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2003.03.13
Web posted at: 21:04 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 国連安全保障理事会で行われている対イラク武力行使を容認する米英など提出の修正決議案に関する大詰めの交渉で、米政府高官は12日、決議案の採決を求めない事態も有り得るとの考えを示した。
採択に最低限必要な理事国9カ国の支持獲得工作の状況などをにらんだ発言と受け止められている。また、国内世論への配慮から決議案の可決を強く望む英国との調整が難航していることも背景にあるとみられる。採決抜きで軍事行動に一気に踏み切る可能性も浮上してきた。
高官は「ブッシュ大統領は依然、今週内の採決を望んでいる。だが、情勢は流動的だ。何事も否定出来ない」と述べた。また、ホワイトハウス高官は、安保理での討議の結果がどうであれ、「大統領は速やかな行動を起こす」と指摘。安保理での議論の結果を確認した後の「数時間内」にも、イラクのフセイン大統領への最後通告を含んだ行動計画を公にする方針を明らかにした。
一方、安保理は12日、非公開協議を開き、決議修正案に英が付属声明などの形で付け加えることを提案した「武装解除の6条件」の取り扱いと、採決日程を決める協議を行った。しかし、査察継続を主張するフランス、ドイツが英案に難色を示し、結局散会。13日に非公開協議を続開することなった。
米のネグロポンテ国連大使は会合後、記者団に13日に採決は実施されないとの見通しを示した。