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(回答先: 否決なら来週末攻撃も イラク情勢で米高官 [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 12 日 22:58:53)
米NBCテレビは11日、ブッシュ米大統領が13日にも対イラク武力行使を容認する決議案(修正案)を国連安全保障理事会で採決にかけ、その後、イラクに対し7〜10日以内の武装解除を迫る最後通告の演説をする方針だと伝えた。米政府は、拒否権の行使を明言しているフランスなどが決議案に反対していることから、採択は難しいと判断。採決の行方にかかわらず武力行使に向けた最終期限を設定するものだ。
決議案は、イラク側の武装解除の履行期限を3月17日に設定しているが、米政府は、中間派6カ国の支持を得るため数日間の延長に応じる構えを見せている。しかし、この最後通告は決議案が否決された場合を想定したもので、13日に採決された場合でも同月20〜23日ごろを期限に武力行使に踏み切る可能性が出てくる。
一方、ラムズフェルド米国防長官はこの日の記者会見で、英軍の参加なしで対イラク攻撃に踏み切るかについて「武力行使に踏み切った際、英国の役割が究極的にどうなるかは不透明だ」と述べた。そのうえで「今後数日間にブッシュ大統領が取り組むべき課題だと思う」と、米軍単独で攻撃に踏み切る可能性を示唆した。
同長官はその後、「武力行使の際には、英国が軍事面で重要な貢献をすると強く信じている」と述べ、発言を事実上修正した。英軍はすでにイラク周辺に約4万5000人の兵力を展開している。
(03/12 13:20)