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ジェームズ ですよね。ですから、あの共同宣言は台湾の領土問題について何も語ってはいません。それどころか、日米は台湾には関与しないとはっきり宣言した形です。中国に台湾をどうぞとくれてやっています。
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投稿者 中川隆 日時 2021 年 4 月 25 日 12:46:45: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

菅とバイデンが台湾を体よく見捨てたのがわからないアホが多過ぎる:
ジェームズ ですよね。ですから、あの共同宣言は台湾の領土問題について何も語ってはいません。それどころか、日米は台湾には関与しないとはっきり宣言した形です。中国に台湾をどうぞとくれてやっています。


──見捨てたってことですか!?

ジェームズ 台湾海峡に軍艦が入ることは許さない。しかし、台湾国内は知らないよということですから、そうなります。実際、台湾は中共の工作を日々受けており、台湾の「クリミア化」は必至です。


──ところが、朝日は「台湾」という言葉が協同宣言に載ったことでアメリカから踏み絵を踏まされたと。

ジェームズ まったくの逆です。菅総理は台湾を売りました。それをさも深刻に書いて国民をミスリードしていますね。本来であれば、“台湾海峡”なんて表現するくらいならば、協同宣言に入れないほうがマシです。
 しかし、それを入れさせられたという、その部分こそが踏み絵になります。しかも、この書き方は、菅総理は台湾問題で頑張ったという印象を与えます。ここが売国メディアの典型で、皮肉にも知的レベルが高い(=極左理論に精通)ゆえに彼らのジャーナリズムは必ず「プロパガンダ」になります。ジョージ・オーウェルも驚愕するような、朝日の極左的な転倒用語の「ニュースピーク」を駆使する報道姿勢は創業以来全く変わっておらず、先の大戦でも政府の御用メディアになりすまし、「亡国確実の大東亜戦争」を煽りました。今回も「売国宰相」のスガーリンがやすやすと「台湾海峡」という表現を共同宣言に入れたので、すかさず動いて、「中国が台湾問題に日本が関係してきたといって怒っている」と盛んに書きまくっていますよ。しかし、本当に中国が怒るのは、ウイグル問題です。そこは菅総理はアメリカがいくら恫喝してもうなづかなかったと聞いています。あまりの強情ぶりにアメリカが根負けして譲歩したようです。

ジェームズ そうです。そもそも対中政策においてバイデン政権の最優先順位は人権外交なんですよ。つまりウイグル問題ですが、菅総理はウイグル問題に関わることをずっと躊躇してまして、アメリカの恫喝を食らっても躊躇し続けたんですよ。そして最終回答として「日本は人権外交はできません」と言ってしまったんです。この件に関しては、菅官邸関係者より事前に「人権外交なんてやってしまうと、いずれ二枚舌外交になるので、日本外交は人権など抽象論に束縛されない柔軟な外交しかできないと米側に伝えるつもりだ」と聞いていました。


──外交ってそういうものなんですか?

ジェームズ 違いますよ。彼らの言いたいことはわかりますが、人権外交は国際常識の範疇でしょう。民主主義を標榜する日本としても受容して当然です。日本国内では人権派は極左が牛耳っていますが、国際政治における人権派はタカ派でむしろ保守です。ですから、絶対にやらなければいけない重要な分野なのですが、それを真っ向から否定するということは、やはり戦後の日本は「形だけの民主主義」です。
 ただし、会談中、菅総理の脳裏をよぎっていたのは人権外交でもなんでもなく、単純に二階さんだったようです。「ここで、yes と言ったら二階さんに怒られる、とビビっていた」と関係者からは聞いております(笑)。


──やっぱり(笑)。

ジェームズ つまり、菅官邸関係者の説明は、対外用の論理であり、「自分で決めれない総理」のために尻拭いをしているんです。そういう状況だったので菅総理も、一応首脳会談では背水の陣の覚悟で頑張ったのですが、そうなるとアメリカも日本の立場を認める代わりのものが必要になってくるので“台湾海峡”という言葉を入れろということになったんです。ただ、ここで一言言っておくと今回の菅ーバイデン会談は完全に菅総理の勝利でした。


──そうなんですか!? 菅さんが勝ったんですか?

ジェームズ 完全勝利です。と言っても菅総理個人の勝利ですが(笑)。本当のことを言うとバイデン側も菅総理を勝たせたかったんです。要は、米国の対中政策に利用されたんです。米国国民は対中制裁を求めています、特にウイグル問題では。しかし、バイデン政権はもともと中共寄りですから、そこはやりたくないわけです。
 そんなところにウイグル問題をあやふやなままにしておきたい菅総理が訪米してきたのでいいカモになったんです。


──つまり、アメリカは負けるが勝ちだったんですね、今回は。

ジェームズ そうです。これは二階さんの意向も大きいのですが、ウイグルの人権問題を認めてしまうと日本は経済制裁をしなければならなくなります。それは日本の企業にとって最悪な選択なんです。例えば、ユニクロなんかはウイグル綿が使えなくなったら一発でアウトです。ユニクロが安いのはウイグルから綿を輸入しているからです。また、Y氏は山口県出身でしかも朝鮮と⚪︎⚪︎の混血なので、朝鮮系の安倍政権とか菅政権で重宝されています。実際、トランプ政権時代以前の話ですが、駐米日本大使館のレセプションに特別ゲストとしてY氏が来ていたのを私も見ました。盛大な歓迎を受けてましたよ(笑)。その時、米国諜報機関関係者と交流しているのもしっかり確認しています。やはり、Y氏はディープステートのバックを受けていることを確信しました。なので、今までウイグルの人権侵害に加担してもお咎めがなかったのです。しかし、今回のバイデン政権の熾烈な人権外交で、ユニクロ側も裏切られた形です。売国人士の行く果てです。


──熾烈な人権外交? バイデン政権はウイグル問題をどう捉えているんですか? 中国との関係を考えるとやっぱり本気じゃないんじゃないですか?

ジェームズ もちろんです。菅総理の逃げ切りを許したわけですから。たぶん、トランプ政権だったら「“台湾”と明記しなかったら帰国させないぞ」と言っていたと思います。実際、トランプ政権は米国史上初めて「一つの中国」支持路線から逸脱しました。しかし、バイデン政権はしなかったところに対中政策の本質というのが表れていると思います。バイデン政権の対中政策は人権外交も含めてパフォーマンスばかりです。


──バイデン政権のほうにも“台湾”と書きたくない理由があったんですね。

ジェームズ そうです。うまく米中融和の路線を作っているわけです。そもそも、バイデン政権は「一つの中国」政策を支持し、トランプ政権時代の台湾承認の動きを完全に潰しています。ウイグル問題に関しても非難しているようで実は何もしていません。吠えまくっているだけで中身がないんです。


──話を聞いてると、この会談って中国が得しただけのように感じますが。

ジェームズ そうなります。習近平の高笑いしか聞こえてきません。それを朝日は「中国側を刺激した」と書いて、さらなる日本の譲歩を引き出そうとしているのですから、どこまで売国なのかという話です。
https://tocana.jp/2021/04/post_206841_entry.html  

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