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政府は10日昼、北朝鮮が同国北東部沿岸の新城里(シンソンニ)付近から東北東の日本海沖合の航行制限海域に地対艦ミサイルを発射したことを明らかにした。防衛庁などによると、ミサイルは午前11時51分ごろ1発発射された。地対艦ミサイルの詳しい種類は確認中。
韓国国防省によると、10日に発射された北朝鮮の地対艦ミサイルは、発射地点から約110キロ離れた日本海上に落下したと見られる。
北朝鮮は8日から11日まで、この航行制限海域を設定しており、防衛庁などが警戒・監視を強めていた。北朝鮮軍の冬季訓練の一環で、現在実施中の米韓合同軍事演習などをけん制する狙いがあると見られる。
防衛庁は10日昼、「今回発射されたミサイルは日本に向けて発射されたものではなく、弾道ミサイルではない」としながらも、「近隣諸国との関係から好ましいものではない」とするコメントを発表した。
これに関連し、小泉首相は10日午後の参院決算委員会で、「(ミサイル発射の)情報は入っている。注意深く監視しながら、今後国の安全についても万全を期していきたい」と述べた。
北朝鮮は先月24日にも、新城里付近で地対艦ミサイル「シルクワーム」の発射訓練を実施している。
(2003/3/10/14:29 読売新聞 無断転載禁止)