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(回答先: 尻切れトンボの記事に朝日記者の抵抗意識?それとも? − わざわざソースを確認してしまった − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 12 日 14:47:50)
あっしらさん。 こんにちわ。
この記事は全然しり切れとんぼじゃないですよ。 これできれいに完結してます。
最初に、小泉氏が、攻撃反対のフランス大臣の支持率上昇に皮肉を呈します。 それから、(公明党の神崎代表が「イラクがなぜ悪いのか具体的な説明が必要だ」と指摘した際、首相は「そうだよな。フセイン(イラク大統領)よりブッシュ(米大統領)の方が悪いという恐ろしい雰囲気がある)」
世の中が間違っているために、ご自分の支持率低下を招きそうなので困っているという記事ですよね。 神崎氏も、「オマエなんかうまく説明して難局をきり抜けろよ」とおっしゃっているのです。 彼らの頭にあるのは「説明」つまりマヌーバーです。
朝日新聞の記者の“抵抗”など存在しません。
「小泉首相が「フセイン(イラク大統領)よりブッシュ(米大統領)の方が悪いという恐ろしい雰囲気がある」で論議を終わらせている」ということはありません。
次の議論は、「この雰囲気をどうやってひっくり返すか」というマヌーバーに費やされているはずです。 しかし、ここには朝日記者は同席できないでしょう。
栗本慎一郎氏が議員をやっていたときに、何冊も政界フィールドワークの記録を残されています。 彼は文化人類学の専門家ですから、その記述は信頼性が高いと判断できます。
それによると、だいたい政策は決まっていて、国民にどう説明するかという「マヌーバー」を話し合っている時間の方が長いということです。
特に小泉氏はこの傾向が顕著です。
以上、失礼なことを申し上げたかもしれません。 しかし、クレバーなあっしらさんにしては奇妙な投稿に思えたのでレスしました。