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7回目の終了です(その卒業論文の100)・「神示の研究・『急激な「円安」の背景を考察し、その損得を計算する』
http://www.asyura2.com/21/bd63/msg/276.html
投稿者 どう思われますか 日時 2022 年 12 月 12 日 10:47:11: Qy4l4lPG05pBg gseCpI52gu2C6oLcgreCqQ
 



★ 人間はアバター(化身)であり、地底人・神霊・ヒトの移写が、地上世界の地上人(人間)です。

★ (遠い未来の)「真実の人間」が、「VRゲーム」を作り、その内側に「人間世界」を作ったのです。

★ (VRの)地上世界の科学・物理法則は、真実の世界の科学と異なって、変動し不正確です。

★ 2013年頃から「位置が変換」し、あと20年くらいで消滅して、「新しいゲーム」がスタートします。

★ 今の個人主義的な「私」は消滅し、新しい世界では「全体の中での私」という概念に変わります。



@ ところで、『神示の研究・『急激な「円安」の背景を考察し、その損得を計算する』に、ご興味をお持ちでしょうか。

 今回は、未来の指南書である「日月神示」をベースにして、「日本経済の有り方」を考えてみたいと思いますが、水面下での日米の損得計算も合わせて考えたいと思います。

 今回の投稿の趣旨は、「我れよし」の資本主義は止めよう、共生主義経済に改めようと言う事です。


◆ 社会生活の中で修行する事がアセンションの第一歩ですよ。

 日月神示に、『世をすて、外分的、肉体的諸欲をすてた生活でなければ、天国に通じ得ぬと考えるのは誤りである・・社会生活の中に行ずることが、天国への歩みであることを知らねばならない』(地震・03・下段)。
    つまり、
 未来(真実の世界)は現在の延長上に有るのです。私たちは、(VRの)「歴史・社会教育」の体験学習で、今の社会・政治・経済などを体験し、何が問題か、どう改善すべきかを学んでいるのだと思います。


A 初めに、日月神示の教えから。

◆奪い取る世界が終わる・・・『今は人の手に握ってゐるものでもタタキ落して取る様に』(キ・05)。
◆金が敵(かたき)の世界が終わる・・・『金は自分のものと・・気の毒出来るぞ』(下・32)。
◆借銭なしにする・・・『今度は何うしても借銭無しにする・・花咲く人・・花散る人』(日の出・10)。


B−1 今年から突如として「急激な円安」が始まった。

 ★今回の急激な円安は「陰謀論的な背景」が有るのかも知れませんが、純粋に「経済学的」な側面から論じてみたいと思います。

 アメリカ様は、「コロナ不況対策」などの財政出動でインフレ懸念が強まり、インフレ抑制のために「金利上昇」に転じた。
 (また、米国債が売られると、価格が低下するので、その分だけ(見かけ上の)金利が上昇する要因になります)。
    これによって、
 諸外国も、金利上昇によって「対ドル通貨安」を防止しようと動いたが、なぜか日本は「金利上昇」に動かなかった。(だから独り円安になった)。

 ここで、なぜ、日本は、金利を上昇させて「円安」を防止しなかったのかを考えます。


B−2 実は、円安路線は、アメリカ様への後方からの援護だった。

 日本は、円安を阻止するために「金利を上昇させる政策」と、円安を放置するために「ゼロ金利を維持する政策」の選択肢が有りました。
    ここで、
 アメリカ様は、構造的な「輸入依存型国家」だから、ドル安になると輸入物価が上昇してインフレ要因になるので「ドル安」を極端に嫌うのです。
    そして、
 日本は、アメリカ様の重要な「仕入先」になるので、アメリカ様から見れば『1円でも安く買いたい』と言うのがホンネなのです。(当然、アメリカ様から「円安」の圧力が掛かります)。


C−1 そこで、円安が得か損かの「損得計算」の問題。

 日本は、円安路線を採ると、石油・天然ガス・輸入食料品などの物価を押し上げて、国民生活の家計を圧迫するので、「消費」の面から考えると(一般的に)「円高」が望ましいのです。
    反対に、
 輸出産業から見ると、ドル建ての商品価格が安ければ余分に売れるし、受け取った「ドル」を円に交換する時に「より多くの円を受け取る」事が出来るので、輸出産業は「円安」を好みます。


