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【ワシントン=吉田透】米有力シンクタンクの国際戦略研究所(CSIS)は13日、米英両国が対イラク戦争に踏み切った場合の戦局の展開と世界経済への影響などについて予測を公表した。
最も可能性が大きいとみているのは、米英軍が4―6週間以内に圧倒的な勝利を収める短期終結シナリオ。可能性は40―60%と見積もった。経済の先行き不透明感が薄れて株価は上昇し、消費者心理も改善。今年の世界経済の成長率は、戦争が起きない場合より0.5ポイント程度押し上げられると予測した。
イラク軍の抵抗で戦争が6―12週程度続く中間シナリオでは、一部で激しい市街戦も起きると想定した。原油価格は上昇し、消費者や企業の心理悪化で世界景気の腰折れ懸念が強まる。成長率は戦争が起きない場合より1.75ポイント程度押し下げられる。このシナリオの可能性は30―40%と予測している。
米英軍に多数の死傷者が出たり、イラク軍がイスラエルを化学・生物兵器で攻撃したりして、戦争が3―6カ月続くのが最悪シナリオ。 (12:00)