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【ニューヨーク11日共同】国連安全保障理事会は十一日、非安保理理事国による公開討論会を開き、イラクに対する武力行使の是非をめぐり各国が演説を始めた。
国連がまとめたリストによると、演説するのは日本やマレーシア、南アフリカ、韓国など四十三カ国・組織。
平和解決を主張する国が大勢を占める一方、日本は安保理決議採択の必要性を指摘し、米国を支持する姿勢を明確に打ち出すとみられる。
演説国が多いため討論は十二日も続く見通しで、三十番目に予定されている日本の演説は十二日になる可能性もある。
最初に演説したイラクのドウリ国連大使は、米英両国が指摘するイラクの大量破壊兵器開発疑惑は根拠のないことが証明されたと主張。両国の目的はイラクの石油だと非難した。
公開討論は、非同盟諸国会議を代表してマレーシアが要請した。
(了) 03/12