C−2 結果として、日本は「円安路線」を採用した。

 日本は、アメリカ様の「外圧」も有りますが、「円安路線」を継続しました。
    たしかに、
 円安で「輸入依存型経済」は大打撃ですが、「輸入依存型産業」は「輸出依存型産業」に比べると、設備投資や技術の蓄積が少なく、被害は「輸出依存型産業」よりも少ないのです。
   (悪い言葉で言うと)、
 輸入依存型産業は「輸入品の転売産業に過ぎない」のです。(輸出型産業は、原材料を加工し製品化するまでに工程が多いし、関連産業も多いし、膨大な雇用を生み出しています)。
    また、
 「コロナ不況」で、「三密業界」・観光業界・鉄道・バス業界などが大打撃を受けて、膨大な失業を発生させていますが、これ以上の失業の増加を防ぐためには、円安放置で輸出産業の収益を助け、その「余剰利益分」を放出させて、消費を拡大させる必要性が有るのです。


D 最後に、(歴史を回顧すると)、日本は「円安で成長」し、「円高で衰退」した。

 戦後の「輸出型経済構造」は膨大な雇用を生み出しましたが、バブル崩壊後の今日、膨大な失業を発生させ、就職難を生み出している原因は「輸入型経済構造」に転じたからです。

 (★余談ですが、「介護ビジネス」は、「失業対策事業」として登場したのがホントの意味です)。


◆ 日本は「選択」を誤った「エコノミック・アニマル」だった。

 敗戦後の日本は、「1ドル360円構造」に助けられて「加工貿易」で奇跡の復興を成し遂げ、その後の「1ドル200円構造」にも高品質・コストカットで乗り切りました。
    ところが、
 日本は一線を踏み越えてしまい、『品質が良いから売れるのだ、売れるだけ売って何が悪い』と豪語し、アメリカの電機業界を淘汰し、鉄鋼の町のピッツバーグを赤錆にし、自動車の町のデトロイトに「アメ車」のスクラップの山を築きました。
    そして、
 ついにアメリカの怒りを買って、1985年にアメリカのプラザホテルに呼び出され、監禁された上で「円高の劇薬」を飲まされて、輸出産業(特に家電)がアメリカ政権によって殺されました。
    その後は、
 「内需拡大」と称して「土地ころがし」などの「マネーゲーム」に便乗して命脈を保ったものの、「日本バブルの崩壊」で輸出産業は「息の根」を止められそうに成りました。
    そのため、
 平成の世は、スタートから「平成不況」で、製造業は物が売れないし、「住専」が潰れるわ、銀行が潰れるわ、証券会社が潰れるわの大騒ぎに成って「就職氷河期」や「窓際族」が流行語になり、大企業には「追い出し部屋」が作られるようになった歴史が有ります。


◆ 日本が「共栄共存」を図っていたら「円高不況」には成らなかったと思います。

 日本が必要とする輸入分だけを輸出して「貿易黒字の均衡」を図っていたら「極端な円高」には成らなかったし、アメリカの製造業を淘汰するほど売らなければ、アメリカ人の怒りを買うことも無かったと思います。
    そうは言うものの、
 『我が社が売らなければ、他社が売って追い越され、シェアを奪われる』。『下請け企業を食べさせなければ成らない』。『のんびりしていると、外国メーカーに「コピー商品」を作られて、顧客を奪われてしまう』などの困難な様々な要因が有っただろうと思います。
    しかしながら、
 結果として、家電産業も機械産業も大打撃を受け、自動車もアメリカに現地工場を作らされたし、結局、膨大な失業者を生み出し、多数の自殺者まで生み出しただけでした。


