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アンカラ(トルコ) 3月11日(ブルームバーグ):フランス通信(AFP)が11日伝えたところによると、トルコ与党・正義進歩党(AKP)のエルドアン党首が議会の補欠選挙で議席を獲得したのを受け、ギュル首相は週内に退任する方針を明らかにした。
AFPによれば、ギュル首相は10日、記者団に対し、「もしすべてがスケジュール通りに運べば、(エルドアン党首は)11日午後に首相就任宣誓ができるだろう。それが無理なら12日になろう」と語った。
エルドアン党首は、トルコの法律上問題のある詩を朗読したことで、昨年 11月の総選挙への出馬を禁止されたが、AKPは議会で3分の2近い議席を獲得し、この禁止を解除した。エルドアン党首の首相就任により、トルコ議会が1日に否決した米軍駐留承認案を再検討する動きに弾みがつく可能性がある。
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