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川口外相は14日、パウエル米国務長官とイラク問題を電話で協議した。国連安保理で焦点となっている武力行使容認決議案について、パウエル氏は「今後の数日間が問題解決にとって重要だ」と指摘。査察継続を訴える仏ロなどとの妥協点の模索に近く見切りをつけ、決議案を採決にかけるか、採決にかけずに武力行使を判断する可能性を示唆した。
電話は川口氏からかけた。川口氏は、米英などが提出した武力行使容認決議案が「採択されることが非常に望ましい」と述べ、米国が採択に向け力を尽くすよう求めた。パウエル氏は日本が各理事国に決議案採択を働きかけていることに感謝し、「今後も日本との間では緊密に連携を図っていきたい」と語った。 (03/14 23:29)