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【ワシントン14日共同】ライス米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は14日、記者団に対して、対イラク武力行使を容認する国連安全保障理事会の修正決議案をめぐる交渉について「結論を出す時が来た」と述べ、16日の米英、スペインの3カ国首脳会議で決議案問題を決着させる考えを表明した。
3カ国がイラクに武装解除を求める最終期限として当初案に明記していた「17日」の延長が3カ国首脳会談の大きな焦点となる。ブッシュ政権は短期間の期間延長しか認めない方針で、修正決議案の採択に向け3カ国首脳がトップ会談で最終的な妥協点を模索する。
ライス補佐官は、3カ国首脳会談が「国連安保理協議を結実させるための方策を考える機会となり、すべての可能性を検討する」と語り、昨年秋以来続けてきた国連安保理協議に終止符を打つ考えを強調した。