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(回答先: 北海道教育大は創価学会初代会長・牧口常三郎の母校やんけ 投稿者 中川隆 日時 2022 年 2 月 07 日 05:25:20)
北海道移住を勧めないこれだけの理由 〜 これから移住を考える方へ 〜 2021.08.22
これから北海道に移住しようかと思う方、ちょっと待ってください。
地方からは札幌へ流出する流れがあり、さらに札幌からは道外に流出する流れがあります。
これが北海道の包み隠さぬ事実です。
流出するのは、それだけの理由があるのです。
地元で生まれ育ってこれですから、移住者の末路がどうなるか、想像に難くありません。
北海道は全体で人口が減っていますし、市町村もほとんどがそうです。
人口が減る地域にはそれなりの問題があるなと住んでいて感じるのが現実です。
子どもを産めない環境
北海道の合計特殊出生率は、東京、京都に次いで、全国3位の低さだそうです。(2015.9北海道人口ビジョン素案出典)
都市部並みなのか、それとは違った原因なのか、子どもを産み育てられない環境があると、少なくともデータははっきり語っています。
原因はいろいろあります。
所得が低く家族が持てない、地域の支援機能など特によそ者にはゼロに等しく親戚が近くにいない限り育てられない、職場がブラックで子育て環境ではない、などなど。
さらに、2015年の労働経済白書によると、北海道は長時間労働が原因で、育児をしながら働く女性の割合が低いことも明らかになったとのこと(2015.9.15北海道新聞夕刊)。ブラックさだけが首都圏など大都市部と同様ということだと言えます。
子育て環境の問題は、後述します。
「自然は一流、サービス五流」の真実 〜 北海道の課題を象徴する言葉 〜
北海道は「自然は一流、施設は二流、料理は三流、サービスは四流、関係者の意識は五流」と昔から言われています。道庁の資料にも記載があります。(2003.3ホスピタリティの向上に関する検討結果報告書)
自然一流、サービス四流どころかサービスも関係者の意識も五流、これが真実です。
この状況は変わったとは私はまったく思いませんし、北海道にポテンシャルがあると思われるものでも、大丈夫か疑問に感じる部分が多々あります。
自然一流
北海道の自然など珍しくもない
北海道の魅力は自然です。
ただ、世界をみるとこの程度の自然は別に珍しくもないのが現実です。
今でこそ自然環境の異なるアジア方面の観光客は物珍しさできますが、欧米やアフリカ方面でこの価値が受け入れられるかと言えば、難しいでしょう。北海道的な風景は欧米やアフリカには見られますからこの距離を来る価値はないです。東京や京都のように首都ブランドや歴史で売れるものはなく、観光面での力量の差は歴然としています。
自然を売り物にするだけのビジネスモデルでは、たちゆかなくなるのは時間の問題です。
自然が生活にもたらす猛威
この自然、異常気象時に確実に猛威を振るいます。
道路を寸断し、地元民・観光客問わず行き場に困った人々を避難所送りにし、多大な肉体的・精神的負荷をもたらし、時には生命をも奪い、すべての産業から家庭生活までを破壊します。
それが生活者としてどれだけ支障をもたらすことか、興味本位の時期がすぎればわかります。
避暑地の価値も低下
北海道と言えばかつては避暑地としての価値があったようですが、今の北海道の夏は暑いです。
にもかかわらずクーラーがないようなところも少なからずあり、夏は地獄と化します。そんな場所と比べると本州でクーラーにあたっていた方がマシです。(ちなみに北海道の学校にはクーラーなど皆無に等しいです)
避暑を目的にするなら、北欧などヨーロッパでも行ったほうがよほどいいです。(現実に良かったです)
施設二流
何がいいっすか?全然そうは思いませんが。
北海道の寒冷地対策の建築技術はすすんでいるので、そうした技術を適切に使えばいい施設はできます。それは観光客向けだけでなく、住民向けでもそうです。
ただし、現実にはそんな施設にはなかなかお目にかかれません。
富裕層向けのVIPな施設に行くことはそうそうないのでわかりませんが、庶民の目に触れる範囲では残念な施設ばかりが目立ちます。
カネ、技術、手入れ、いずれを怠ってもダメなので、公的施設系はまず最悪です。移住者にはこちらの方が身近な課題でしょうか。
一番象徴的にわかるのは冬です。すきま風、結露、カビ。水道は凍る。お湯はすぐ出ない。夏ならアリ、ハエ、カメムシなど虫の侵入。ネズミとかもふんだんにいます。
自然が厳しい観光地の施設なんかで上っ面だけきれいな内装をしていても1枚はがせばボロボロです。内装のすみにすき間ぱっくり割れてたり玄関のブロックが凍上で割れたりしていたりすると心底がっかりしますね。北海道の自然に対応しない本州規格を持ち込んでいいわけでもない。
料理三流
素材がいいだけ
食物の質はいいと思います。それは一般市民向けについても言えます。 ただその内実はあくまで「素材の質がいい」ということ。大都市部やその影響下の一部の個別事例を除き調理技術に特筆するほど秀でたものはありません。素材の質に依存しているものが多いのが現実です。
最近は食で町おこしなどと食べ物を開発するような動きもありますが、気をてらった一発芸の域を出ていないというか、値段がバカ高いこともあり、これを継続して買ってもらえると正気で思っているのか疑わしいような事例が多々見受けられます。
食で売っていくのは北海道は厳しいのが現実かもしれません。
サービスも関係者の意識も五流
サービス業のひどさ、これは呆れるしかないです。
店員が対応しない、客がいても私語しまくり、サービス業どうこう以前の領域の話がごろごろあります。
地方、札幌から離れた非利便地に行くほどひどくなります。学力にも比例します。
大手のチェーン店などマニュアルが同じはずでもこの法則に沿って地方に行くほどひどくなります。違いは地元採用の質の違い、この1点に尽きます。
こんなところに住んでいたら大人も子どももこの国の常識から外れていくんじゃないか、マイナス要素しか感じません。
北海道のサービス業の質の低さは昔からです。
観光業も一見さんの団体客を大量にさばくために山の中でもどこでも見境なくカニを出し画一的なサービスで大量需要期をさばいた結果、国内客からそっぽを向かれ、今はアジアの一見さん相手にたいして進歩のないような対応でさばいているだけです。
観光といえば、町おこしを目的としたイベントも各地が行われますが、それについて一言。
官製イベントを中心に多くは町おこしどころか一発屋稼業の域を出ずその必要性すら疑わしいですが、一部の魅力あるイベントも、他所から来てもらうのに広報力が弱く自分で日程等を調べないと行けなかったり、その日程も突然変えて気づいたら終わっていて行けなかったり、本当に継続的に客を呼んで町おこしをする気があるのか疑われるような事例も目につきます。
基本的に、ソフト面の力が弱いのが北海道の姿です。
その結果がどうなるかを考えると、北海道の産業の未来は暗いと思います。
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