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【ロンドン10日共同】ブレア英首相の報道官は10日、米、英、スペインが国連安全保障理事会に提出した対イラク武力行使容認の新決議案を修正してイラクの武装解除義務を具体的に明示し、履行の最終期限を17日から短期間延長する方針を示唆した。
安保理では現在、新決議案が採択に必要な9票を得るのは厳しい見通し。修正により「中間派」の安保理理事国を取り込み、決議案採択を目指す狙いがある。
また、英国ではブレア首相の足元の与党、労働党を含め新決議なしでの武力行使に対する反対が根強く、国内世論を意識した思惑もありそうだ。
報道官は、決議案の採決は「今週前半よりも後半になるのではないか」と語った。