http://www.asyura2.com/21/ban9/msg/224.html
Tweet |
(回答先: 外務省や小和田恒・雅子妃、今上天皇は中国のエージェントなんだよ 投稿者 中川隆 日時 2021 年 3 月 18 日 13:19:48)
孔子は儒教体系のなかで、人に序列をつけて組織を支配することを教えた。国家という組織に根拠を求めるとすれば、それは「序列の高い者が、低い者を支配する合理性」という虚構である。
人には生まれながらの貴賤があり、能力の差があり、序列があるという虚構を洗脳し、権力の統治に従わせるというやり方が儒教の本質である。
こうして、生物学的人間として何一つ差のないにもかかわらず、皇族と名付けられるなら、「血筋」という虚構によって「特別にえらい人たち」と根拠もなく決めつけ、人々を欺して序列の価値観をすり込んできた。
皇族なんてタダの人に過ぎないのは、彼らを観察していれば誰にもあっというまに分かる事実なのだが、そんな嘘をありがたがる一群の人々がいて、そんな嘘の価値観を全国民に強要してきたのだ。
「王様は裸だ」=「皇族はタダの人だ」と叫ぼうとすれば、抹殺される社会なのだ。
現在の社会にあって、我々は二種類の人間に区分することができる。
「王様は裸だ」と素直に言える人々と、裸なのに立派な服を着ているように思い込まされている人々だ。
なぜそうなるかといえば、序列という虚構を刷り込まれた人々にとって、「特別の価値ある人」と思い込まされている相手は、例え裸であっても立派な権威を身にまとっているかのように洗脳され、思い込まされ、畏怖させられる幻想に束縛されているからだ。
序列や権威という虚構に洗脳されている人々のことを「右翼」といい、「王様は裸だ」と言える人々のことを「左翼」と便宜上言っている。
つまり、右翼というのは、天皇が素っ裸で歩いていても王様の衣装を身につけているように思い込まされている人々であり、左翼というのは、素っ裸であることが素直に見えてしまって「王様は裸だ」と言ってしまえる人々のことである。
我々は、序列・格差・差別という虚構を「実際にはありもしない虚構にすぎない」と素直に思い、素直に口に出す。
すると、それを激しく怒り、ありもしない序列の虚構にしがみつこうとする人々が出てくる。今の日本は、そんな連中が社会を支配している。
なぜかというと、無条件に権威や序列に従う人間は、権力者にとって、とてもありがたい存在であり、その人を利用して利権を得て、自分の権力を拡大再生産できるからだ。
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。