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(回答先: イラク先制攻撃の可能性 投稿者 ×× 日時 2003 年 3 月 15 日 01:37:41)
http://tanakanews.com/c1111war.htm
肥大化する米軍の秘密部隊
2002年11月11日 田中 宇
前回の私の記事「麻薬戦争からテロ戦争へ」も、ロサンゼルスタイムスのスクープ記事を参考にして書いた ものだ。同紙はその1週間後の10月27日には、アメリカ国防総省がベトナム戦争以来の大規模な秘密部 隊を養成していることを「The Secret War」という記事で暴露した。
この記事で紹介されている、いくつかの秘密部隊の中で、私が特に注目したのは、計画中の新組織「先制 攻撃グループ」(Proactive,Preemptive Operations Group、略称P2OG)という組織である。
この組織は、テロ組織やテロ支援国家を挑発して、米軍が攻撃を加える口実となる最初の小さな一発を、 敵の側から繰り出させるための「挑発部隊」だ。テロ組織に、実際にテロを行わせ、それが実行されるかされ ないかという瞬間に、米軍がテロ組織を速攻で壊滅させる、といった作戦を行う部隊である。
日米開戦時の真珠湾攻撃に象徴されるように、アメリカは伝統的に、戦争をしたいときは先に相手に手を 出させ、アメリカは正当防衛のために立ち上がった、という「正義の戦争」の理屈をとりたがる。ブッシュ大統 領が今年6月に「これからは先制攻撃をする」と宣言したが、これは従来の「正義の戦争」という制限から自 らを解放しようとして発したものだ。
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