぶノルドストリーム2の海底ガスパイプラインが完成間近だ。このパイプラインがないと、ドイツはウクライナとポーランド経由でロシアのガスを運び続けねばならず、ドイツのエネルギー供給が国際政治的に不安定なままだ。ドイツは、ロシアとの良い関係を恒久化しつつ、ノルドストリーム2を稼働したい。バイデン政権は、ウクライナ内戦を再燃させ、欧米とロシアの関係を急に悪化させることで、ドイツの希望を打ち砕いた。 (Russia says any attempt to start a new war in Donbass could destroy Ukraine) (Biden's Ukrainian "Putin Push" May Lead To World War III)

ドイツは、ノルドストリーム2の稼働をあきらめないと決めている。だが、バイデン政権の米国は「一緒にロシアを敵視しないなら同盟国じゃない」という態度だ。メルケルらドイツの上層部には軍産傀儡の人々が多く、対米従属をやめるつもりがない。しかし、対米従属とノルドストリーム2の両方を持つことはできない。しかもディーゼン教授も指摘するとおり、露中排除の単独覇権策に固執する米国の策は大失敗が運命づけられている愚策だ。ドイツなどEUは、米国の露中敵視策に追随すると自分たちも失敗する。思想的にも、米国のロシア敵視は、米国が言うようなリベラル主義の防衛策でなくなっている。 (Why Putin’s Pipeline Is Welcome in Germany) (US Army Raises Europe Threat Level To 'Potential Imminent Crisis' On Ukraine-Russia Fears)

米国はご丁寧にも、米欧の軍事同盟であるNATOを、これまでのロシアだけでなく中国も敵視する組織に変えている。欧州はこれまで、対米従属策の一環としてロシアを敵視せざるを得なかったものの、中国とは大っぴらに仲良くできた。しかし欧州は今後、中国とも仲良くできなくなる。中国との経済関係を絶つと、欧州経済はさらなる打撃を受ける。米国は、自国の覇権が低下するほど、自滅的で無茶な要求を欧州にしてきている。欧州は、しだいに米国との同盟関係を維持できなくなっていく。これもディーゼン教授が言うとおりだ。 (Moscow Declares "No Relations" With EU As Brussels Has Unilaterally "Destroyed" Ties)

今はまだ行き詰まりつつも対米従属を続けている欧州が、いずれ対米従属をやめる動きを顕在化していくとき、世界的な覇権の多極化が大きく進む。顕在化はいずれ必ず起きる。だから、世界はすでに多極型に転換している、という話になる。米国の単独覇権体制は、すでに「詰んだ」状態だ。ロシアの余裕が増えていく。多極化を認めたがらない米国(軍産)の一部であるマスコミはこうした動きを報じたがらず、ほとんどの人々が気づかないまま、隠然と多極化が進む。
http://tanakanews.com/210404russia.htm

13. 2021年4月05日 15:36:09 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[3092] 報告
>>11
長いわ  で何でそんな必死なの? 

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