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(回答先: ブッシュ政権が決議案採決が来週にずれ込むことを示唆/ブレア首相が決議案採択が遠のいたと発言/米国単独の最後通告の可能性 [BBCニュース] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 14 日 01:41:33)
【ロンドン岸本卓也】ブレア英首相は13日、野党・保守党のダンカンスミス党首と会談し、英国が米国、スペインとともに国連安全保障理事会に提出している対イラク武力行使容認の修正決議案について「採択の見通しが立たない」と伝えた。英政府は同日、決議案の支持を取り付ける安保理理事国との交渉を来週まで続けることを明らかにした。しかし交渉は難航しそうで、米英が安保理での合意形成を断念すれば、早期武力行使に向けた緊張は一段と高まる。
ダンカンスミス党首によると、ブレア首相は、決議案に反対している常任理事国のフランスの態度が変わらず、決議案を採決にかけても拒否権を行使される可能性が高いことを指摘したという。ブレア首相は同党首との会談後、閣議を開き見解を各閣僚に伝えた。
英国では国連の承認のない武力行使に反対する世論が強く、ブレア首相は決議案採択を目指してきた。12日には武力行使を回避するためにイラクに要求する6項目を提示したが、まだ態度を決めていない中間派の理事国を納得させる効果がなかった。
英政府は決議案の採択を得ようと査察期限の延長などで他の理事国側に譲歩する姿勢を示していたが、米国は大幅な期限延長に反対。11日にはラムズフェルド米国防長官が、英国抜きで米国が武力行使に踏み切る可能性を示唆するなど、米英両国の連携維持にも影響が出始めている。
[毎日新聞3月14日] ( 2003-03-14-01:35 )