現在地 HOME > 掲示板 > 戦争25 > 681.html ★阿修羅♪ |
|
小泉首相は11日夕、首相官邸で公明党の神崎代表、保守新党の熊谷代表と会談した。首相はイラク問題について「最新の情報では、なお安保理で意見が一致する可能性がある。米仏の対立を乗り越えられる可能性があり、最後まで努力する」と述べ、米英両国が提案した修正決議案を軸に新決議が採択されることに期待を示した。会談は首相側の呼びかけで開かれ、福田官房長官、与党3党の幹事長も同席した。
神崎氏は首相に「党内にもいろいろな意見があり、武力行使自体に反対の意見も強い。平和的解決にギリギリまで努力してほしい」と要請。そのうえで「国連安保理が破綻(はたん)しないよう努力してほしい」と述べ、国連の枠内での解決が重要との認識を示した。熊谷氏が「国連を守ることが重要だ」と語ると、首相は「国際協力と日米同盟の両立をめざし、国際社会に働きかける。最後まで努力したい」と応じた。
首相は、党首会談に先立って自民党の首相・総裁経験者と会談し、米英などによる修正決議案を支持する日本の立場を説明した。
中曽根元首相は「(各国の)トップは相当の責任を感じながら打開策を練るだろう。5分前に解決するという可能性はかなりあるので、注視する必要がある」とアドバイス。河野洋平元総裁(元外相)は「武力によって紛争を解決しようとする行為に対して、どういう評価をするか極めて慎重に考えるべきではないか」と述べ、決議案が成立しないまま米英が武力行使に出た場合などには日本の対応に慎重を期すよう求めた。
(03/11 20:35)