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【ワシントン支局】14日付米紙ワシントン・ポストは、米政府高官らの話として、ブッシュ政権が、対イラク武力行使を容認する新国連安保理決議修正案の採択を絶望視していると伝えた。
同紙によると、米国は英国の求めに応じ、17日まで外交交渉を継続した後、修正案の採択を求めるか否かを判断することで合意しているが、ブッシュ政権は既に13日、採択断念に向けた準備工作を開始。修正案の共同提案国である英国とスペインの要求に応じ、米国が採択断念を表明するという形も検討されているという。
米国は最近まで決議採択に必要な9票の獲得に自信を示していたが、英国が12日に提案した「対イラク6条件」が態度未定の中間派6か国に拒絶されてから、米当局者が悲観的になったという。
(2003/3/14/22:55 読売新聞 無断転載禁止)