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[ワシントン 11日 ロイター] 米国は、対イラク武力行使を容認する新たな国連決議に柔軟姿勢を取ることを確約する一方、今週中に国連安保理での決議案採択に持ち込む構えは崩さない意向を示した。
米当局者によると、米国は先週、イラクの武装解除期限を17日とすることを提案していたが、その延長を求める提案を考慮する方針。イラクが達成するべき武装解除の具体的目標と日程を設ける案も検討するという。
これと同時に、米政府高官の多くは、イラクのフセイン大統領が国連決議を履行する時間は極めて限られている、との認識をあらためて示した。
ライス米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、12日放送予定のラジオインタビュー録音の中で、「国連安保理は、(フセイン大統領が)数週間内ではなく数日内に武装解除する必要がある、とのメッセージを明確に送るために立ち上がる必要がある」と語った。
同補佐官はまた、各国の意見がまとまらず、外交による問題解決を模索する基盤は既に失われている、と述べた。
フライシャー米大統領報道官も、「外交努力の余地はあと少しあるが余り多くは残っておらず、時間の余裕もない」とコメントしている。