◆ 結語として、日本は「円安で成長」し「円高で衰退」した。

 日本は、構造的に「加工貿易」で生きるしか方法が無いから、輸出産業にとっては「円安」のほうが良いと言えます。確かに、輸入品は高いが、反面として国内産業を支えるメリットも有ります。
    たとえば、
 農業は、ある程度の自給が残されただろうし、繊維産業の生産分野も生き残る道が有ったかも知れませんが、結局、「円高」が輸出量の減少を招き、国内製造業を衰退させ、結果として雇用の減少に繋がったと思います。


E★ 毎回における、お断り。

 私は、単に「アセンションごっこ」をして遊んでいるだけです。私の毎回の投稿は「妄想」であり「お花畑」に過ぎません。毎回の全ての記事は、「自己責任」で判断して下さい。よろしいですか。


★ どう思われますか。

 

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コメント
1. 2022年12月12日 10:53:22 : ebCg4PbI8g : MzBEOFY1ZTk2R3M=[187] 報告

(余談として「1円」の歴史)

 1871年(明治4年)に「1円」(金1.5グラムに相当)でスタートし、1円≒1ドルに固定され、1890年−1930年ころ(明治20年代中頃−昭和初期頃)「1ドル2円」に推移し、太平洋戦争直前ころ「1ドル4円」に、敗戦後は「1ドル360円」でスタートしました。
   この、
 (明治4年の)「1円」(金1.5グラム)は江戸時代の「1両」のことですが、1601年の「慶長小判」の金の含有量は15.5グラム程度で(金1グラム8,000円換算なら)12万4千円くらいで、1860年の「万延小判」の金は1.9グラム程度で1万5千円程度の価値だったと言われます。

2. 2022年12月12日 10:56:08 : ebCg4PbI8g : MzBEOFY1ZTk2R3M=[188] 報告

(家電城下町の大阪は、日本で最悪の「生き地獄」を味わったという「黒い歴史」)

 これは1990年代後半の物語ですが、1990年代の初めの大阪の景気は、「日本バブル」の余波が残っており、景気は悪くなかったです。(ただし、不動産業界は大変でした)。
    ところが、
 1995年の「神戸大地震」の後は、悲惨な状況に陥りました。(それまでは、なだらかな下降線を描いていましたので、一気に「大不況」が大阪を襲ったと言う事です)。
    ただ、
 その数年前から、「大阪の家電」が大挙して「中国に移転」を開始しましたが、下請けの「板金業界」「金型業界」「塗装業界」などを引き連れての「中国への工場移転」です。
 ですから、家電の空白化によって、印刷業界・梱包業界・板金業界・化学業界などの数多くの産業が「大打撃」を受け、「大阪の産業」が空洞化してしまいました。

◆職安には「求人」が無かったし、それ以前に、「求人票」に辿(たど)り着けなかった。
    たとえば、
 1990年代の後半からは、大阪で失業すると次の就職先が見つからない状況でした。求人が非常に少なく、仮に、求人が有っても「1人の求人に対して数十人が応募する状況」でした。
    ホントの話ですが、
 「職安」に行っても、黒山の人で職安の中に入れないのです。やっとの思いで職安の中に入っても、今度は「求人票」が見られるような状況では無かったのです。(私は、実際に現地調査をしました)。
    そして、
 (やっとの思いで)求人票に辿り着いて「求職」を希望しても、職員との面談に20分も30分も待たされるような状況でしたが、結局、面接に行っても「不採用」の手紙が配達されるだけでした。(私は、実際に聞き取り調査をしました)。

◆淀川の堤防沿いや、大阪城公園には「ホームレスのブルーシート」が林立した。
    たとえば、
 ホームレスは全国に発生しましたが、大阪は特に過酷であり、淀川沿い、大阪城公園などの公園、北や南の繁華街の片隅などに、ブルーシートが林立していたのです。(私は、実際に何か所も見学しました)。

★ホームレスは数年で入れ替わりましたが、多くは衰弱や冬の凍死やらで「旅立ちました」。

●私は、(大阪の「生き地獄」を横目で見てきた)「歴史の生き証人」ですが、『円安で物価が上がった』と嘆く前に、『雇用されて収入を得る事が一番大事な事だ』と思います。
 (★★高い安い以前に、金が無かったら生きられないのです)。


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